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更新日:2014年6月4日

平成25年3月15日開催分意見概要

第36回市長ほっとミーティング~学生と倉田市長の意見交換会~

日時

場所

平成25年3月15日(金曜日)

MGK24さくらい

午後4時30分から午後6時20分

参加者

21名

はじめに

(市長)配布資料に沿って説明

懇談

(学生)本日は貴重なお話をしていただき、どうもありがとうございました。私は、大阪大学外国語学部の学生で、今度2年生になります。

配布された「予算の概要」という資料を見て私が非常に興味を持ったのは、「子育てしやすさ日本一」という箇所です。私が所属する英語教育に取り組む学生団体では、今の受験偏重の英語教育が良くないということで、音声教材を利用し、英語が本当に身に付く勉強の仕方を研究していまして、その成果を外部のかたに提供しようという活動を行っています。今度、第一中学校と第三中学校の生徒を対象に英語教室を開催させていただくことになっています。

 

(市長)素晴らしいですね。

 

(学生)「子育てしやすさ日本一」の箇所を読みまして、もっと他に私どもにできることがあるのではないかと思いました。例えば、小学校で英語を教えるなどです。私たちの団体は発足したばかりですので、どのような活動をしていくか手探りの状態です。もし、行政の側からこのようなことをしてほしいなどのご意見があれば是非教えていただきたいと思います。

なお、私たちの団体は、今、第一中学校と第三中学校だけですので、箕面市東部の大阪大学箕面キャンパス周辺地域でも、小学生や高校生も対象に何かできないか考えています。

 

(市長)とてもありがたい話です。ありがたい話なのですが、市の実情を少し話しますと、学生さんやリタイアした人などで、地域ボランティアとして学校で教えてくれる人を学校単位で募集をしているケースは結構多くあるのですが、教育委員会事務局でトータルコーディネイトしている部署がありません。ですので、窓口をつくることを検討します。今の問題提起はとても良く、学校側としてもそういうボランティアを集めるのに大変なのです。だから逆に学校側からのニーズを吸い上げられれば、お互いのニーズを合致させる話もできるかもしれないと思います。

あと、市の内部の悩みを少し言いますと、団体や人によっては継続的に体制を維持できないケースも見受けられます。団体の人数が少なくて、教えに行くのはよいのだけど毎週とか、ずっととか言われるとそこまでの対応はできませんとなると、市も団体や人も、お互い辛い思いをします。ですので、どのくらいのペースで人を確保していくというような話をまず相談させてもらい、お互いやりやすい方法を考えたいと思います。

 

(学生)いずれにしましても継続的に活動したいと考えていますので、是非、窓口の設置をお願いします。私は教育関係にとても興味があり、教育関係のボランティアをしたいと思っていたのですが、箕面市にそのような窓口がおそらく無かったのですよね。

 

(市長)箕面市全体の窓口は無かったのです。

 

(学生)どこの部署に声をかければよいのかわからず、結構迷っていましたので、そういう窓口をつくっていただければ非常にありがたいと思います。よろしくお願いします。

 

(学生)私は、大阪大学法学部4年生で、4月からは大阪大学大学院に進学します。一応、法学部に所属していたということで、行政について非常に学んできました。

例えば、市民は行政に対して、無駄があるのではないかとか、納得できないとかなど、どうしても敵対する存在として考えがちだと思うのですが、市民の誤解を、しょうがないことだとある程度考えていらっしゃるのか、あるいは、誤解を解消し、改善するべく市民にアピールする必要があると考えていらっしゃるのでしょうか。お考えが後者の場合であるならば、それはどういった方法であれば、もっと市民の理解を得られるとお考えなのでしょうか。

 

(市長)行政に対しての納得しない感、納得できない感というようなものは、究極的にすべて解消できるかと言えば、私はできないと思っています。テーマによって、納得をする人と納得しない人がいます。行政としては納得をする人が多いことを選ばなければいけないので、それは当然やっていくのですが、どんなテーマでも絶対に納得できないという人や、不利益を被る人はいます。だから、行政の活動に対してすべての人が無駄はない、間違っていないと納得することにはなり得ないと大前提として思っています。しかし、それでよいかと言うと、全くそうではありません。このことは箕面市だけではないだろうと思います。

私は以前、国で仕事をしていて、それから箕面市役所に出向で来て、市町村行政の現場を初めて見て、びっくりしたのが、市役所という組織は伝えようとすることにかける労力が著しく低い。低いというか間違っていると思いました。例えば、受給できる手当がありますから皆さん申請してくださいという通知をします。その書類を作る時に基本的には全部説明することを職員は考えます。かなりイレギュラーなことまで全部説明することを考えるのです。1万人の対象者がいた時に、その中で例えば3人ぐらい条件に当てはまらない人がいる場合でも、その3人のための注意書きを一生懸命書くのです。それはなぜかと言いますと、後からクレームが来た時に、「ここに説明していますよね」と言えるようにするためです。そのため、まず不利益が伝えられます。どんなに良いことがあっても、結果として残りの9,997人には伝わらないのです。一部の人に不利益があることは正直に伝えればよいと思いますが、伝えることに対する、その努力のかけ方というか、力のかけ方の比率が完全に間違っているのです。それが市役所、市町村行政の実態としてあると思いますので、正しく伝わるよう、良いことは良いこととして、しっかりと力を入れてPRし、悪いことも隠さず伝えていきたいと思っています。

 

(学生)大阪大学3年生です。現在、国が進めている政策の中で、インバウンド観光が有名だと思うのですが、箕面市はインバウンド観光に対して何か具体的な政策などはあるのでしょうか。

 

(市長)海外からのお客さんを呼び込んで観光産業を活性化させるということですね。

 

(学生)はい。

 

(市長)箕面市は確かに観光という意味では、滝があるので観光客は来ます。しかし、観光が果たして地元にとってプラスなのかマイナスなのかっていうのは、冷静に考えないといけないテーマです。例えば、箕面市に来る観光客はあまり地元にお金を落としません。お金を落とさない観光客は、地元にとって迷惑なのです。でも、箕面市はこれをプラスにすることを考えていますので、迷惑だとは言う気はありません。

今まで箕面の観光は、観光客が電車に乗って滝に来て、おにぎりやおやつを食べて、ごみを落として帰って行って、電車に乗って梅田でランチを食べるというパターンが見受けられました。これだけだったら地元としては迷惑千万です。加えて、紅葉のシーズンに車で来て、大渋滞になって、市民が車で家から出られないのです。そのような状態を超えてさらに、観光にメリットを見出す必要があると思っています。滝ノ道ゆずるの効果で、箕面のお店でも結構ランチを食べるようになってくれたなどの話も聞きますので、お金を少しでも落としてもらうような仕組みを考えていく必要があります。

あとは大事なことは、せっかく放っておいても年間約100万人が箕面まで勝手に来てくれて、箕面大滝を見て帰ってくれているのです。その100万人に、箕面市のことをどういう風に印象づけて帰ってもらうか、この印象づけ方次第では、もしかしたらその人が将来、箕面市に引っ越してくるかもしれない訳です。そういう意味では、都市戦略上、とても大事なことなのです。お金落としてもらうこと、あとはどういう印象を持ってもらうかということが箕面の観光にとって、とても大事なのです。

その観点から言いますと、外国人観光客については、少しお金を落としてもらうだけのメリットぐらいしかなく、来ていただくことはありがたいですが、外国人観光客が増えて特別に箕面市にとってプラスになるかと言えば、そうでもありません。

実は箕面市がインバウンドで狙うのは、競艇事業の方です。箕面市は大阪市にある住之江競艇場のボートレースの約半分を単独で開催しています。関西空港に外国人観光客が着いて、大阪市内でいろいろ遊んで、その帰りの時間調整で住之江競艇場に来てお金を落としてくれたら、とても良いと思っています。競艇は日本独自のものです。韓国にもありますが、後発ですので、規模はそれほど大きくないと聞いています。世界にないものですので、それを売りにして、どうやってお金を落として遊んでもらうかということを考えています。関西空港がそういう意味では非常に大事なポイントになるので、関西空港のすぐ近くのりんくうタウンの一画に住之江競艇場本場とは別に、ボートピアという場外舟券売り場を昨年オープンしました。地元の人はもちろんのこと、外国人観光客に来てもらうことに非常に関心があります。特にアジアからの観光客に関心があります。中国は非常に近いので、特に来てほしいと思っています。以上のようにインバンド観光については、競艇でお金を落としてもらうことに関心があります。

なお、箕面だけではなく、多分大阪府全体に言えることだと思いますが、観光行政に関して大阪は素人です。なぜかと言いますと、昔は遠方まで交通機関がそれほど発達していなかったので、放っておいても近場に人が来たからです。大阪市内に住んでいる人は1日がかりで箕面まで来たのです。楽しんで、満足して帰っていったのです。だから、観光客を呼び込む努力をしてこなかったのです。それで、誰が努力していたのかと言いますと、城崎など遠い地域の人たちで、必死で観光客を誘致していたのです。やがて交通機関が発達して、観光客は努力をしてない大阪府内の観光地ではなく、努力をしていた田舎の観光地に行くようになったのです。学ぶべきは実は田舎の市町村の観光行政だと思っています。

 

(学生)大阪大学でボランティア支援組織を作りたいと、一昨年市長に発表しましたが、間もなくできそうです。しかし、市の学生団体の活動に対する金銭支援、広報支援、活動場所の提供支援など、支援内容があまり明確になっていないと思っています。

 

(市長)金銭支援については、市も財政的に厳しいですが、学生活動が地域に還元されることが明確に説明できれば支援できると思います。そのことがしっかりとPRできるかどうかがカギです。

広報支援については、市も下手ですが、一応最低限の信頼感は一般的に持ってもらっていると思いますので、市もPRすることで一緒に上手くやっていきたいと思います。

活動場所の提供支援については、活動団体によって適切な場所はそれぞれ違うと思いますので、どの場所が適切なのかよくわかりません。

市の支援内容が明確でない点については、市も何を支援すれば学生に喜ばれるのか、よくわかりません。学生も市に支援を求めても駄目だろうと思っていることが多分にあると思います。その点は市と学生の接点をもっと増やしていくことで明確になってくるのではないかと思っています。なお、金銭支援は難しいですが、人の支援で比較的カバーできることは結構あると思っています。

 

(学生)大阪大学法学部の学生です。私は東北に直接支援をしている団体に参加していまして、学習サポートも行っています。聞いた話によりますと、箕面市には現在、被災地から引っ越しされてきている世帯が35あり、その中の19世帯で小・中学生のお子さんを抱えているということで、その小学生を対象とした学習サポートを行っています。

お聞きしたいのは箕面市として被災地から来た子どもたちに現在、何かしていることはあるのでしょうか。

また、学習サポートに19世帯中3人ぐらいしか来てくれなくて、市の広報紙「もみじだより」でも広報しているのですが、やはり来てくれません。ボランティアなので、不信感やちょっと怪しい印象をもたれていると思いますので、それをどうやって払拭すればよいのか、何かアドバイスがあれば教えていただきたいと思います。

 

(市長)被災地から避難してこられたかたに対する支援は、家の提供、手数料の免除など震災発生以降ずっとしてきています。それ以外で、行政が直接的にしている支援というのは正直あまりないです。どちらかというと、この分野は社会福祉協議会などが結構頑張ってくれていまして、例えば、被災地から避難して来たかたがたを集めてイベントを開催するなどボランタリーベースの支援は多いという印象を持っています。

学習サポートで、3人ぐらいしか来てくれてないという話ですが、それは19世帯に対してのサポートという意味なのですか。

 

(学生)募集をしているのは被災地から来たかたがたです。でも、箕面市に住んでいるかたも来ていいよというスタンスですので、箕面市に住んでいる小学生たちが来ることもあります。

 

(市長)なぜ、来ないのでしょうか。私が聞くのも変ですが。何が最大の問題なのでしょうか。

 

(学生)まずは広報の仕方がやはり良くないと思います。チラシなどが目を引きにくいものでしたので、広報の仕方を変えていこうということをしているのですが、あとはやはりボランティア団体が無料で教えてあげるよというのがちょっと、一歩踏み出しにくい感じがあって参加しづらいのかなと思っています。

 

(市長)その19世帯に対しては、直接そのチラシとか案内は渡せているのですか。

 

(学生)それができていないのです。

 

(市長)市役所を通してやっていますか。

 

(学生)社協さんを通してしています。

 

(市長)ということは、一応個別に案内は行っているのですね。

 

(学生)チラシは社協さんに置いてもらっています。

 

(市長)置いている、それとも渡している、どちらですか。

 

(学生)渡してはいないと思います。

 

(市長)置いているだけであれば多分誰も見ていないと思います。

 

(学生)そうですね。

 

(市長)ちょっと悩ましいところではあるのですが、箕面市や社会福祉協議会が特定の団体などに、19世帯が誰なのかということをお伝えすることはプライバシーの問題があるので一般的にできません。市や社会福祉協議会が直接お伝えするしか方法はないと思います。ですので、伝える方法を一緒に考えていきたいと思います。

 

(学生)大阪大学の3年生です。今、3年生は就職活動中で、会社説明会を4、5回受けました。そこで、市長は箕面市として、どういう人材を求めているのでしょうか。私は企業に絞って就職活動していますが、他の人に是非伝えていただければと思います。

 

(市長)箕面市では、職員採用にとても気合いを入れています。どういう採用の方法なのか、まず人物重視です。昨年度からは、いわゆる公務員試験をやめて、SPI(エスピーアイ)を試験に導入しています。SPIであれば、民間企業の採用試験を受ける人でも勉強の準備をすると思ったからです。

一昨年の箕面市の採用試験問題を見て、私は解けませんでした。一応、自分の名誉のために言っておきますと、税制改正で正しいものはどれかという問題で、そのようなことは誰も知らないし、それ知っていたからと言って、10年後に通用する知識ではありません。そのような知識を持っている人は必要ないのです。それよりもルールをかいくぐれる人が欲しいです。

行政は、法律、条例、規則、要綱など、すべてルールに縛られて活動しています。例えば目の前に3日後に死にそうなAさんがいるとして、通常のルールに当てはまらないため救うことができないところを、ルールは破らないけども様々なルールを組み合わせて結果的に救える方法を考えられる人、つまり、ルール通りに運用するのは誰にでもできるので、ルールに当てはまらないケースが出てきた時に自分で考えて目的を果たすことができる人が欲しいです。このような人でないと目の前で困っている人を救えないと思っています。なお、一番欲しくない人は、面接でマニュアルどおりに受け答えする人です。

 

本日は、長時間ありがとうございました。

 

市民と市長のほっとミーティングのページ

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