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とどろみの森学園(箕面市立止々呂美小・中学校) > 校長から
更新日:2025年5月7日
校長 金城 忠
新年度が始まりました。本校も4月7日の入学式では150 人の新入生を迎え、8日の始業式からは、2年生から9年生も合わせて 1196人の児童生徒が、新しい学年での学校生活をスタートさせました。元気に登校する子どもたちの様子から、新年度への期待や、意気込みが感じられました。
今年度も、本校は、「学ぶ力、認め合う心、輝く未来を創造する学校」を学校目標に、小中一貫教育を基盤として、地域とともに教育活動を進めていきます。そこで、年度当初にあたり、この学校教育目標について説明させていただきます。
学校教育目標のうち、「学ぶ力」については、テストなどで測ることのできる「学力」の向上のためには、その基礎となる、「学びに向かう力」の育成が重要です。本校では、小中一貫校であることを生かして、9年間を通じて子どもたちが主体的に学ぶ力を育成するため、「子どもが主体感をもてる授業づくり」を研究テーマに、小中の教職員が合同で研修や公開授業、研究授業を行っていきます。こうした取り組みを通じて、教員の指導力向上と、児童生徒の学力向上を図ります。
「認め合う心」とは、他者を尊重し、よりよい関係を築こうとする心のことです。本校では、学級、学年、ブロック、学校全体などの数多くの仲間との出会いを通じて、コミュニケーション力をはじめとした、人間関係を築く力を育むとともに、9年間を見通した人権教育カリキュラムに沿って、さまざまな人権課題について学ぶ人権学習を通じて、児童生徒の多様性を尊重する姿勢を育成していきます。
そして、「輝く未来を創造する学校」とは、そこで学んだ子どもたちが、9年間を通じて身に付けた「学ぶ力」と、「認め合う心」を基に、卒業後のそれぞれの進路を選択し、地域社会の一員として、すべての人が尊重され、幸せに暮らすことのできる社会を築いていくことのできる学校を意味しています。そのために、止々呂美地域の自然や文化を知るための体験学習や、地域の人材や施設から学ぶキャリア教育、一人ひとりが自分の進路を見つけていくための進路学習を進めていきます。
今年度も、学校目標の実現に向けて、教職員一同精一杯取り組んでいきますので、引き続き、保護者の皆様、地域の皆様の、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
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