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箕面市立箕面小学校 > 学校だより > 「学校だより」から

更新日:2017年12月1日

「学校だより」から

平成29年度(2019年度)

うばい合えば足りず、わけ合えばあまる

黄金色に輝いていた学校の木々の葉が、寒風に揺れる季節になりました。先月11月11日(土)のグリーンホールでの音楽会にはたくさんの皆さまにお越しいただき、誠にありがとうございました。各学年とも、日ごろの練習の成果を存分に発揮する事ができ、素晴らしい歌声、演奏を贈り届けてくれました。また聴く態度もとても立派でした。まさに演奏する側、聴く側の心が一つになった音楽会となり、あたたかい気持ちで一杯になりました。ご鑑賞いただいた方々の大きな拍手を受け、達成感をさらに高めたと思います。子どもたちの素晴らしさをあらためて実感した一日でした。

うばい合えば足りぬ  わけ合えばあまる
うばい合えばあらそい わけ合えばやすらぎ
うばい合えばにくしみ わけ合えばよろこび
うばい合えば不満   わけ合えば感謝 (以下略)  相田みつを「わけ合えば」

八ヶ岳山麓の甲斐小泉駅近くに、三分一湧水があります。この湧水は、豊富な水量を誇る湧水を農業用水として利用するための堰です。戦国時代の頃、水争いをしていた三つの村に等配分するために武田信玄が築いたという伝説が残っており、その堰の真ん中には三角石柱が設置されていて、当時の知恵が現在も残っています。
「自分さえよければいい」「人のことは知らない」自己中心的な姿勢、無関心が深刻な社会問題となっている今こそ、他の人のこと、社会全体のことを思いやり、みんなで気持ちよく生活できる学級や学校を築いていくため、寛容、広い心で誰とでも助け合うことが大切なのかもしれません。「支え合い、ともに伸びゆく箕面小っ子」の実現にむけて、これからも「チーム箕面小」で力を合わせてまいります。

これから学習の総まとめの時期を迎えます。4日から始まります個人懇談ではお忙しい中お時間をいただきますが、2学期の子ども一人ひとりのがんばりや成長の足跡を振り返ります。ご家庭での様子もお教えいただければ幸いです。そして、ご家庭と学校で、3学期にむけた課題を話し合い、有意義なものにしたいと思います。

一番長く、行事盛りだくさんの2学期が、いよいよ今月で終わります。保護者の皆さま、地域の皆さまには、出会い、経験の場を数多くご提供いただき、誠にありがとうございました。ご家庭や地域と連携して、一人ひとりの子どもたちの成長した素敵な姿を見つけ、見守っていきたいと考えています。「子どもたちのために」を合言葉に、保護者・地域のみなさんと心をひとつに、安全で安心できる学校づくりのために、私たち教職員一同、尽力して参ります。
あわただしい日々がしばらく続きます。教職員も「師走」とばかりに走り回っていますが、楽しい冬休みももうすぐです。ご家族で過ごされる機会も多いかと思います。どうか有意義な時間を過ごされ、新しい年を迎えられますようお祈り申し上げます。
2017年度の最後の3学期。引き続き、本校教育活動への変わらぬご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
                                      校長 陸奥田 維彦

あなたのランプの灯をもう少し高くかかげてください。

校庭の木々が色づきはじめ、日が暮れるのも早くなり、秋の深まりを感じます。先日の参観日・懇談会では、多数のご参加ありがとうございました。給食や掃除の様子もご覧いただき、子どもたちは、とてもうれしそうな表情を浮かべていたのが印象的でした。授業や学年、学級の取組などでご不明な点がございましたらお知らせください。
さて、一歳七か月の頃に熱病にかかり、視力聴力を失いながらも、あきらめずに希望をもって生き抜いたヘレン・ケラーさんが、二度目に日本に来られたとき、「あなたのランプの灯をもう少し高くかかげてください。見えない人々の行く手を照らすために」という言葉を残されたそうです。皆さんはこの言葉からどのようなことを感じられるでしょうか。
自分だけのために自分の足元を照らすのではなく、周りの人たちも安心して歩くことができるように、自分の持っている力を人のために役立てることこそが、人としてのすばらしい行動であるということを意味しているのだと思いました。ランプの灯を意味する思いやりの心。一つの思いやりから次の思いやりが生まれ、人はつながっていきます。私も「子どもたち、保護者や地域、学校、教職員のために、ランプを高くかかげているか」常に意識したいと思います。
一方、高くランプで照らされた光景はどうでしょう。自分の足元しか見えなかったのが、視野が大きく広がります。「子どもの世界」も同じかもしれません。友だちとトラブルがあったとき、ご自分のお子さんの言い分をきいて、「うちの子どもは悪くない。そんなことはしない。」「一方的に被害者だ。」親として、そう思う時があります。もちろんその通りのことが多いですが、少し高くまで光を照らして客観的に見てほかの人の話を傾聴してみると、お子さんも、時には傷つけることをほかのお子さんにしたり言ったりしていることが見えてきたり、実はトラブルもお互い様のところがあったことがわかったり・・・。このようにランプの灯を高くかかげて周りを見てみると、例えば、自分たちで解決しようとしていたり、解決して本人たちが納得しているので、「見守ろう」という判断の1つにもなるのかもしれません。「子どもたちの自主性は、見守ることで育つ」昨日の人権講演会での三川教授の言葉が印象的でした。
最後に、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋といわれるように、何をするにも絶好の季節となりました。新たな取り組みに、是非自らチャレンジしてほしいと思います。11日(土曜日)は、子どもたちや保護者のかた、地域のかたなど多くのかた々が楽しみにされている音楽会です。子どもたちは心を一つにしてクラスや学年で合唱、合奏に取り組みます。少し緊張しながらも、一生懸命、みんなで力を合わせて取り組む様子をご覧いただき、子どもたちの成長をご実感いただければと思います。
みなさまのご来場を心よりお待ちしています。
                                       校長 陸奥田 維彦

「自分くらい、これくらい、いいだろう・・・」

 先日の運動会は、天候にも恵まれ、多くのみなさまに見守られながら、盛大に開催することができました。ご来賓の皆さま、地域の皆さま、保護者の皆さま、子どもたちへ大きな声援とあたたかい励ましの拍手をいただき、誠にありがとうございました。子どもたちは、これまでの練習の成果を出し切り、たち成感に満ちあふれたすてきな表情をしていました。「集団で一つのことを最後までやりきる」そんな貴重な経験をすることができました。今後一層、「集団・つながり」を意識して、学習や生活にいかしてくれることでしょう。
そのためには、集団のなかで、子どもたちがお互いに思いやりをもって安心して生活できるように、ルールやマナーを守ることが大切になります。学校は一つの社会であり、学校生活を通して実社会で生きていくための資質と行動力を身に付けます。子どもたちは、行動の判断基準となる価値観を、まずそれぞれの家庭生活から身に付け、その後、学校などの集団生活を通して確認や修正、さらなる追加を行っていくのかもしれません。だからこそ、学校と家庭・地域との連携が欠かせないのだと思います。
ルールやマナーを教えるとき、「何のためにあるのか」「どうして大切なのか」を時間をかけて説明しています。しかし、「自分くらい、これくらい、いいだろう」と思ってしまうのか、なかなか定着しないことがあるのも事実です。例えば「サッカー」では、「ボールを直接手で触らない」というルールがあります。これを破るとどうなるか。相手チームのフリーキックというペナルティ(罰則)となります。野球、バスケットなど、どれも参加する人が守らなければならないきまりがあり、守らない場合は,罰せられます。アメリカの学校の中には、ルールに厳しく、「勉強する仲間や環境を乱さない」を基本として、遅刻、授業妨害、暴力、暴言、いじめなど、破ると罰を受けるそうです。ペナルティがないといけないのでしょうか?そうではなく、「ルールを守るか破るか」が最終的には個人の判断基準によるからこそ、ルールを守れなかったとき、その都度組織的に対応し丁寧に指導することが、ルールを守ることにつながると思います。その際、保護者の皆さんにもお伝えします。子どもたちは、おうちと学校とでは、「見せる顔」が違うこともあるかもしれませんが、保護者や地域の皆さまとしっかりとコミュニケーションをとりながら、安心・安全な学校づくりに努めたいと思います。ご理解とご協力、何卒よろしくお願いいたします。
また、学校での集団生活におけるルールやマナーは、実は我々教職員が、日常の行動を見直す指針にしています。時間を守るようにと指導しておきながら、教職員が守れていないようではいけません。また、先日の運動会において、本校のグランドが狭く、ご不便をおかけしていることを承知しながらも、事前の案内でも、当日の放送でも観覧に際するお願いをいたしましたが、ほんの一部ですが、守っていただけない様子が見られました。箕面小だより5月号「うかつあやまり」でも書きましたが、子どもたちは大人を見ています。我々大人は常に子どものモデルになっているということを感じ、考え、私自身が「自分くらい、これくらい、いいだろう」などと油断しないように気をつけようと、改めて思う毎日です。
二学期は、校内音楽会や、箕面小の代表として、陸上記録会、連合音楽会、また各学年の校外学習、社会見学など、対外的な行事での参加や学習を深める機会が、どの学年もあります。多忙な日々をお過ごしかと思いますが、それぞれの行事の後など、ご家庭で話を聴いていただき、声かけをしていただくことで、子どもたちは嬉しい気持ちになったり、少しずつ自信を深めたりします。運動会と同様、よろしくお願いいたします。 
                                      校長 陸奥田 維彦
 

2学期のスタート!夏休みの経験がきっと役立つことでしょう

 いよいよ2学期が始まり、箕面小学校に子どもたちの元気な声、笑顔がもどってきました。一気に活気づき、とてもうれしく思います。保護者の皆さま、地域の皆さま、夏休み中、子どもたちの安全についてご協力いただき、感謝申し上げます。子どもたちは、学期中ではできない、楽しく貴重な出会い、発見、体験をし、たくさんの思い出をつくり、充実した夏休みを過ごしてくれたことと思います。「家の仕事を毎日がんばった。」「自由研究の作品にじっくり取り組み、やり遂げた。」など子どもたちは大きな力をつけたことでしょう。これからの学校生活に役立ち、自信となって、一人ひとりの表情や行動に表れることを期待しています

その中でも、一学期の終業式で、私から子どもたちに夏休みの宿題を出しましたが、それは行動に表れるでしょうか。私からの宿題は、“思ったままに行動するのではなく、一呼吸おいて、「こうしたらどうなるかな」と考えてから行動する機会を増やしてきてください”ということでした。「想像する力」を育んでほしいと思いました。

一学期、「友だちのいやがることを言ったら、嫌なことをしたら・・・」「いやなことを言われたからといって、暴力をふるったら・・・」「ろうかを走ったら・・・」「教室であばれたら・・・」「授業中立ち歩いたり、勝手に教室を出て行ったら・・・」「うそをついていることがわかったら・・・」「あいさつされたのに、しらないふりをしたら・・・」どうなるか、わかっているはずなのに、してしまうことがあったようです。

 物理学者のアインシュタインさんは「想像力がすべてだ。想像力は知識よりも重要だ。」また、小説家であり尼僧の瀬戸内寂聴さんは「想像力とは相手の気持ちを思いやる心です。相手が言葉に出さなくても、表情を見るだけで気持ちが分かる。」と言っています。「○○したら、~なる」と、少し考えるだけで、みんなが楽しく安心・安全な学校生活を送ることができることが多くなります。さあ、みんなの夏休みの宿題の成果は、2学期に表れるでしょうか!今から楽しみです。

教職員も、この夏休み期間中に、2学期に備えて多くの研修に参加しました。校内での研修はもとより、市や府で開催された研修会、また、一中校区の教職員が一堂に集まっての合同研修も2回実施しました。研修会での教職員の多くの学びを、2学期からの授業、取り組みにいかしていきます。

 さて、2学期は、学期の中で一番長く行事も多い学期です。いろいろな場面で子どもたちの成長が一番大きく感じられる楽しみな学期でもあります。多くのさまざまな行事で、保護者、PTA、地域の皆さまのご協力をいただく機会も多いと思いますが、引き続き、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

校長 陸奥田 維彦

1学期のまとめ

日に日に暑さが増す季節を迎えました。先日はオープンスクールを実施し、ご多忙の中、たくさんのかたに、ご参加いただきました。学習や休み時間など、普段の学校での子どもたちの様子、新学年になってからの成長、いかがでしたでしょうか?
また、参観後の4時間目、引渡し訓練にも多数のご参加をいただきまして、ありがとうございました。大規模な震災などを想定し、子どもたちを保護者のみなさまに無事にお渡しできるようにするための訓練。保護者のみなさまのご協力により、無事に終えることができました。
1学期も早いもので、残すところ3週間となり、学習の総仕上げに向けてみんな頑張っています。学期初めに比べみんな一回りも二回りも成長しています。我々教職員もその姿に元気をもらいながら一緒に成長していきたいと思います。健康に十分気をつけながら1学期のまとめをし、楽しい夏休みを迎えられるようにしたいと思います。

集中できることこそ歳能!

さて、将棋の史上最年少棋士で、デビュー戦以来無敗の中学生、藤井聡太四段が、竜王戦決勝トーナメント1回戦で、歴代単独1位となる29連勝をたち成しました。藤井四段は、公式戦連勝記録を30年ぶりに塗り替え、新記録を打ち立てたのです。
連勝記録歴代1位となった原動力は、“好き”を極めたことにあったという報道がありました。また、藤井四段の強さの秘訣は、“極端に負けず嫌いな性格”と、“集中力”だという声も聞かれます。学校の授業も集中しているそうです。
日頃、私たちは集中力という言葉をなにげなく使っています。その集中力というものが日常生活の中で、どれくらい重要なのでしょうか?
好きなことに集中しているときは時間を忘れ、疲れを感じないという人は多いのではないでしょうか。当然ながら時間を忘れて集中できるものは上たちするのも早くなります。スポーツに集中すればスキルや体力がつきますし、読書に集中すれば語彙や知識が増えていくわけです。つまり、一人ひとりが元々持っている力を伸ばしていくために必要なものが「集中力」だと言えるかもしれません。
授業中、学習している時に手遊びをしたり、肘をついたり、背中を丸め、机に覆いかぶさるような姿勢になっている子どもが多くみられます。これでは集中力が衰えてしまいます。

やりたい事をやるのも自分。
やりたいのにやらないのも自分。
やりたくないのにやるのも自分。
やりたくないからやらないのも自分。
やるべき時に集中することができるのも、そうしようと決めるのも
全て自分が決めています。

集中できること、それ自体がすばらしい歳能だと思います。

「まだまだ実力が足りないと感じる部分も多々ある。もっと強くなれるように精進したい。」そう答える藤井四段。子どもの集中力はあらゆる歳能が開花するための土台となりますので、学校、家庭、地域において、しっかりとサポートしたいと思います。 

最後に、7月7日の「社会を明るくする運動」統一活動には、PTA、地域諸団体のみなさまに大変お世話になりますが、よろしくお願いいたします。たくさんの大人が子どもたちを見守ってくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも本校教育活動に、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

校長 陸奥田 維彦

校庭では・・・

学校の木々も、新緑から濃い緑色に包まれ始めました。1学期も半分が過ぎ6月をむかえます。5月19日(土曜日)は、授業参観・学級懇談会・学校説明会、PTA総会を行いました。多くの保護者のみなさまにご出席いただき、誠にありがとうございました。

子どもたちは、新しい学級にもすっかりと慣れ、校庭には、元気な声が響いています。低学年は、ジャングルジムや雲梯、投てき板、そして、鉄棒の練習をする姿も多く見られます。これらの活動は、遊びながら握力や腕の力、脚力を鍛えることができます。
今、「体力・運動能力、運動習慣など調査」を行っているところですが、箕面市では、小・中学校とも、握力、ボール投げが全国平均より大きく下回っています。投力向上のためにも、さらに多くの箕面っ子たちが、遊具を使って遊んで欲しいと思います。今回の調査結果を楽しみに待ちたいと思います。

<考えられる遊具などの効果>
バランス感覚、リズム感、握力、腕力、腹筋、脚力など
投てき板・・・投力、ボールの握りかた、体を使って投げるタイミングなど

時の記念日
さて、6月10日は『時の記念日』です。日本で初めての時計が鐘を打った日だそうです。「時間をきちんと守り、生活をよくしていきましょう」という目的で、できた記念日のようです。箕面っ子は、熱中して遊んでも、時間を守っている子が多いことに感心しています。始業のチャイムが鳴る前に、校庭で遊んでいた子どもたちが、一斉に昇降口に向かい始めます。昇降口まで走っていく子もいます。毎日当たり前のようにやっているこの『時を守る』という行為は、集団生活を円滑に行うために大切なことです。お互いを尊重する第一歩は、『時を守る』ことだと思います。昔から『時は金なり』といわれます。これからも、時間を大事にしてほしいと思います。

私たち教職員は、常に学校・家庭・地域の連携を念頭において、授業を始め、学校生活の中で子どもたちが成長していくことができるよう努めてまいります。お子さんのことや学校のことで、何かお気づきの点がありましたら、遠慮なくおっしゃってください。よろしくお願いいたします。

校長 陸奥田 維彦

箕面小のすてきなところは?

新緑がまぶしく、箕面の山や校庭の木々の若葉が美しい季節になりました。新年度が始まってあっという間に一ヶ月がたち、子どもたちは新しい学年、クラスにも随分なれてきたようです。やや疲れもでてくる時期だろうと思います。連休では、この4月をお子様と一緒にゆっくり振り返り、話に耳を傾けて頂ければ幸いです。
近頃校長室にかわいい訪問者が来てくれます。始業式に、「箕面小のすてきなところを教えてください。」とお願いしました。すると、「みんなが明るいところ」「みんなで注意し合って友だちを大切にするところ」「楽しい箕面小まつりがあるよ」「悩み事があればどの先生も真剣に聞いてくれる」「お父さんもおじいちゃんも箕面小を卒業したところ」「柿の木の校章のところをさわると頭がよくなる?」・・・子どもたちは、ろうかで出会った時だけではなく、わざわざ校長室に来てくれて、教えてくれます。そんな声を聞いていると、「箕面小学校に勤務できて、よかった!」とつくづく実感しています。まだ教えてくれていないお友だち、待っていますよ~!

「うかつあやまり」で接したい

「江戸しぐさ」きいたことはありませんか?江戸時代の町人の生活心得、マナーのことで、人間関係を円滑にするための知恵でもあったそうです。どうしたら気持ちよく生活できるか、生活習慣の数々がこれにより見直されているようです。その中に、「うかつあやまり」というのがあります。
「うかつ」というのは、「うっかり」ということです。「うっかりして人の足を踏んでしまった!」という時などの「うっかり」です。私たちはついうっかりして人に迷惑をかけてしまうことがあります。狭い階段で人にうっかりぶつかってしまったり。その時に「あ、すみません。ごめんなさん。」と謝るのは、日常のことです。
ところが、江戸しぐさのいう「うかつあやまり」というのは、やってしまった人だけではなく、やられた人も謝る、というしぐさなのです。足を踏まれたのは、踏んでしまった人が悪いだけではなく、自分も足を出していたから悪いんだ、だから「ごめんなさい。」相手も自分もどちらもうっかりしていたから・・・だから、どちらも「ごめんなさい」なのですね。
教室では、例えば次のような場面がみられることがあります。友だちに筆箱を落とされると、「おい、落とすなよ!」と大声で怒ったり、時にはすぐに手がでてしまったり・・・。「筆箱が落ちたのは、落とした人も悪いけど、机からはみだすように筆箱をおいていた自分も悪かったんだ!ごめんなさい。」こんな風に考えることができたら、どんなにすてきなことでしょう。
しかし、これは子どもの世界だけでしょうか。我々大人の世界でもあるのかもしれません。少し見かたをかえるだけで、少し視野を広げるだけで、そんな言いかたをしなくてもいいのに、そんなかた法で伝えなくてもいいのに・・・と思うことはありませんか。子どもたちは、実はしっかりと大人を見ているのかもしれません。ささやかながらほか者への思いやりに根づいた人間関係づくりのよいお手本を見せることができるよう、私は「うかつあやまり」の精神を心がけたいと思います。

最後に、家庭訪問では貴重なお時間をありがとうございました。また、子どもたちの元気な毎日は、登校や下校時に見守ってくださるパトロールのかた、警備員さん、放課後の遊び場開放の指導員さんたち・・、たくさんの大人のかたたちによって支えられています。今後ともどうぞよろしくお願いします。 

校長 陸奥田 維彦

ご入学・ご進級おめでとうございます

温かい風に吹かれて、学校周辺の春の草花がすくすくと伸びてきました。保護者のみなさま、お子様のご入学、ご進級 誠におめでとうございます。子どもたちを待ちわびるかのように桜が咲き誇っていた校庭に、子どもたちのにぎやかな声がかえってきました。

この度、松山校長の後任として、箕面市教育委員会より校長として着任いたしました、陸奥田 維彦(むつだ しげひこ)と申します。この歴史と伝統ある箕面小学校で勤務させていただくことを嬉しく思うと同時に、責任の重さを感じています。平成29年度、箕面小学校の教育をいっそう充実・発展させるため、教職員一同「チーム箕面小」として力を尽くしてまいります。保護者・地域のみなさまの変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

さて、4月7日(金曜日)、第143回入学式を行い、96名の1年生を迎えました。平成29年度(2017年度)は、全校児童534名のスタートとなりました。入学式では、在校生代表として参加した6年生は、みごとに大役を果たしてくれました。準備、片付けをする姿を含め、すっかり頼もしい最高学年の顔でした。新2年生は、入学式後の「歓迎の催し」で、お兄さん、お姉さんとして新たな役割を担ったことを堂々と披露しました。始業式では、新学年への期待に満ちた子どもたちは、新しい決意を胸に秘め、新しい教室で、新しい先生、新しい友だちに出会いました。きっとさらに大きく成長してくれることでしょう。


支え合い、ともに伸びゆく箕面小(みのお)っ子

急速な情報化や技術革新により、10年後20年後の社会の変化を予測することが困難な時代がくるといわれています。「人工知能(AI)」というキーワードがさまざまな分野で飛びかうようになり、囲碁や将棋でプロ棋士を破ったり、勉強を教えてくれる
『AI先生』も登場したと報道されています。
そんな時代だからこそ、自分を大切にほか者も大切にし、それぞれの違いを認め合い、いろんな価値観をもった人とつながり、支え合い、ともに力を合わせて、課題を解決したり、新たな価値を生み出していくことが大切です。
そこで、前年度の「支え合い、ともに伸びゆく箕面小(みのお)っ子」という学校教育目標を引継ぎ、保護者や地域のみなさんのお力をお借りしながら、我々教職員一同も心と力をあわせて子どもたちの健やかな成長を見守り、育んで参ります。

いよいよ新年度のスタートです。皆さま、何卒よろしくお願いいたします。

 
校長 陸奥田 維彦

 

平成28年度(2016年度)

支え合い、ともに伸び行く箕面小っ子

校長 松山尚文

まだまだ厳しい寒さに日もありますが、少しずつ春の訪れを感じる日々になり、今年度もしめくくりの月になりました。1年生から6年生まで、日々の授業や多くの行事などを通して、確実に1歩、また1歩と階段を上がるように成長しました。小学校時代の1年の大きさを実感します。1人ひとりのたくさんのできた!伸びた」!をしっかり見つけ言葉で伝えていただきたいと思います。

学校として「支え合い、ともに伸び行く箕面小っ子」を教育目標にチームとして取り組んできたことでたくさんの成果もありましたが、課題もありました。課題から見えることのかたが多く、課題が解決に向かえる時は大人の信頼関係が大切にされた時です。

大人の信頼関係の大切さ

子どもたちはその場その場で違った姿も見せますが、すべてが子どもそのものです。ご家庭で見せる姿と学校で見せる姿に戸惑うこともあると思いますが、社会である学校で見せる姿も真実の姿で、クラスなど集団の影響力は大きく、子どもたちはその中で一生懸命生きています。だからこそ子どもをはぐくむ大人同士として、忌憚なく意見は交わしながらも、子どもに対しては大人として家庭の立場、学校の立場を生かしながら一緒に考え、勇気づけていくことが大切です。夫婦の批判、先生の批判など大人同士の批判を聞くことは子どもは一番嫌いですし、大人になる希望を失ってしまいます。 だからこそ、私たちは大人のプライドを持って、子どもに接して行きたいものです。大人同士が気付きを交流し理解し合い、一緒になって進み始めると子どもは安心して前に進んでいきます。すくすく成長するのは、大人同士が信頼関係で結ばれた環境の中なのです。課題はその芽が出てきたときに対応すると簡単に解決できます。学校と家庭、地域とのハードルを低くして、しっかり情報交換しながら子どもたちを育んでいきましょう。大人がモデルに

また、子どもたちも個人主義になる傾向があります、自分さえよかったらいいと考えたり、不満を我慢できなかったりする子どもも増えています。人は一人で生きているのでなく、支え合いながら生きています。大人が自分のできる範囲でも人のために頑張る姿勢や人への感謝を大切にするなど、今まで以上に大人がモデルを示していく必要性を感じています。

箕面小学校区は、その力の高い校区です。ボランティアであるPTA活動や地域活動にたくさんのかたが積極的に前向きに関わってくださりました。たくさんのみなさまに支えられ、助けられ、ご協力いただきました。出会ったすべてのかた々に感謝の気持ちで一杯です。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも子どもたちが素直に前向きに育っていける校区であり続けてほしいと願っています。 

改めて、「体得すること」「大人と関わること」の大切さ

校長 松山 尚文

先日、裏面にもありますように、寒い中、地域の老人クラブの皆さんにたくさん来ていただき、昔遊び大会が開かれました。こまや羽子板、竹とんぼ、お手玉、おはじきなどおじいちゃん、おばあちゃんの子どもの頃は当たり前だったあそびを楽しく教えていただき、子どもたちはとても楽しそうに9つの遊びに挑戦していました。様子を見ていると一生懸命講師のかたの話を聞き、コツを体得しようと頑張る子、話も聞かないで勝手にやってできない、できないと言っている子などいろいろな姿が見られました。また、かきの木コミュニティフェスタでも木を切ったり、生け花などいろいろなことに挑戦したりする姿が見られました。
その中で改めて感じたことは、「体得すること」「大人と関わること」の大切さです。情報化社会の進展の中、子どもたちの遊びや環境は大きく変わっています。是非についてはいろいろあっても、この流れを誰も止めることはできず、加速度をつけて発展していき、その社会の中を子どもたちは生きていきます。だからこそ、幼少期の人間として基礎をつくる時代には意図的に幅広く豊かな体験活動をさせて、体得すること増やしてあげたいものです。その体得のためには、実際にやってみること、体験することが必須であり、継続することが重要なポイントになります。また、講師など体得しておられるかたから、そのコツを聞き取ることは体得の早道です。

人としての学びに不易と流行がありますが、人としての学びには、不易の部分が多く、山本五十六さんの言葉である、「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」は育ちの本質をついた言葉です。
子どもの神経発たちも12歳までに、90%以上完成してしまいます。たくさんの体験から手先の巧緻性なども培われます。大人も一緒に体得するモデルとして、いろいろやって見せたり、コツを言葉で伝え体得させたり、体験できる場に一緒に行ったりしてあげてほしいです。地域の中にもかきの木コミュニティ講座や祭り、こども会、各種サークルなど体験する場はいっぱいです。子どもたちは豊かな体験をし、大人と上手に関われるようにアドバイスしてあげていただくことで、一つでも、二つでも壁を乗り越え体得できることを積み重ねていくことが力を伸ばし、自信を持つことができます。そうして人としての基礎がしっかり固められ、情報化社会の荒波を生きていける大きな基盤ができるものと思います。
地域のみなさま、保護者のみなさまこれからも子どもたちのために、よろしくお願いいたします。

『謹賀新年、今年もよろしくお願いいたします』

校長 松山尚文

平成29年(2017年)がスタートしました。みなさまには、輝かしい新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。今年も教職員一同、組織的チームとして、「支え合い、ともに伸びゆく箕面小っ子」の育成をめざして励んで参りますので、ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2020年からの教育のかた向性
昨年末に中央教育審議会の次期学習指導要領に向けての答申がでました。2020年からの学校の指導内容を規定するものです。
その中で21世紀の社会は第4次産業革命ともいわれる進化した人工知能がさまざまな判断を行ったり、身近な物の働きがインターネット経由で最適化されたりする時代の到来が社会や生活を大きく変え、複雑で予測困難となってきていることが書かれています。その中を生きる子どもたちには、変化を受け身でなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となる力をはぐくむ必要性が訴えられています。
具体的な教育の中では、子どもたちが「何を知っているか」だけでは駄目で、「何ができるようになるか」を意識する必要があることが指摘され、子どもにつけたい資質・能力として(1)何を理解しているか何ができるか、(2)理解していること・できることをどう使うか、(3)どのように社会や世界と関わり、よりよい人生を送るか、といった3つの柱の力をはぐくむ必要があります。そのためには子どもたちが学習内容を人生や社会のありかたと結びつけて深く理解し、これからの時代に求められる資質・能力を身に付け学びつづけられるよう、授業の中でアクティブラーニングという自分の考えを持ち主体的に対話しながら深い学びを実現していくことが求められています。これは「箕面の授業の基本」で進めてきているものです。
少し抽象的になりましたが、箕面小でもそのことを見据えて取り組んでいますが、さらに今回示されたかた向性を教職員で共通理解、意識化して組織的に取り組んでいきたいと思います。

3学期がスタートしました。3学期は、大変短い学期ですが、1年間のまとめと新しい学年に向かって取り組む大切な学期です。本校教育へのご支援ご協力をお願いいたします。

『2学期、そして一年の子どもの実りをしっかり確かめ合いましょう』

校長 松山尚文

今年度から2学期が8月26日からスタートし、長かった2学期もまとめの月になります。12月は1年のまとめの月でもあります。「リオの感動」を越えた運動会、「音楽の力」で心に残った音楽会など仲間と作りあげた行事は沢山の人間的成長が見られました。
また、2学期は一人ひとりの個性、すばらしい力を発揮してほしいとたくさんの取り組みにも挑戦しました。図工作品展で輝いた子、作文で輝いた子、福祉体験で輝いた子、地域行事で輝いた子など本当に一人ひとりの実りは素晴らしいものがあります。

タブレット活用の必要性
4,5,6年生には一人一台のタブレットが配られましたが、子どもたちの使いこなす力には驚かされました。第一中学校区の教育懇談会での篠原嘉一さんのお話を聞きながらも、スマホデビューの前にきちんとタブレットで情報モラルやリテラシーを身に付けることが、デジタルタトゥというような一生消えない失敗をネット上に残さないためにも必要であり、すべての子どもに公教育で取り組む大切さ、意味を実感しています。

チャレンジする力、帰れる場所
人権講演会の丸山さんの講演にもありましたが、変化の激しい時代、生きかたの正解はありませんので、いろいろチャレンジする力や失敗したとき帰れる居場所を作ってあげることが大事です。
そのために私たち大人は、子どもの行動だけを叱ってしまったり、正しいと思うことを押し付けてしまったりするのではなく、その時の子どもの心や思いを聞くこと、親も教職員も子どもが大切で愛していることを言葉にして伝えることを大切にしていきたいものです。

実りを自信にそして意欲へ
それとともに、まとめの時期には一人ひとり大きな行事や取組、日々の授業の中でできるようになったこと、成長したところ、頑張って努力した姿などたくさんの実りがあります。
どんな小さなことでも本当に成長したことや努力したことをしっかり認めてあげて、一人ひとりの自信につなげていきたいものです。小さな自信でも、必ず次への意欲につながります。意欲を持って挑戦することで、新しい力が育ち、また、認められ褒められると更に伸びていきます。いい循環を作っていくことが大事ですね。

5日からは個人懇談として、子どもをはぐくむ大人同士の話し合いの場があります。
学校と家庭の姿を交流しながら、一人ひとりの実りの確認、課題克服のかた向性などを確認し合い、ご家庭ではたくさんの認める言葉、褒める言葉のプレゼントをお願いします。

=箕面小学校区の地域の力=

校長 松山尚文

19日(水曜日)の不審メールの対応としての集団下校、登校時の見守りについて、保護者や地域の多くのかた々にご協力いただき誠にありがとうございました。本件につきまして、現在のところ、大阪府教育庁や警察からの新しい情報はなく、 緊急の対応を要する状況ではないと考えられますが、今後とも子どもの安全、安心のため継続的な見守りをお願いします。また、土日の地域行事なども含めて、安全には十分注意するよう子どもたちへのご指導をお願いいたします。
緊急時に見えた地域の力
しかし、このような緊急の対応の時に、本校区の地域の力を強く感じました。学校からはメール配信のみでしたが、市の安全メールなどと合わせて、子どもたちの登下校時、通学路の交差点に沢山の保護者、地域のかたが本当にたくさん立ってくださり、子どもたちは「すごくたくさんの大人がいてびっくりしたけど、安心した。」という声に代表されるように、大人に守られているのを実感したようでした。「地域の子どもは地域で守る」この合言葉が具現化されていました。いくら監視カメラが増え、見守りシステムなどが発たちしても、最後は人の力だと思います。これまで積み重ねてきた地域の力でもあると思います。
本校区は秋には西小路地区の八幡太神社のにぎわい祭り(天狗まつり)、桜地区の阿比太神社のまつり、牧落地区の牧落八幡大神宮のまつり人と地区を挙げたまつりがあり、かきの木コミュニティー講座や地域運動会やもちつき大会を始め地域行事がとても豊かです。学校を支えてくださる人、子どものために汗をかいてあげようという人がたくさんいる地域だからこそ、人のつながりも強いのだと考えます。
人は人の中で育つ
人は人の中でしか育ちません。保護者だけでなく、周りの大人の声掛けや見守りは本当に大きな育ちにつながります。自分の子どもや孫だけでなく、周りの子どもたちが地域行事などいろいろな場面で見せる一人ひとりの良さや頑張り認めてあげるような温かい声かけやコミュニケーション、くじけた子を励まし、失敗を勇気に代える声かけ、反対に間違った行動はしっかり叱り、きちんとした言葉づかいを教えることなど、これからも地域の子として見守り育んでいってほしいと思います。
箕面小学校区の子どもたちは幸せです。これからも子どもたちがしっかり自分の考えを持ち行動できる自立した大人になっていけるよう育んでいきましょう。

 

「支え合い、ともに伸びゆく箕面小っ子」~英語教育の視点から~

教頭 鵜飼 孝子 

【クラスメイトと】
英語活動では、英語をたくさん知っているから活躍できる、ということよりも、クラスメイトと力をあわせてその活動をたち成できた、ということを大切にしています。そのために、考える場面がある活動をめざしています。例えば、それまでに学習した語彙や表現を使う活動として、ピクチャーカードのほんの一部分やヒントをもとに、答えを連想する活動、ヒントを出す側になって問題を考える活動、少し発展して、自分のグループが有利になるように、ヒントを出す順番を考える工夫、など々。協働作業の中で、お互いへのプラス評価や新たな発見のチャンスが増えています。活動のあとは、児童一人ひとりに学習内容が残るように、さまざまな形で振り返りを行っています。

【異文化・異言語に】
5年で使用しているテキストに、『海星』という言葉が載っています。何のことでしょう?マリンスクールで触った『ひとで』です。英語では『starfish』と言います。異なった言語でも、発想が似ていることもある例です。児童のことをよく知るクラス担任がその時の教材と関連した話題を適切な量で提示することで、児童の言葉への関心も膨らみます。言葉への興味が文化への興味に広がることも少なからずあります。
将来的には、インターネットが容易なタブレットを授業の一部分で活用することも考えられます。
【クラスメイトと】
英語活動では、英語をたくさん知っているから活躍できる、ということよりも、クラスメイトと力をあわせてその活動をたち成できた、ということを大切にしています。そのために、考える場面がある活動をめざしています。例えば、それまでに学習した語彙や表現を使う活動として、ピクチャーカードのほんの一部分やヒントをもとに、答えを連想する活動、ヒントを出す側になって問題を考える活動、少し発展して、自分のグループが有利になるように、ヒントを出す順番を考える工夫、など々。協働作業の中で、お互いへのプラス評価や新たな発見のチャンスが増えています。活動のあとは、児童一人ひとりに学習内容が残るように、さまざまな形で振り返りを行っています。

【異文化・異言語に】
5年で使用しているテキストに、『海星』という言葉が載っています。何のことでしょう?マリンスクールで触った『ひとで』です。英語では『starfish』と言います。異なった言語でも、発想が似ていることもある例です。児童のことをよく知るクラス担任がその時の教材と関連した話題を適切な量で提示することで、児童の言葉への関心も膨らみます。言葉への興味が文化への興味に広がることも少なからずあります。将来的には、インターネットが容易なタブレットを授業の一部分で活用することも考えられます。
4~6年の校時内英語クラブでは1学期にニュージーランド・ハット市の学校にDVDレターを送りました。知らない英語を羅列するのではなく、先生から教えてもらった簡単な英語での説明と、撮影場所、ジェスチャー、服装など、小学生の身の丈にあった工夫を一生懸命にして、箕面小学校らしい作品をつくりました。そして、相手校からの返事のDVDレターを10月のクラブ活動で見ることができそうです。(研修で来日されている交流校の先生が、箕面小の運動会を訪問してくださいました!)こういった実際の活動の中で、「伝わった!」「もっと伝えたい!」感動が人との交流の中で生まれることも体験してほしいと思っています。

【9年間を見通して】
小学校では、『言語や文化について体験的に理解を深める』ことを大切にしています。語彙や文法は系統的には学習しません。でも、3~6年の英語活動の授業に加えて、全学年での日々のモジュール学習でさまざまな語彙や表現に繰り返し触れます。児童をみていると、英語のリズムや音声にも自然に親しんでいるなと感じることがよくあります。校内に9カ所ある英語掲示板の前では、児童が英語で遊んでいる姿が見られます。
中学校での系統的な英語科学習の前に、小学校でこういった英語学習を持てることは英語学習、異文化・異言語への親しみ、自分の国の文化・言語への慈しみ、などといった点で、大切なことであると思います。世界にはばたけ、箕面小っ子!

リオの熱い想いを2学期へつなげよう!

校長 松山尚文

今日から2学期が始まり、子どもたちが元気に登校してきました。子どもたちの元気が一番です。
この夏休みは異常な猛暑でしたが、それ以上にどのご家庭でもブラジルリオのオリンピックで熱く盛り上がったのではないでしょうか。夢に向かって凄まじい努力をし、メダルや自己最高記録などの結果につなげる姿、最後の最後まであきらめない姿、また、チームで本当に信頼し合う姿、力を合わせ戦う姿、たたえ合う姿などに、たくさんの感動や元気、勇気をもらいました。また、体操の内村航平選手とウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手や、50km競歩の荒井広宙選手とカナダのエバン・ダンフィー選手のように精一杯戦かった後、周りの雑音をはねのけるお互いへの敬意と友情にも心を動かされました。選手の皆さんに感謝ですね。9月7日からのパラリンピックにも大きな期待をしています。

2学期は最も長く、たくさんの行事や取り組みがあります。まずは24日の運動会ではリオオリンピックに負けない箕面小っ子の力を見せてくれることと信じています。特に6年生は組体操に変わる新しい種目への挑戦ですが、素晴らしい子どもたちですから最高学年として最高のチームワークを見せ、新しい歴史をスタートしてくれることと思いますので応援をお願いいたします。

ほかにも音楽会や図工作品展、箕面・世界子どもの本アカデミー賞、総合的な学習の取り組みなどさまざまな持ち味を発揮できる時でもあります。学習面でも一番深まる時です。長所を伸長し、興味関心を意欲・熱意につなげ、新しい力の発掘、発展させていけるよう、丁寧な熱意ある指導をしていきたいと考えています。

2学期もこれまで以上に保護者、地域のみなさまのご支援ご協力をお願いいたします。

2学期から4・5・6年生に一人一台のタブレットが導入されます

校長 松山尚文

1学期が終わりました。子どもたちは進級した学年で本当に大きく成長してきました。明日から夏季休業に入ります。一学期の成長をしっかり子どもと確認しながら、夏休みの目標を話し合いたいものです。長期休業だからできることや、家のお手伝いや仕事の体験はとても大事です。今年から8月26日が始業式ですが、子どもたちがたくさんの体験ややり遂げたたち成感を胸に一回り大きくなって帰ってくるのを楽しみにしています。

一人一台のタブレットの導入

さて、本校は2学期から総務省の先導的教育システム実証実験に参加します。 4、5、6年生1人一台のウインドウズタブレットが配置されます。この事業は教育分野においてICTを利活用するにあたり、地かた自治体が導入しやすいようにインターネット上の教育・学習クラウドなどの最先端の情報通信技術を活用し、多種多様な端末に対応した低コストの教育ICTシステムの実証研究を実施します。

ICTのメリット・デメリット

スマホも含めコンピュータはこれからの時代、避けては通れない情報端末です。使いこなせないと進学や就職に大きく影響してきます。

しかしながら、みなさんが感じておられるように、メリット、デメリット両面があります。 

便利なものは脳にとっては省エネであり、負荷を与えながら脳が発たちする子どもにとってはデメリットになります。また、子どもにとって必要のない情報にアクセスできてしまう課題もあります。しっかりネットワークを管理するとともに、意見をまとめたり、情報を活用する取り組みを大切にしたいと思います。

また、メリットとして、一人ひとりの考えをタブレットから電子黒板へ送信し瞬時で共有したり、協働で編集するようなこと、分からなかった問題の解説を自分のペースで理解できるまで見たり、個別の学習をその子の習熟度に合わせて解き、正誤判定や進度を把握し確実に理解させていくことなどに置いてはシステムがあることで効率的に行えたり、有効に働くと考えます。

箕面市の進めて行く一人一台タブレットのモデルとなるよう、本校の子どもの実態に合わせて、児童にとって有効な取り組みになるよう進めて行く所存ですので、またご意見などいただけたらと思います。

場に応じた言葉づかいやあいさつのできる子に

校長 松山尚文

今年は本当にこれぞ梅雨という感じで毎日雨が降り、じめじめとした毎日ですが、みなさまにおかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

25日は土曜参観、引き渡し訓練にご参加ありがとうございました。今年度も3か月が過ぎ、進級してその学年の力を付けてきている様子も見ていただけたことと思います。子どもの成長は素晴らしいものです。来週からの懇談会では学校と家庭で子どもの成長を確認し合うとともに、さらに伸びていくために必要な事を話し合えたらと思いますのでよろしくお願いいたします。

また、引き渡し訓練についてもご意見などいただけたら今後の検討に生かしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて、本校の子どもたちは基本的に素直に育っていると感じます。それは、大人がしっかり子どもたちを愛し、一人ひとりが認められているからだと思います。本当に子どもらしく育っていることは一番大切なことで素晴らしいことです。すてきな子どもたちをさらに、一歩ずつ自立させ、大人への階段を上らせ成長させてていくことが大事だと考えます。

箕面子どもステップアップ調査の中でも、近所の人と出会ったときに挨拶をしていますかという項目は意外と低い状況です。また、大人に対する言葉づかいも少し距離が近すぎる場合も見られます。

本校は地域の力の高い校区ですが、それでも今は子どもにとって一人で対応するような会や家族親戚の儀式などもどんどん減り、子どもたちが緊張し、対応を学ぶ場が本当に減ってきていることも要因ではないかと感じます。

社会に出ても敬語が使えない、なんでも「やばい」などで表現する大人は残念ですよね。

本校でも、知徳体の徳の部分の第一目標として、場に応じた言葉づかい、気持ちのいいあいさつができる子を目標に取り組んでいます。地域行事のかきの木コミュニティー講座でも、キッズ憲章を再確認し、言葉づかいも学ばせていこうと話し合っています。

ご家庭や地域でも、この素晴らしい子どもたちもさらに一歩成長させるために、一工夫していただけたらと思います。大人の意識化で子どもは変わります。子どもたちにこちらから気持ちのいい挨拶を心がけたり、「こんな時は丁寧語で話せたら素晴らしいね。」などと場に応じた言葉を伝えたり、できたら認めてあげたりしてください。

日本人は昔から言葉を大切にしてきました。言葉も大切に大人の信頼関係の中で育んでいきましょう。

子どもは未来からの留学生

『子どもは未来からの留学生』大人の信頼関係の中で育みましょう

校長 松山尚文

先日のオバマ大統領の広島訪問は、毎年修学旅行で広島を訪れている私たち日本人にとって感慨深いものがありました。

スピーチの中で「人類の戦争の歴史から、戦争が人々の人間の心をうばってきたこと、原爆をつくれるような科学の発たちは同時に道徳的な心の発たちも必要なこと、核兵器をなくし話し合いで解決していかなければならないこと」などが語られました。

最後の「我々は広島・長崎から学び選択することができる。広島・長崎を核戦争の夜明けでなく、どう世界がつながっていくのかを目覚めさせられた始まりとして知られていかなければならない。」のところは特に心に残りました。

子どもたちの生きる未来につながることを期待するとともに、私たち大人も目の前の子どもたちのためにしなくてはならないことも見えてきます。

子どもは「未来からの留学生」

子どもたちはいつも一生懸命で本当にかけがえのないすてきな存在です。しかし視点を変えれば、子どもたちは「未来の担い手」、「未来からの留学生」です。しっかり愛情で満たしながらも、子どもたちの将来を見据え、社会的精神的自立を支援していくことが大事です。

そのことがきちんと書かれているのが、箕面小学校区青少年を守る会の運営目標です。その中には

「子どもは一人の人間として尊重され、楽しく遊び、学び、のびのびと健やかに成長することができる社会の中で育っていくべきである。(中略)大人も子どももそれぞれの役割を自覚し、社会規範を守り、大人は愛情と理解の中に時には厳しく、時には優く“しつけ”の大切さを認識し、子どもに自ら正しい判断ができる一人の人間としての経験を積ませるとともに、子ども自身に努力、勉強の大切さを認識させるべきである。(中略)特に大人社会のモラルの低下を問いただし、お互いに研鑽し、未来に向かって巣立っていく子どもたちの笑顔こそが地域の“宝もの”であることを認識するところであります。(後略)

このような目標を掲げる地域があり、すてきな大人である保護者や地域に恵まれた箕面小学校区の潜在能力は高いものがあり、子どもたちは幸せだと感じます。

さらに、子どもたちの自立を目指して、学校・家庭・地域の私たち大人が信頼関係で結ばれ、それぞれの役割を果たし、すてきな大人のモデルを示したり、学びの場をつくりながら、「未来からの留学生」を育んでいきましょう。

子どもも大人もほっこりとできる場でありますように

 教頭 鵜飼 孝子

赴任して1か月、毎日が新しい発見の連続です。140年を超える歴史の中で培われてきた伝統が日々の学校生活の中で確かに具体的な形になって形になっていることを感じます。例えば、給食委員会の上級生が1年の給食の片付けをあたりまえに手伝っています。登校班では班長、副班長、上級生が1年生を気遣いながら学校まで連れてきています。児童会執行部の進行で児童朝会が粛々と行われます。おそらく、小さい学年の児童は先輩の立派な姿を見て、自分たちもいつかああなりたい、と憧れをもっていることでしょう。先輩から後輩へ、日々の学校生活の中で息づいていることを感じています。

さて、私の教職生活は第一中学校で始まり第二中学校へ転勤しました。当時の生徒であったと、何名もの保護者のかたがお声かけいただき、当時の今以上に未熟な姿を知られていることに恥ずかしさを感じるとともに、人と人とのつながりを感じます。(年齢を重ねてしまったとも!)又、市教委時代にお世話になった地域のかた々からもあたたかいおことばをいただき身が引き締まる思いです。

子どもも大人も衣食住の基本的な生活が整い、安心して過ごすことが保障されることで、次のステップへ進めるという話を聞いたことがあります。どの子どもにとっても、箕面小学校が安心して過ごせる場所であるように、子育てに奮闘する保護者のみなさまがほっこりとした気持ちで集える場所であるように、教頭の役割を果たしてまいりたいと思います。

子ども1人ひとりに個性があります。時にはぶつかり合うこともあるかもしれません。ぶつかりあうことで多様な視点が生まれひとまわり成長する機会となることもあるかと思います。学校はソーシャルスキルを学ぶ貴重な機会です。大人が子どもに対して適切な声掛けを心掛けることも大切です。そして、一人ひとりの子どもにあった安心を配慮しながらも、時には距離をとって子どもたちを見守れる大人であるために、子ども一人ひとりをもっともっと知りたいと思っています。

校長室に掲げられている歴代校長先生の視線を感じてドキドキする日々ですが、1つひとつのことを積み重ねるなかで、箕面小学校の子どもたちの教育に貢献できる人材になりたいと日々精進してまいります。保護者のみなさま、地域のみなさまのご指導と温かい見守りをお願いいたします。

ご入学・ご進級おめでとうございます!

校長 松山尚文 

7日はあいにくの雨の入学式になりましたが、元気にピカピカの新1年生88名が入学してきました。入学式では最高学年になった6年生は顔つきも変わり、しっかりとその役を果たしました。2年生は歓迎の催しで1年間の成長を見せてくれました。それぞれ進級し、本校は全校児童519名で昨年度より29名も増えて新年度がスタートしました。

本校の学校教育目標

「支え合い、ともに伸びゆく箕面小っ子」

これからのグローバル化、情報化の社会においては、自らが学ぶ力、自分の考えを持ち自立する力、多様な人とつながる力、意見交流する力、意思決定したり課題を解決したりしていける力が求められています。

また、人は一人では生きていけません。周りの友たちや大人、自然に支えられて生きています。そのことに感謝するとともに、一人ひとりの強みを生かし、つながることで「支え合う」こと、そして、自分の考えを持ち、ほか人と協働することで、新しい考えを創造したり、課題の解決かた法を発見したりしながら、学び合い「ともに伸びゆく」ことが大事です。

 知徳体バランスのとれた子どもをめざして

  • 自ら学び、よく考える子(学力)

今年度は「箕面の授業の基本」をベースに、日々の授業の中で子どもが意欲的に課題解決に取り組み、思考力、判断力、表現力の育成を大切にしていきます。

  • 励まし合い、支え合う子(豊かな人間性)

豊かな人間性の育成を2本目の柱にして、挨拶や礼儀を基本に人権感覚やコミュニケーション力を育て、思いやりを持ち行動していける自立した子どもの育成をめざしていきます。

  • 心身ともにすこやかな子(健康・体力)

健康でたくましい体はすべての源です。子どもの意欲を大切にした取り組みをさらに進めていきたいと思います。

本校はこの学校目標、めざす子どもの姿に向けて、全教職員が心一つに子どもたちの教育に全力を尽くしていきます。

また、教育の道は「家庭の教えで芽をだし、学校の教えで花が咲き、社会の教えで実がなる」と言います。学校と家庭、地域社会がそれぞれの役割を自覚し、責任を果たしてこそ、子どもたちは健やかに成長します。子どもたちのより良い成長のために、大人の仲間として、信頼しあい協力しあっていきたいと思いますので、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。