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箕面市では、平成30年より「WBGT(暑さ指数 ※1)が28度以上の場合、屋外活動は行わない。すでに活動中の場合は、ただちに屋外活動を中止する」方針で取り組みを進めてきました。この方針により園児、児童生徒の安全は確保できたものの、一かたで水泳をはじめとする夏場の子どもたちの運動機会が減少しました。このことを受け、学校諸活動における熱中症事故予防に係る対応方針を変更し、夏場の子どもたちの安全と運動機会確保を行います。
市内の保育所や公立幼稚園についてもこの対応方針を適用します。
なお、この対応方針は令和3年(2021年)4月1日より適用しています。
1 気温、湿度、日射・輻射、風の各要素で計算された熱中症予防のための指標。とどろみ校区はとどろみの森学園に設置された測定器、それ以外の校区は中小学校に設置された測定器の情報を入手します。
WBGT(暑さ指数)は「箕面くらしナビ」から確認することができます。期間は5月下旬~9月末頃(毎年の気候動向で期間変更あり)で、配信は午前6時~20時の間(毎時00分の1時間ごと)で行われます。
令和3年4月から「教育現場における運動や活動時の熱中症予防の対応指針」(関連リンク参照)に基づき、対応します。
WBGT31度以上の場合は、屋外活動は禁止とします。
WBGT28度以上31度未満の場合は、「厳重警戒ゾーン」として「小中学校における熱中症予防の確認フローチャート」・「乳幼児における熱中症予防の確認フローチャート」(関連リンク参照)に基づき、現場の教職員が屋外活動の可否を判断します。
(1)屋外活動前にWBGTが28度以上に到達している場合
当日の気象予報や確認フローチャートにより多くの子どもの様子が危険であると判断した場合は、活動自体を中止します。
活動実施にあたり確認フローチャートに基づいて、個々の子どもの様子を確認のうえ、危険であると判断した子どもがいる場合は、当該子どもの活動を中止します。
活動中、子どもに頭痛や吐き気などの症状が現れた場合は、直ちに申し出るように指示します。なお、活動途中に体調不良の子どもが発生した場合は、全体の活動を一旦中止し、確認フローチャートに基づき、個々の様子を確認します。
10分~20分おきに水分補給を行うとともに、日陰などで適度な休憩を設けます。
体調不良を訴えた子どもがいた場合は、適切な応急処置を行うとともに、必要な場合は救急要請を行うなどの対応をします。
(2)屋外活動中にWBGTが28度以上に到達した場合
直ちに活動を中断したうえで、確認フローチャートのステップ2、3に基づき、子どもの様子を確認します。
個々の子どもの外見から、大量の汗や顔の血色に問題がないかを確認するとともに、頭痛や吐き気などの体調不良がないかの声かけを実施します。
活動を継続する際、子どもに頭痛や吐き気などの症状が現れた場合は、直ちに申し出るよう指示します。なお、活動途中に体調不良の子どもが発生した場合は、全体の活動を一旦中止し、確認フローチャートのステップ2、3に基づき、個々の様子を確認します。
体調不良を訴えた子どもがいた場合は、適切な応急処置を行うとともに、必要な場合は救急要請を行うなどの対応をします。
(3)屋内活動(体育館)において
室温もしくはWBGTが28度以上31度未満の場合は、現場の教職員がエアコン稼働の必要性を判断します。ただし、室温もしくはWBGTが31度以上の場合は、必ずエアコンを稼働させ活動します。
室温もしくはWBGTが28度以上で活動する場合は、30分おきに水分補給を行います。
(4)保育園児・幼稚園児について
乳幼児は大人より熱中症にかかりやすいこと、熱中症になったことを自分で気づかないこと、また、伝えることができないことから、小中学生に比べて大人の見守りや配慮がより大切です。
(5)小中学校施設開放の利用について
令和3年4月から「教育現場における運動や活動時の熱中症予防の対応指針」に基づき、対応します。
WBGT31度以上の場合は、屋外活動は禁止とします。
○WBGT28度以上31度未満の場合は、「厳重警戒ゾーン」として「小中学校における熱中症予防の確認フローチャート」に基づき、現場の責任者が屋外活動の可否を判断します。
屋内活動(体育館)において、室温もしくはWBGTが28度以上31度未満の場合は、現場の責任者がエアコン稼働の必要性を判断します。ただし、室温もしくはWBGTが31度以上の場合は、必ずエアコンを稼働させ活動します。
利用基準を守って利用されていないケースが散見された場合、利用団体のみなさまのご判断にお任せすることができなくなり、利用基準を見直す場合があります。利用団体のみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
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