箕面市立図書館 > 図書館の活動 > 箕面・世界子どもの本アカデミー賞 > 令和6年度(2024年度) オーサービジット(作家訪問)
ここから本文です。
箕面・世界子どもの本アカデミー賞受賞作家のみなさんをお招きして、箕面市内の小・中学校でオーサービジットを開催しました。
大好きな本の作家から直接お話しを聞くことができる、とても貴重な楽しい時間です。
多くのかたに協力いただき、子どもと本との出会いの輪が広がっています。
お越しいただいた作家のかたを来ていただいた順番に紹介します。
主演賞を受賞した『オニのサラリーマン』の著者富安陽子さんに、令和7年2月4日(火曜日)と2月19日(水曜日)の2日間、市内の小学校2校を訪問していただきました。
2月4日(火曜日)は南小学校(4年生から6年生)、2月19日(水曜日)は豊川南小学校(2年生から4年生)の児童が特別授業を受けました。
南小学校では、著作の『ふしぎ草子』から『藤棚』を読んでくださいました。また、豊川南小学校では、『ここは、ようかいチビッコえん』の読み聞かせをしていただきました。
富安陽子さんは箕面市にお住まいで、『天と地の方程式』は彩都の丘学園、『菜の子先生がやってきた!』は南小学校、『空へつづく神話』は中央図書館や西小路など、書かれたお話は箕面市が舞台となっている作品がたくさんあります。
(左)南小学校にて読み聞かせの様子(右)豊川南小学校にて本について話されている様子
特別授業では、「小学校4年生からお話を書くようになり、中学生の頃から童話作家になりたいと思っていた」ことや「毎日色々なことに目を凝らしていると、お話の種が生まれてくる。お話は書けば書くほど上手になります」など、作家になるまでのことや、お仕事の様子などさまざまなお話をしてくださいました。
また、質問コーナーでは「書かれた本の中で一番好きな本はなんですか?」「作成するのに時間がかかったものはなんですか?」など、子どもたちのいろいろな質問にもお答えくださいました。
撮れたて箕面ブログ(外部サイトへリンク)に豊川南小学校でのオーサービジットの様子が掲載されています。ぜひご覧ください。
ヤングアダルト賞を受賞した『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の著者青柳碧人さんに令和7年3月5日(水曜日)、6日(木曜日)の2日間、市内の中学校2校を訪問していただきました。
3月5日(水曜日)は第五中学校、3月6日(木曜日)は第二中学校の、ともに1年生と2年生の生徒が特別授業を受けました。
ウェルカムボード(左)第二中学校(右)第五中学校
特別授業では、事前に生徒には怪談にまつわるアンケートに回答してもらい、その中からいくつか例にあげ、『小説と「視点」~実話怪談をテキストに』をテーマとしてお話されました。登場人物それぞれの視点を固定することにより、文章が読みやすくなることを教わりました。
質問コーナーでは、「中学校の頃に夢中になったことはなんですか?」「何を考えて過ごしていますか?」「今までで一番大きな買い物はなんですか?」など、想定外の質問にもお答えいただきました。
第五中学校での様子
オーサービジット終了後も、オーサービジット実行委員(第二中学校)の生徒と、出版されている本の話や、怪談話の続きなどを話されていました。怪談に関する本をたくさん書かれていいますので、生徒も怪談話には興味津々でした。
怪談話をしながら、一緒に給食を食べたり、生徒たちにとってとても貴重な体験になったと思います。
第二中学校での様子
よくあるご質問
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください