箕面市 > 市政 > 広報・広聴 > 広報 > 報道資料 > 平成23年度報道資料 > (報道資料)箕面市は、平成25年9月から全市立中学校で給食を開始します~府の新補助制度を活用した自校調理方式での給食の導入は、府内で最速~
更新日:2011年12月27日
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箕面市では、全ての市立中学校(8校)において、給食の導入を決定しました。
調理方式は、それぞれの学校で調理する「自校調理方式」とし、平成24年9月から小中一貫校2校で、平成25年9月から残る6校でスタートします。
導入費用は、今般、大阪府が創設した中学校給食導入補助金を最大限活用します。初期費用(施設整備費)の総額を約20億円と見込んでおり、このうち箕面市が約11億円(55%)を負担し、大阪府から約7億円(35%)、国から約2億円(10%)の補助金を予定しており、関連予算案を市議会2月議会へ提出します。
なお、毎年の運営費は、年間約1億1,700万円(箕面市単独負担)と試算しています。
採用した「自校調理方式」は、他の方式と比べて「食べる直前まで調理でき、適温でおいしく食べられる」「食物アレルギーへの対応に最も優れている」「各校に給食室があることで、食育の生きた教材として活用できる」ことなどに優れており、これらのメリットを最大限生かした中学校給食を展開していきます。
大阪府が創設した新補助金を活用し、自校調理方式で全ての市立中学校に給食を導入するのは、大阪府内で最速(高石市と同時)となります。
箕面市では、過去に中学校給食の導入を検討したことがありましたが、実施には至っていませんでした。今般、大阪府が中学校給食導入補助金を創設したことを受け、本年7月、改めて保護者、教職員、学識経験者などによる「箕面市中学校給食検討会」を設置し、中学校給食について検討を進めてきました。
本年9月に実施した「中学生における昼食等に関するアンケート調査」においては、野菜やカルシウムの摂取不足が顕著なこと、また、約1割の生徒が、校内販売のパンやおにぎりを購入し、おかずのない昼食を食べている実態が明らかになり、こうした背景を踏まえ、全ての市立中学校(8校)において、給食を導入することを決定しました。
平成24年9月から「とどろみの森学園」と「彩都の丘学園」の小中一貫校2校で給食を開始し、平成25年9月から残る第一中学校から第六中学校までの6校で給食開始をめざします。
(1)調理方式
中学校給食については、それぞれの学校で調理する「自校調理方式」以外に、
がありますが、箕面市では「自校調理方式」を採用することとしました。
<採用した「自校調理方式」のメリット>
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(2)給食の形態
実施形態は、「完全給食」と「全員給食」とします。
栄養バランスがとれた昼食となるよう、ご飯などの主食と主菜(おかず)、ミルクがついた「完全給食注1」により実施
生徒全員が同じものを一緒に食べる「全員給食注2」により実施
注1 学校給食法には、「完全給食(主食とおかずとミルク)」、「補食給食(おかずとミルク)」、「ミルク給食(ミルクのみ)」の3区分あります
注2 一般的に、給食の形態として、生徒全員が同じものを一緒に食べる「全員給食」と、生徒がそれぞれ給食か給食以外(家庭弁当や市販のパンなど)を選ぶ「選択制給食」があります。
自校調理方式とするために、全中学校に給食調理室を整備します。このため、1校あたり2.4から3.6億円程度(小中一貫校は1.2から1.4億円)の施設整備費を見込んでおり、全8校で約20億円を予定しています。
導入費用は、今般、大阪府が新たに創設した中学校給食導入補助金を最大限活用します。大阪府が創設した新補助金を活用し、自校調理方式で全ての中学校に給食を導入するのは、大阪府内で最速(高石市と同時)となります。
(1)施設整備費:総額 約20億円(箕面市11億円、大阪府7億円、国2億円)
【設置費用の内訳】
(2)運営費
年間で約1億1,700万円(箕面市単独負担)と試算しています。
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