令和6年度箕面市防火作品入賞・入選作品 

『春の全国火災予防運動』ポスター作品

市立西小学校 4年 花山 奏

市立西南小学校 2年 林 一花

市立西小学校 4年 花山 奏

 市立箕面小学校 2年 阿比野 莉子

市立西南小学校 3年 森 映月

とどろみの森学園 2年 小野 睦季

とどろみの森学園 3年 勝川 絵茉

市立南小学校 1年 谷 侑奈

市立萱野東小学校 1年 宮坂 あおい

彩都の丘学園 6年 坪田 莉歩 

市立萱野東小学校 6年 石 彩純

市立西小学校 5年 有馬 優

彩都の丘学園 2年 秋津 咲來

アサンプション国際小学校 4年 重田 結莉

市立西南小学校 3年 森本 陽貴

市立萱野東小学校 6年 吉田 莉望

（吉は土に口）

防火作品講評 

 図画の部

今年の夏は地球温暖化の影響だと考えられる酷暑日が続きました。そんな暑さにも負けず、防火作品・図画の部に応募してくれた児童・生徒のみなさん、ありがとうございました。188枚すべての作品、1枚1枚をニコニコしながら見せていただきました。

この審査会に携るのは今年で6年目になります。作品を通して子どもたちと「すてきな出会い」ができる、この審査会をとっても楽しみにしています。

防火作品の応募については、夏休みの自由研究の課題として先生に紹介されたり、あるいはおうちの人に勧められたり、また毎年この防火ポスターにチャレンジするのを楽しみにしている子どもたちが取り組み応募してくれたようです。この暑い夏休み、本当によくがんばってくれました。

小学校1年生から中学生までの子どもたちが、その年齢ならではの防火に対するさまざまな考えを絵の具やクレパスなどに置き換え工夫して絵で表現します。今回も子どもらしいみずみずしい感性や個性があふれる作品ばかりでした。絵を通した子どもたちとの「すてきな出会い」が毎年私をワクワクさせてくれます。　

酷暑だったとはいえ、夏休みは子どもにとって特別です。今年の作品には夏の強烈な陽ざしに負けない明るい色や子どもらしいおおらかな表現で描かれた作品が多かった印象を受けました。

絵には子どもたちの心の有り様がよく現れます。今年、描かれた絵からはそんな子どもたちの夏休みのワクワクした心の有り様を感じることができ、見ている私も心が熱くなりました。

作品の審査に当たっては、ほかの審査員ともそんな子どもたちの心の有り様もなぞりながら、その子の防火に対する考えを表した筆やクレパスの跡、使われている色合いから丁寧に読み取りました。

描いた子どもの気持ちになってその絵を眺めていると、夏休みに楽しそうに夢中になって描いている様子が思い浮かび、審査をしていても思わず笑みがこぼれる幸せな時間でした。

今回の入賞作品の2点が、今秋と来春の防火ポスターとして市内の学校など各所に掲示され、子どもたちや一般のみなさんにも見ていただけます。我々審査員が感じたワクワクを一緒に味わっていただければと考えます。楽しみに待っていてください。

また、子どもたちが描いたポスターを通して、防火意識が高まり、箕面市が今以上に安全安心な街になることを願っています。

　箕面市立南小学校 校長 山下 純

 習字の部

「防火作品・習字の部」に応募された小学生・中学生の皆さん、今年は酷暑猛暑つづきの夏休みだったにもかかわらず素晴らしい「防火作品」が1,015点、寄せられて、大変うれしくありがたく思いました。

どの作品も元気よく伸び伸びと書かれていて、すばらしかったです。皆さん一人ひとりの熱意・努力が感じられました。

全般的にそれぞれの学年に応じた筆づかいができており力強く伸び伸びとした線が書けている作品が数多く見受けられました。

それぞれの作品から皆さんの熱意や気持ちが伝わってきました。そして「書のもつ美しさ・個性」を改めて感じました。

どの作品もすばらしく入賞・入選作品をえらぶのに、非常に時間がかかりました。

しかし楽しく審査させていただきました。

入賞・入選された皆さんおめでとうございます。ただ全般的に気になったのは「学校名・学年・名前」もふくめた「小筆」のつかいかたです。

もっともっと小筆の練習をしてください。

何度も書き込んで「小筆」のあつかいに慣れてほしいですね。

「継続は力なり」といいます。

習字が上達するためには普段から習字に親しむことが大切です。時間があれば筆を持って字を書いてくださいね。

来年も皆さんのすばらしい作品に出あえることを楽しみにしています。

併せて「防火・防災」への意識が、さらに高まっていくことを期待しています。

　関西書道院 元院員 元箕面市立中小学校 校長 新貝 廣ニ