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平和モニュメント「青い地球」(制作者:九後 稔)
大宇宙から見れば、ほんのケシ粒にすぎない地球は、人類にとってかけがえのない母なる大地である。1961年、人類が初めて大気圏に飛び出た時、宇宙飛行士の眼に映ったものは、何千年、何万年、堂々とあらゆる生物を育んできた“青い地球”であった。科学技術は進み、宇宙的規模にまで進展の様相を帯びてきた今日の世界情勢の中にあって、この誰のものでもない、生きとし生けるもののための“青い地球”。その青さは、汚れなき海の色であり、澄みきった美しい空の色であり、平和の象徴である。まかりまちがっても、死滅の危機に陥れることのないように願うものである。
作品は、正面向かって右に女性像、左に地球を支える子ども2人を配置している。女性像は、空に向かって手を差し上げ、一方の手で子ども達を守っている。平和の祈りと讃歌を歌い上げる。子ども達の像は、未来に向かって地球を支え、人類の繁栄を願い、まさに自分達が担い手として伸びていこうとする様を表現している。
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