箕面市 > 子育て・教育・文化 > 子育て > 保育施設運営法人・運営主体のかたへ > 過去の保育施設設置・運営主体の決定、民営化について > 箕面森町地区センターにおける認可保育所の整備及び運営を行う法人にかかる選定結果について
更新日:2012年6月25日
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学校法人 山脇学園 ※1法人のみ
(1)第1回選定会議
(2)第2回選定会議
選定会議からの報告(ワード:25KB)を受け、候補者 学校法人 山脇学園を運営法人として選定した。
評価項目 |
学校法人 山脇学園 |
(1)法人の経営状況 |
38 |
(2)保育計画及び指導計画 |
72 |
(3)保育所等の管理運営の実績と計画 |
68 |
(4)市の保育政策に対する対応 |
120 |
(5)認可保育所設置条件に対する考え方 |
120 |
(6)認可保育所の施設整備に対する考え方 |
36 |
合計 |
454 |
(600点満点)
(1)選定会議について
事務局より審査対象やスケジュール等について説明
(2)認可保育所整備予定地(箕面森町地区センター)の現場視察
(3)学校法人 山脇学園 友星幼稚園の現場視察
(4)現場視察を終えての意見交換
(5)今後の進め方及び選定会議について
(1)審査基準について
事務局より審査基準及び配点についての説明
(2)応募法人からの説明(プレゼンテーション)における主な質疑について
法人:提案としては、0歳から5歳の保育所を地区センターで整備する案と、 0歳から2歳は地区
センターで保育所として、3歳から5歳は自ら が運営する幼稚園に送迎する案の2案を考
えている。
どちらの案にも利点とそうでない点があるが、現地の面積の問題と、既存の森町認定こ
ども園の幼稚園部門の定員増の計画があることなどを考慮する中で、0歳から2歳の45名
規模の保育所整備案を作成するに至った。
委員:提案の内容、その理由について理解はしたが、0歳から5歳までの保育所と0歳から2歳ま
での保育所では保育内容等に大きな差があると感じるが、具体にどのような保育内容を
考えているのか。
法人:2歳までの保育所運営と5歳までの保育所運営では、保育室、遊戯室等のスペースの取
り方ひとつとっても大きく変わってくる。与えられた施設で保育園を整備するにあたって、
保育室の確保や、何より安全性を重視した運動場の確保が課題であると考えた。そうす
るとどうしても5歳までの保育所運営案のハード面で調整したい項目があり、現状の与え
られた施設について、例えば屋上を園庭などに活用するための改修が可能か、また、施
設面積を拡げる改修が可能かなどについて、箕面市と協議が必要であると考えた。
その一方で入所対象が2歳までであれば遊戯室のスペースも余裕をもって確保できるし、
ウッドデッキ部分に遊具を設置するなど、年齢に応じた活動の場が確保できるということ
を踏まえて、今回は複数の案を提案するに至った。
委員:法人の考えとしては理解できたが、森町にお住まいのかたの5歳までの保育所ができる
というご期待もあると思うので、今後市が関係機関との調整を行う中で、保育所整備面
積が拡大できる可能性があるのか確認したい。
事務局:現時点では正確な回答はできないが、今回の法人からの提案を受けて、地区センター
の建築構造を踏まえた増築の可否や、保育所整備面積拡大の可否等について、関係
機関と調整・協議を行っていきます。
委員:屋上等の整備については、今後の市の協議次第であると思うが、そのことも踏まえた上
で5歳までの保育所を整備・運営できると理解してもよいか。
法人:委員さんのご意見、市の回答も聞かせていただいたので、5歳までの保育所の整備・運
営により対応します。
委員:今回応募していただいている学校法人の母体となっているのが、歴史ある社会福祉法
人ということだが、今回学校法人で応募していただいたのは何か理由があるのか。
法人:もちろん社会福祉法人での応募も考慮したが、学校法人でも保育所経営ができるという
ことで、池田市では学校法人が経営している保育所も多い。そういった背景の中で、現
在幼児教育に携わっている我々が保育所を運営していくことに魅力を感じた。保育所運
営において幼児期に至る前段階の0歳から2歳児の保育を実施することで、今後法人全
体でどのような連携ができるかということを始め、非常に関心があったことから、 あえて
学校法人での応募となった。
委員:職員採用について
法人:最近では、各方面から保育士の確保が難しいと聞いているが、大阪府、兵庫県内の保
育者養成校との連携を密にしながら人材の確保に努めていきたい。また、現在は、主と
して幼稚園の夏休み等の長期休暇中や土曜日などを職員の研修期間として位置づけ
ているが、今後も職員研修には力を注いでいきたいと考えている。
委員:安全管理について
法人:池田市では、過去に小学校で痛ましい事件が発生したこともあり、送迎時の保護者であ
ることの確認の徹底、名札の着用、不審者対応など、安全面での取り組みは非常に徹
底して行っている。
委員:法人運営(経営)状況について
法人:幼稚園の経営に関しては、池田市を中心として、箕面市、川西市など近隣市からの通園
も多く、経営としては安定している。
友星幼稚園の建物が、池田市から民営化で譲り受けたものであり、運営の中で色々と修
繕を要したこともあって、ここ数年比較的大規模な改修工事を行っているが、その改修も
最終段階に入っているので、経営に支障をきたすものではないと考えている。
委員:支援保育について
法人:幼稚園の運営としては10年の歴史しかないが、その中で支援の必要な児童への対応に
は積極的に取り組んできた実績がある。
平成19年度からは臨床心理士による相談支援も導入し、また、重度の肢体不自由児へ
の対応も行ってきたが、園単独で対応してきたわけではなく、保護者とひとつ一つ相談し、
積み上げていった上での実績であると考えている。また、支援の必要な子もそうでない子
も一緒に色んな活動を経験する中で、子ども達の中でお互いを思いやる気持ちが育まれ
たことも有意義であった。このような経験を活かして、きちんと環境整備をした上で支援
保育を実施していきたい。
○各委員からの意見及び評価点数に基づき、学校法人山脇学園を選定し、教育長に報告することとした。
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