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更新日:2022年4月25日
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日時:平成31年3月13日(水曜日)午後6時40分から午後8時30分
場所:箕面市役所 第三別館2階 会議室
出席者:山本委員、細見委員、小野委員、池谷委員、野田委員、谷垣委員、若松委員、藤井委員、森分委員(1名欠席)
事務局:人権文化部・濵田部長、人権施策室:柴田室長、寺島参事、村田参事
傍聴者:2人
議事:(凡例…◎会長、○委員、◇事務局)
会長に山本委員、副会長に細見委員との推薦意見が委員からあり、一同了承により選出。
A.人権施策の事業説明
○人権啓発推進協議会(人権協)の男女協働参画部会では、沖縄県辺野古の視察旅行もしたので、補足しておきたい。毎年、人権フォーラムに向けて、その準備になるように開催している。
B.男女協働参画の事業説明
○箕面東高校でデートDVの講座をされたことはよいことで、教育委員会の関与も大切になると思うが、学校での講座開催は継続してほしい。
○女性相談もかなりの件数を受けているが、相談体制がうまく回っているのか、その拡充と、あとのフォローアップが課題だと思う。
○女性委員登用について、男女協働参画懇話会では4割~6割の間にしたいと話してきた。いま36.7%とのことで、目標値の40%に近づいており、全国的に見ても遜色ないと思う。これは意欲的に進めてきた結果なので、数値で確認する姿勢を受け継ぎ、続けていってほしい。
◎20~30年前に比べると新法ができて、さまざまな相談件数も増えている中で、見えてきたことを施策にフィードバックする必要がある。しかし、どこも人手不足、例えば児童相談所もそうである。事務局として、課題は何だと考えているか。
◇いろいろあるが、例えば経済的基盤のない若年女性の妊娠が一つの課題。子どもが産まれてから仕事をさがすのだが、なかなか就職へのスキームを見出しにくい。
◎その件は、この審議会で前の任期に話していた貧困の問題と、相互につながりがある。
C.解消3法及び改正入管法の説明
◎特定技能1号は最大5年とのことだが、更新に向けてどう運用するのか、実質的な移民につながるのか、まだわからないことが多い。これまで外国人人権基本法なども提案されてきたが、まだ整備されておらず、その欠落によって自治体へしわ寄せが来ることになる。
◎前回は、諮問がないとのことで、任期をまたがり時間をかけて子育てについての提言を行った。今回も同様だが、テーマとして想定されるのは、まず「男女協働参画推進プラン」がまもなく終期を迎えるので、その議論がある。ただ、人権全般の審議会に変わったので、どう進めるかは検討が必要。次に、何かテーマに基づくヒアリング、前回は子育てというテーマだったので、教育委員会事務局などから聴き取りをした。また、人権行政研究会の若手職員との意見交換も行った。委員の皆さんの意見をふまえて、テーマに関わらず、現場に聴き取りをしながら進めたい。したがって、「男女協働参画推進プラン」のことを念頭に置きながら、運営方法については次回の審議会で議論したい。
○男女協働参画懇話会と合体したので、そのエネルギーをどういかすか。ほかの分野を学んで深められることもある。
○「男女協働参画推進プラン」は10年計画で3年ごとに重点施策を設定している。皆さんの問題意識、アイデアを出し合って、まとめていきたい。
○まず、歯車をかみ合わせるための議論をしたいので、次回は事前に考えてきてもらって各々にスピーチをしてもらいたい。例えば、DVと貧困の話題がでたが、響きあう課題があるので、ブレーンストーミングのようにして意見交換をした上で、テーマや進めかたを方向づけたい。デートDVの話にもあると思うが、いまはコミュニケーションのありかたが難しくなっていて、家族など親密圏であっても人間関係づくりから必要だし、幅広い議論になるかと思う。次回は7月頃になるかと思うが、議題は会長・副会長・事務局で詰めるということで、ご了承いただきたい。(一同了承)
〇一昨年度、箕面市では、児童虐待の痛ましい事件が起こり、昨年度に担当部門を強化されたと聞く。DVと虐待の担当間の連携も含めて、次回までに、事件の検証結果を報告してほしい。
◇次回の日程は追って調整したい。なお、市のホームページには、今回の議事録とともに、皆さんのお名前と選出区分を掲載するので、ご了承いただきたい。(一同了承)
以上
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