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更新日:2023年1月17日

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令和4年度「ぴあ・カレッジ」第5回セミナーの様子

令和4年(2022年)7月30日土曜日に「模擬対応に関して、有効な手立てや自身の課題について学ぶこと」をめあてとして、「ぴあ・カレッジ」第5回セミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、令和3年度のぴあ・カレッジ受講生も参加し、教員採用選考テストの内容である「模擬対応」について考えていきました。まずは、

1.授業中におこりえる児童生徒への指導場面

2.授業外でおこりえる児童生徒への指導場面

3.児童生徒を褒める場面

上記の状況から具体的な設定を決め、どのような指導目標を立てるかについて考えていきました。考えたことをペアやグループで交流する中で、模擬対応を行う上で大切にしたいポイントなど深めることができました。

受講生交流

その後は、各担当アドバイザー(塾長、教育専門員、教育専門監、指導主事)の指導のもと、一人ひとり3分間の実演を行いました。

身振り手振りをつけたり、子どもの目線に合わせて話したりと工夫して取り組んでいました。

山下専門監

実演のあとには、担当アドバイザーから良かった点などについて講評をいただきました。

指導場面を想像し、子どもたちへどのような指導や声かけをするのか、悩みながらも自分のもちあじを発揮して、堂々と実演を行う姿が印象的でした。

井上指導主事

 

【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】

<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>

●声に感情をのせることが大切だと学びました。子どもたちはなにも感情のない言葉では動かないなと感じます。今は、模擬対応で見えない子どもたちに向き合っていますが、試験官は実際に私たちが現場で対応できるのかを見ていると思うので、実際に試験官の前に子どもの様子が浮かぶような感じで行えるようしていきたいと思いました。

●子どもたちへの視線や場に応じた声の大きさを臨機応変に変えていくことの重要性を学びました。立場が上からにならないよう、目線を合わせることを心がけたり、全体に対する声は大きく高めの声、個人のときは少し低めで小さめの声など模擬対応で実践することの大切さについて今回学ぶことができました。

●いじめの模擬対応についての「行為を憎んで、人を憎まず」という言葉が心に残りました。いじめの加害者であっても大切な児童の一人であることに変わりはない。模擬対応の練習を通して、自分の言葉で子どもたちに思いを伝えるという大切さを再確認しました。

 

<感想>

●実際に模擬対応をやってみて、子どもの視点に立つ難しさを感じました。「忘れ物」1つに関しても、家庭環境、いじめ、性格といった原因が沢山あるので、原因を的確に把握することが大切だと感じました。また、模擬対応では、自分の思い通りに進めることができますが、実際は児童が口を開いてくれないなど、上手くいかない方が多いと思います。現在、箕面市内の学校ボランティアをさせて頂いているので、先生がどのような対応をしているのか、何に配慮しているのかを注意して見ていきたいと思いました。

●教員採用試験の二次試験に模擬対応があり、どのように行えば良いのかが全く想像が付いていなかったので、今回のセミナーで有効な手立てや大切にしなければならないことを学ぶことができてよかったです。今回は、自分たちで一からテーマを設定したり、考える時間がたくさんあったけど、試験ではすぐに考えておこなわなければならないということで、とても不安ではありますが、いろいろなケースを想定して練習を重ねていきたいと思いました。

●今回の講習を通して模擬対応での実践だけでなく、教員として子どもたちの接しかた向き合いかたをより実践的に学ぶことができたと感じました。塾長が最後に「教員としての自分の芯はどんな場面でもぶらさず持って接しよう」とおっしゃっていました。私は、子どもたちにとって楽できる甘い存在ではなく、お互いに成長し高め合っていける存在になりたいと思っています。その芯を大事に子どもたちと粘り強く向き合っていける教師になれるよう、日々学び、吸収していきたいです。

 

 

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