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更新日:2014年6月4日

平成24年5月26日開催分意見概要

第33回市長ほっとミーティング~市民と倉田市長の意見交換会~

日時

場所

平成24年5月26日(土曜日)

彩都の丘学園(彩都の丘小・中学校)

午後2時から午後4時18分

参加者

13名

はじめに

(市長)配布資料に沿って説明

懇談

(市民)今年の2月にこの彩都地区で、日本でこれまで2件しか起きたことがない事故があったことを市長はご存じでしょうか。マンションの建設現場で杭打ち機が転倒して、私の住んでいるマンションの駐車場が破損したのです。幸い、けが人は出なかったのですが、百世帯以上住んでいますし、小さな子どもがたくさんいます。現在も、事故を起こした業者と話し合いが続いています。今後も彩都地区では、開発が進んでいくものと思います。やはり行政としてもしっかり監視していただきたいと思います。あの事故はテレビや新聞で報道されたほどインパクトがあった事故だと思います。

 

(市長)地域の皆さんも大変驚かれた事故だと思いますが、私も大変驚きました。おっしゃるとおり、彩都ではこれからも工事が多くなってくると思いますので、市としても目を光らせようと思っています。この事故については、事故を起こした建設工事業者からの警察や消防、市への第一報が遅かったため初動に影響が出ましたので、私自身大変頭に来ました。当然、事故を起こした業者には厳しく指導しましたし、今後、新規で建設工事を行う業者に対して、事故を起こさないことはもちろんのこと、連絡体制をきっちりするよう指導していきたいと思っています。

 

(市民)粟生間谷西に住んでいます。市長は前回の選挙の公約で一切無駄なお金は使わないとおっしゃっていましたが、実際にそれを実行されていると思います。

 

それから、今日の冒頭におっしゃるのかなと思いましたが、新聞に掲載されているこの件についてご存じですか。

 

(市長)文化振興事業団の件ですか。どのような件ですか。

 

(市民)市の外郭団体の件です。市長は頑張っていると思いますが、昨年も上司の印鑑を勝手につくって書類に押印していたという職員の不祥事がありました。だから、私は職員を信用できないのです。

 

次に、昨年の大阪府知事選挙の時に、市長は「市町村長連合」に加入し、前の池田市長の倉田さんを推されました。しかし、選挙の途中で「大阪維新の会」の松井さんを支持し、市町村長連合を脱会されました。私は、市長には最後まで前の池田市長への支持を貫いてもらいたかったので、残念に思っています。

 

(市長)今お持ちになっている新聞記事について、今朝各紙で残念なニュースが報道されています。箕面市文化振興事業団という市の外郭団体の職員がこの10年間で約3千万円を横領していました。

この事件は5月の下旬に発覚しました。発覚した経緯は、公認会計士から気になる点があるという指摘を受けて、過去の書類全部を調べたところ、やはりおかしな支出が多いということで、当時の担当職員に確認したところ、横領を認めたということです。この職員は今年の3月に退職していましたが、当然横領したお金、横領した時点からの利子、それと退職金の全額を返還することを認めさせました。さらに、これは刑事事件ですので刑事告訴もします。今回このような事件が起きたことは残念ですが、再発しないよう徹底したいと思います。

私が箕面市長に就任してから3人の職員を懲戒免職しました。公務員、市の職員でありながら、市民の信頼を裏切るような不正な行為に対して私は許すことができません。だから処分はかなり厳しく行っています。もちろん頑張っている職員もいますが、1人でもそのような職員がいる限り信用を失ってしまいますので、不正な行為をした者は絶対に許さないということを徹底していくことで抑止されることもたくさんあると思います。また、金銭がからむ不正行為については、当然全額返済をさせますし、刑事告訴も辞さないと考えています。

ちなみに懲戒免職した職員のうち1名が、処分に対する不服申立てをしています。私としては徹底的に争うスタンスで対応していくつもりです。今回の件についても、大変申し訳ないとしか言いようがありませんが、不正な行為をする者が出ないよう努めていきたいと思いますのでご理解いただきますようお願いします。申し訳ございませんでした。

 

昨年の大阪府知事と大阪市長のダブル選挙の時の話ですが、隣の池田市の市長と府議会議員の松井さんが知事選に出馬され、正直言いまして、各市町村長が股裂きになったというのが実情です。私自身も反省していますし、いい勉強になったと思っています。

 

(市民)彩都粟生南5丁目に住んでいます。1点目は配付資料に市の基金を将来への投資に活用と書かれていますが、具体的に何に使われるのでしょうか。

 

2点目は箕面市が発展するためには産学官の協力が必要ではないかと思います。産業は少ないかもしれませんが、何か具体的な取り組みなどを考えておられるのでしょうか。

 

3点目は、市長が今着ておられる法被とTシャツは、どこで買えるのでしょうか。

 

(市長)基金つまり貯金ことですが、例えば、学校などの公共施設の建設費用の一部に基金を充てています。他には、彩都の丘学園は新しい学校ですので今年の9月から給食が始まることになっていますが、第一中学校から第六中学校までに関しては給食施設がないため、施設を建設して来年の秋から始める予定です。その費用は約20億円かかります。そうなりますと、当然通常の収入だけでは資金は足りませんので、基金の取り崩しと市債の発行で賄うことになります。また、他にも国や府の補助金が入ってきます。

基金は目的別に分かれていまして、「学校教育施設整備基金」、道路の建設などに使われる「都市施設整備基金」、消防車両を導入するときなどに使われる「あんしん消防救急基金」、山の保全に使われる「みどり支援基金」などがあり、その年の財政状況によって積み立てたり、繰り出したりしています。

 

産学官の連携について、箕面市には産業は少ないです。国レベルであれば研究開発を共同でするなど連携するテーマはありますが、地方公共団体レベルではそれほどありません。なお、彩都の東部地区にあるバイオインキュベーター施設と小中学校が教育で連携しているケースなどはあります。

現在、大阪大学との連携について取り組みを始めています。もっと学生に街でいろいろ活動をしてもらうことが大学のリソースの使い方の一つとしてあるのではないかと思っており、とても興味を持っています。今、地域でいろいろと活動してくれている学生を集めてグループ化するというようなことを学生と一緒に始めています。例えば、川の清掃活動や、選挙管理委員会と学生が一緒になって選挙の啓発のために、第一中学校の生徒会の選挙で、国政選挙など実際の選挙で使用されている投票箱を使って選挙をしてもらうなどの活動をしています。

少し話は変わりまして、約40年前から計画されていた北大阪急行の延伸について、この度事業化に向けた基本設計と現地調査に着手することになりました。延伸されると船場地区に駅ができることになります。駅ができると人が入って来るということですから、街は変わらざるを得なくなります。元々トラック物流のためにできた街ですので、インフラなど全部やり換える必要性が出てきます。そのため、大阪船場繊維卸商団地協同組合と一緒に取り組んでいるところです。

延伸に向けた取り組みをしている最中に、国立循環器病研究センターの移転話が出てきまして、吹田市、茨木市と誘致合戦状態となっています。もし、国立循環器病研究センターが船場に移転するとなると、日本を代表する医療研究機関ですので、周辺に医療関係の企業がたくさん集まってくるのではないかと思っています。大阪大学も近くにありますので、本当の意味での産学官の連携というような話になるのではないかと期待しています。

 

私が着ています法被とTシャツについて、この法被は箕面商工会議所が作成したものです。イベントの時に貸してくれて、私は1着をそのまま借りてずっと着ています。Tシャツは市役所の箕面営業課が市外でのイベントなどで着るために作成したスタッフ用のもので非売品です。購入の希望が多ければ販売を検討しようかというような話をしていましたので、少し検討してみたいと思います。

 

(市民)箕面市箕面から来ました。1点目は、先ほど市長は大阪都構想に賛成だとおっしゃっていましたが、東京都は税金をまず都で集めて、重点的に特別区に配分してから周辺の市に配分しているため、特別区と周辺市の格差が広がるという問題が出ていると思います。もし、大阪都構想が実現されると箕面市は損をするのではないかと思いますが、市長はどの点で賛成なのでしょうか。

 

2点目は、市役所に対し、いろいろと質問させてもらうことが多いのですが、質問の答えが返って来るのに日にちがかかることがあります。それは、職員は部署を3、4年でころころ変わってしまって、専門家がいないためではないかと思っています。癒着の防止や、いろいろな経験をさせるという意味もあると思いますが、なぜ専門家ができない仕組みになっているのでしょうか。

 

3点目は、箕面駅前がきれいに再整備されましたが、どの部署が計画を策定し、整備されたのでしょうか。また、計画策定に市民が参加していたのであれば、どのような人だったのでしょうか。

 

(市長)東京都の予算配分のシステムについて、税金をまず東京都が集めて特別区に優先的に配分をして、その残りを特別区以外に配分するというような言い方をされましたが、そうではなくて、決められたルールによって配分されているだけなのです。例えば、大阪は基本的に公平となるように、今から新しいシステムを作ろうとしているので、特に心配はしていません。

なぜ大阪都構想に賛成するか言いますと、今、13万人という人口規模の市の市長として仕事をしていまして、箕面市をどのようにしようかと毎日考えています。また、13万人という人口規模ですので、私はこの市長ほっとミーティングの場に来ることができ、毎月1回ぐらいのペースで開催することができます。また、小学校の運動会などにも出席していますが、地域を実際に目にすることができる距離感は、箕面市ぐらいの規模が限界だと4年間仕事をして感じています。隣の豊中市は箕面市の3倍の人口です。また、豊中市には小学校が約40校あり、箕面市は小中一貫校を含めて14校ですので、豊中市は約3倍の数です。大阪市は約300校あり、中学校、高校まで入れるとかなりの数になります。学校が多いから大変だとかいうことではなくて、市役所という組織がどれぐらい地域のことを具体的に見ることができるだろうと考えた時に、自ずと人口と距離で、ある程度の限界はあるだろうと思っており、この4年間、如実にそのことを感じています。

巨大すぎる市は、はっきり言って細かくいろいろなところに目が行き届きません。大阪市の人口は、箕面市の約20倍あります。でも市役所は1つです。区役所などの出先機関はありますが、出先機関自体が市役所から遠いですので、基本的には規模が大きくなればなるほど、非常に目が行き届きにくくなります。また、何か行政施策を展開する場合でも、細かくルールを定めるというよりも、大きなルールを定めて、ばさっと網をかけるというような手法しかできないのです。ですので、大きすぎる市は、あまり意味がないと正直思います。

もう一つ、大阪市は政令指定都市で、大阪府の持っている機能の一部、広域行政体である都道府県の持っている機能の一部を持つ仕組みになっています。例えば各市にまたがるような道路の整備を広域的な観点から考えるのが都道府県の役割なのですが、その機能の一部を大阪市が持っており、とても中途半端なのです。広域行政といいながら面積の小さい大阪市の中のことしか考えることができないのです。それは制度的な宿命なのです。政令指定都市というのは、行政サービスや都市基盤などあらゆる面において、ともて中途半端なのです。大阪市は大阪府の中においては、周辺部の繋がりもとても中途半端ですので、私は、大阪市は要らないと思います。

大阪都構想は、大阪市をいくつかの基礎自治体に分割して、広域行政は大阪府が担うというもので、そうあるべきだろうと思っています。

それと、私は東京に長い間住んでいましたが、23区内にも住んだことがありますし、23区以外にも住んだことがあります。両方住んでみて、別に不自由に感じたことありません。行政システムが変わると大変だと騒いでいるのは行政関係者と政治関係者だけです。システムが変わってもするべきことは、しなければならないのです。

 

(市民)箕面市にとってメリットがあるから賛成という訳ではなく、行政、自治体の理想的な姿であるから賛成であるということでしょうか。

 

(市長)そうです。箕面市には、影響はあまりないです。もしあるとすれば、消防組織の一元化です。新潟の中越地震や、ニュージーランドの地震で活躍したのは東京消防庁ハイパーレスキュー隊なのです。福島第一原発に放水を最初に成功させたのも、東京消防庁ハイパーレスキュー隊です。なぜ東京消防庁がそのように活躍できるかと言いますと組織が巨大だからです。巨大だから人も集めることができて、装備も充実させることができます。私は、消防は少なくとも都道府県単位で広域化した方がよいと思っていまして、大阪都構想と併せて大阪消防庁というものがほしいと思います。恐らく関西で地震が起きれば、助けに来てくれるのは大阪市消防局ではなく、東京消防庁のハイパーレスキュー隊だと思います。それではあまりにも情けないので、箕面市も含めて広域化すべきではないかと思います。

他にも、大阪広域水道企業団という府全体の水の卸売りをしている組織がありますが、大阪市だけが参加していません。なぜかと言いますと、大阪市内は地形の平らな場所がたくさんあり、水を供給するエリアも狭いためとても効率がよく、また、料金回収率も高いし、施設も少なくて済むので、水道料金を安くすることができます。大阪市内だけがそのようなメリットを受けているというのは不公平だと思いますし、大阪全体で水道も考えないといけないと思います。そうなると周辺の市にも、もしかしたらメリットが出て来るかもしれません。

 

箕面市役所では約3、4年で人事異動するのはなぜかという質問について、今の人事方針は、職員として採用されてから10年で3つの部署を経験させるようにしています。その後は専門分野を持って固定してもよいと思っています。市役所の仕事はとても領域が広く、警察と防衛を除いた中央省庁の仕事を箕面市役所という小さな一つの市役所だけでカバーします。そのため、若い時にある程度複数の部署を経験しておかないと幅が狭まることと、向き不向きを見極めることができないからです。今はその人事方針の過渡期であり、また団塊の世代の大量退職が生じているため、どうしても玉突きで人事異動をせざるを得ないという事情もありますので、確かに比較的、人事異動が多いかも知れませんが、以上のような考えと状況によるためです。

 

箕面駅前の再整備に関してどういう経過をたどったかと言いますと、平成16年頃にみのおサンプラザの中の施設やお店の配置について議論され、この建物の中だけでなく、周辺のことについても考える必要があるということで、平成18年から平成19年にかけて地元の商店街の人や地域でボランティア活動している人などが参加して懇話会という形で整備計画をつくりました。実際に工事に着手したのが平成21年からで、その時にも別途懇話会を開催して今の形に仕上げてきました。

 

(市民)大阪大学の4回生です。1点目は市の職員採用試験がいわゆる公務員試験からSPI2(エスピーアイ・ツー)に変更されたことについてです。やる気と豊かな想像力のある人材を獲得するためにSPI2を採用することにしたとのことですが、僕も今年就職活動をしていまして、SPI2を何回か受ける機会があり、あまりやる気や豊かな想像力を測ることができるような試験だと思いませんでした。いわゆる公務員試験の方が大変だと思いますし、やる気という点では、やればやるだけ結果が出るいわゆる公務員試験の方が効果的ではないかと思います。なぜ箕面市はSPI2に変更したのか気になりました。

 

2点目は、僕は教育に興味があり、箕面市ではこれからどのような教育をして、どのような人材を育てていきたいとお考えなのでしょうか。また、全学年に対して学力テストの回数を増やして実施するということですが、どういうことなのでしょうか。

 

3点目は、僕は大阪大学に通っていて、先ほど市長がおっしゃっていた川で清掃をしているサークルに所属していました。箕面の市民のかたと仲良くさせていただいており、あと1年間大学生活はあるのですが、市と一緒に何かできないか、力になれることがあればしたいと思っています。しかし具体的に何をすればよいのか分からなくて、逆に、市から学生にこういうことをしてほしいという要望などはあるのでしょうか。

 

(市長)先ほど配付しました資料に、今年から箕面市は、いわゆる公務員試験からSPI2という(株式会社)リクルートが実施している企業で採用実績の多い試験に移行することにしました。なぜかと言いますと、基本的に箕面市役所は知識を求めていないからです。いわゆる公務員試験というのは、非常に知識偏重型になっていまして、特に行政の仕事に関係してそうだと勝手に思われている知識が試されます。昨年の箕面市役所で実施した試験の問題を見せてもらったのですが、私は解けませんでした。例えば、2年前に税制が改正された経緯について正しいものを選べというような問題がありました。税務課の職員以外はそのようなことは知りません。結局、いわゆる公務員試験は落とすための試験になっているのです。頑張れば頑張るほど知識はついて、その知識が多い人が合格するという試験になっています。正直、私たちは知識を求めていません。企業もそうだと思いますが、知識は仕事をしていくうちに身に付くのです。それよりも、知恵を絞ることができる能力やコミュニケーション能力がある人材を求めています。7年前から箕面市役所の試験はひたすら面接を繰り返すという試験になっています。しかも、面接をするのは受験者と比較的年齢の近い若手の職員です。公務員試験を受けに来る人は面接対策を完璧にしてきますが、型にはまった答えは聞いていないのです。足をすくわれた時にどのように対応するのかという能力を試す必要があります。だから面接重視に大きく転換をしています。なお、最初にある程度ふるいにかけないといけないので、多くの企業が採用しているSPI2を選択しました。これにより、いわゆる公務員試験の勉強をしていない人も箕面市役所を受験できることになります。そうすると受験者の分母、つまり人材の幅が大きく広がりますので、その要素が一番大きいと思っています。

 

2点目の教育について、私は意外に保守的で、教育の中身のことは教育委員会でしっかりと議論してほしいというスタンスです。なぜかと言いますと、私は私が受けて来た教育しか知りませんので、私一人がこうすべしと言ってやるべきことではないと思っているからです。ただし、国際的に通用する人材を育ててほしいということだけは言っています。

私は教育の中身の問題よりも、教育が実際に行われているシステムの方に問題意識を持っています。箕面市だけのことではないと思いますが、今の小中学校は、例えばある小学校で1学年に3クラス、6学年で合計18クラスあるとすると、18個の寺子屋が存在しているような印象を持っています。各先生の個性や能力に非常に負うところが多く、全体の横のバランスがとれているか、しっかりと統制がとれているか少し疑問に感じています。また、ある小学校では、卒業までに絶対最低25m泳げるようにする、とにかく皆で頑張ろうと言って、夏休みに先生総出で頑張ってサポートしています。その小学校を卒業した子ども達は、レベル差はあるものの泳げるのです。一方では、全くそのようなことはしていない小学校もあります。この小学校を卒業した子ども達の中には泳げない子どもがいるのです。このように教育システムがばらついており、結局最後は個々の先生に依っているという状態に私はとても問題意識を持っています。教育委員会が定めた方針や目標に基づいて教育が行われるという秩序のあるシステムは最低限必要であると思っています。

全学年に対して学力テストを実施することについては、子ども達の個々の成長をきっちりと把握していかないと、毎年改善を図っていくことができないと思います。そのようにしていくことにより、各学校の凹凸(オウトツ)が見えてくると思います。その凹凸の中に、各学校の個性としての凹凸もあれば、改善するべき凹凸もあると思います。その凹凸は各学年で見えてくるだろうと思っており、そういう意味では、各学校がそれぞれ改善していくと思いますので、それを促すシステムとして必要だと感じています。

 

学生と市の連携について、市が学生に何をしてほしいと望んでいるのかと言いますと、市も学生に何をしてほしいのか、何を求めたらよいのか分からないのです。学生の側も市に対して、市は何をしてくれるのか、何を求めたらよいのか分からないのは恐らく同じだと思います。だから、とりあえず場を作って、お互い接触する機会を増やすことから始めようということで、今取り組みを始めています。私は、学生には箕面市というフィールドの中で、好きなこと、やりたいことを存分にやってほしいと思っています。どのような活動でもよいのです。余暇活動、文化活動でもよいし、地域に貢献する活動でもよいです。学生が活動すること自体が街の空気を明るくしていくし、川の清掃など街をきれいにしていくし、どのような活動でもプラスになると思います。

 

(市民)彩都粟生南二丁目に住んでいます。1点目は、彩都粟生南二丁目は豊川北小学校区であるため、彩都の丘学園に通学することができません。私の妻が市に問い合わせて、このような校区割りが決まった理由を確認しましたところ、子どもの観点で彩都の丘学園まで距離があるからというようなことでした。親からしてみると、やはりこのようなきれいな校舎で、最先端の教育を子どもに受けさせたいと思いますので、なかなか簡単にはいかないと思いますが、できれば校区の自由化をしてほしいと思います。

 

2点目は、1点目の質問と関係があるのですが、私の裏のお宅に住んでいる子どもさんが、今年から小学校に通っているのですが、箕面市では集団登校をしているとのことで、豊川北小学校まで約50分かかると聞きました。その話を聞いた時、そもそも現在の校区を決めた理由に、彩都の丘学園への通学時間がとてもかかるということであったのに、豊川北小学校へ通学するのに約50分かかるという現実があり、疑問に思いました。校区は変えられないにしてもせめて通学路を変えるなどできないのでしょうか。通学路がそのようになっている理由は知りませんが、豊川北小学校へ通学するには間谷住宅内を抜けていくと、もっと早く行くことができるのです。だからそういう現実を考慮した上で、通学路を決めていただければと思います。これは市長にお願いする話ではなく、小学校や教育委員会にお願いする話かもしれませんが、検討していただきますようお願いします。

 

3点目は、彩都粟生南二丁目は、まだまだ空き地が非常に多く、家が建っていない分、やはり街が非常に暗い感じなのです。今のままの状況ですと治安的に良くないと思います。もちろん、地域の人が頑張ることなのかもしれませんが、何とか市から援助をしていただきたいと思います。

 

(市長)校区については正直言いまして、とても悩ましいです。この彩都地区は新しい住宅地ですので、人口予測による児童発生率で児童数を予測しています。ですので、恐らく、校区の距離だけで決めた訳ではなくて、人口予測から彩都の丘学園で受け入れられる児童数をある程度想定して学校施設がつくられているためです。なお、教育委員会と地元の人達が参加している校区を決める審議会で校区を決めています。その審議会の中で決まったという経緯がありますので、申し訳ありませんがご理解いただくしかないと思います。校区の自由化の議論が各自治体でされていますが、今の段階では、私はどちらかというと否定的です。なぜなら小学校区がコミュニティの単位になっているからです。例えば、防犯の見回りも小学校区単位ですし、青少年を守る会や、地区福祉会もそうです。すべてにおいて小学校区が単位になっており、このコミュニティを壊すことはとてももったいないと思います。だから、小学校の校区を自由化することについてはどうかと思います。そうは言いながらも、学校や地域によって少子化率や高齢化率が全く違います。学校の規模に対して非常に子どもの数が少ないので、まだまだ児童を受け入れる余裕のある学校があれば、その一方で教室を増設する必要のある学校もあります。これは大昔に決められた校区割りのままでずっときていることから起きている弊害ですので、そういう意味では今後校区を見直す必要も出てくるのではないかと思っています。なお、中学校区という単位を流動化させることは、もしかしたら、なくはないかもしれないと思っています。中学校区を単位としたコミュニティや団体などは少ないですので、校区の変更は比較的やりやすいと思います。ただし、箕面市では全校区で9年間の小中一貫教育を進めたいと思っています。中学生になった途端に不登校率があがるため、それを打破すべく1年生から9年生まで一貫して子ども達を育てるプログラムを考えていますので、彩都、森町の小中一貫校は施設一体型ですが、それ以外の小学校と中学校では校舎は別の校区連携型小中一貫教育を検討しています。

 

集団登校の距離が長いことについて、集団登校の各通学路に関しては各学校で決めています。今おっしゃっているところの通学路がどういう事情で迂回をしているのか分かりませんので何とも申し上げられないのですが、一般的には安全面を第一に考慮してルートを定めています。ですので、あえて、車の通らない道を設定しているケースもありますし、間谷住宅の中を通って良いのか悪いのか、もしかすると市道ではないかもしれませんので、個別の通学路については学校にお問い合わせいただくか、教育委員会事務局に聞いていただきましたら、担当者が調べて事情をご説明すると思います。

 

3点目の、街が暗い話という件について、もし自治会がなければ、できれば自治会を、少人数でもいいのでまずは立ち上げていただければ非常にありがたいと思います。箕面市のシステムとして地域のコミュニティをとにかく作っていただきたいという趣旨から、防犯灯の設置に関しては自治会が行っています。今年の4月から3年間のうちにLEDの防犯灯を取り付ける場合には、その費用の9割を市が補助をします。各自治会のご負担は1灯当たり2~3千円です。市内にあるすべての防犯灯をLEDに替えたいため、申し込みは3年間限定にしています。この機会に是非防犯灯を設置していただきますようお願いします。そのためにも自治会を作っていただければ非常にありがたいと思います。

 

(市民)小野原に住んでいます。最近まで市の職員でしたが、退職して一市民になりましたので本日参加させていただきました。私は保育所で30数年勤めていましたので、子育て環境の現状についてよく知っています。認可保育所が増えまして働くお母さん達が助かっていると思いますが、私が在職中、いつも思っていましたことは、保育所に子どもを入所させることができたお母さんはとても恵まれていますが、仕事をしていない在宅の専業主婦のお母さんは子育てが大変であるのに、それに対する支援はそれほどないということです。最近ではおひさまルームとか子育て支援センターが充実してきたものの、お母さんが子どもを預けてゆっくりできる場所はなかなかありません。私は定年退職したらそのようなお母さん達がリフレッシュできるような保育園を作りたいと思いまして今年の5月に作りました。私のところだけではなく無認可の保育園は、補助金が出ないため利用料金が高いのです。本当に子育てが大変で、ちょっと子どもを預けたい時や、急に用事ができた時、それから週に1、2回仕事をしたいというかたが利用するには高すぎるのです。市の幼児育成課にも相談に行きましたが、やはり補助は出せないということでした。料金はある程度いただかないと経営が成り立ちません。しかし、お母さんたちが1時間働きに行って時給800円前後で、子どもを預けるのに1時間1,000円ぐらい払っていたらなんにもならないので、800円以上には絶対したくないと思って500円~700円ぐらいで頑張っていますが、とても大変です。だから在宅のお母さんにも公平に補助をすることを考えていただきたいと思います。

 

次に図書館について、ICタグになって人件費もかなり削減されてとてもよいことだと思いますが、利用者がとても偏っています。特定の人がたくさん借りに来て、あまり利用者層が広がっていないというのが現状です。税金で購入された無料で借りることができる本がたくさんありますので、もっと利用者層を広げるようなことをしてほしいと思います。また、有料にしてもよいのではないかと思っています。

 

(市長)専業主婦など在宅で子育てをしているかたへの支援については、おっしゃるとおりだと思いますが、今は答えを持ち合わせていなくて申し訳ありません。箕面市には子育て支援センターは2箇所しかないのですが、全中学校区に一つずつ、合計8箇所に拡大しようとしています。この子育て支援センターの大きな役割は、在宅で子育てしている人達への支援です。また、その他に何ができるか検討していきたいと思います。

 

図書館の利用者は偏っていると思います。ICタグを導入したのも利用者層を拡大させるための布石だと思っていますので、さらに取り組みを進めていきたいと思います。

なお、彩都地区に関しては、学校の図書館を一部開放することを学校と相談しながら現在検討しています。また、地域の拠点の1つにできればと考えています。

 

(市民)彩都粟生南に住んでいます。私は恐らくこの地にずっと住んでいると思っていますが、市長の、箕面市を10年後にどのような街にしたいかという未来に対する思いや、それに向けてどういう戦略で市役所を運営されていくのかという考えを是非お聞きしたいと思います。

 

(市長)市長として10年後、箕面市をどのような街にしたいかということについて、私はこれまで市内の借家に住んでいましたが、この度、家を35年ローンで購入しました。当然、私の子どももこの地で育てますし、骨を埋めるつもりで仕事をしています。箕面市はこの先もずっと絶対に住宅地だと思っています。元々の特性もそうですし、ずっとこれからも大阪の中心部を支えるベッドタウンであることは構造的にも変わらないと思っています。箕面市は幸いにして、比較的良い住宅地だというイメージがあるようです。確かに大阪市内に比べると山の緑には恵まれていて、比較的低層の住宅が多いまちなみを形成しています。これは絶対に変えたら駄目だと思います。

北大阪急行が千里中央からかやの中央まで延伸されてもその周辺の田園風景は絶対に残したいのです。延伸により開発圧力は高まると思いますが、田園風景が箕面市のまちなみの特徴を作っていることは間違いありません。だから、ただ単に市街化させていくのは意味がなく、市街地に住みたいのであれば、もっと便利な大阪市内に住めばよいのです。むしろ開発を抑制することによって住むことができる場所は限られてきますので、箕面市に住みたいという枯渇感を高める戦略をやっていきたいと思っています。

大規模な市街地の造成は彩都と箕面森町が最後だと思っています。あとは開発圧力をどのように抑え込みながら私たちの街を維持して、「箕面の街っていいよね」「箕面に住んでいて良かった」と言われるような街にする、街であり続けるようにするというのが私の夢ですし、その取り組みをやっていきたいと思っています。

ちなみに北大阪急行が延伸されますと非常に便利になります。大阪市営地下鉄の黒字の4割を稼いでいる御堂筋線が箕面市まで直結するのです。とても便利だけど、とても緑豊かで景色が良いし、でも住むことができる場所は限られているという枯渇感、これらのバランスを上手く取りながら住宅都市として一人勝ちできるようにしていきたいと思っています。

 

(市民)私は、この校区で青少年指導員の活動を始めました。今日の午前中に校区の危険箇所点検の活動をしました。彩都地区でも、皆さんが危険箇所などの問題に結構関心を持っていまして、今日は約100名に参加していただきました。新しく造成した街ですので管理責任の所在が不明な場所が結構ありましたが、今回の点検で結構はっきりしてきましたので、これから改善に向けて取り組んでいきたいと思っています。

また、造成地のため、地盤はとても弱くなっていると思います。だから緑化はしていくべきだと思いますが、それに関しては、学校の裏山は業者が大規模にやってくださっているのですが、学校の周りの土地ではただ単に木を植えただけで、結構軟弱な状態です。この間の雨で法面が崩れてそのままになってしまっているというところが存在しています。それは山ではなくて沿道です。彩都地区の全体の緑化に関して市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 

(市長)危険箇所点検は青少年指導員のかたが中心になって、各校区でチェックをしていただいています。毎年1回、全校区で行われていますが、大阪府内で全校区において点検しているのは箕面市ぐらいです。そういう意味ではとてもありがたいと思っています。毎年市内全域で500~600ぐらいの危険箇所の報告があがってきます。そして、6割~7割ぐらいを毎年直しています。しかし、その次の年にまた500~600ぐらいの危険箇所の報告があがってきます。これは街が変化しているということと、前年に危険箇所を直したことにより、別の細かいところまで気付くようになるということだと思います。そういう意味ではこの点検を繰り返し行っていくことは意味があり、とてもありがたい取り組みをずっとしていただいていると思っています。彩都も新しい街ですが、新しい街なりの危険箇所は出てくると思います。そこは市とUR都市機構が一緒になって改善していきたいと思います。

それと、造成地で崩れているところがありましたら、すぐに動きたいと思いますので、その都度、市役所にご連絡ください。新しい造成地ですので崩れやすいところはありますし、緑化だけで全て対応できるかどうかというのも恐らくケースバイケースだと思います。

 

(市民)彩都粟生南に住んでいます。「子育てしやすさ日本一」という市のコンセプトに魅かれたことや、彩都の小中一貫校に是非子どもを通わせたいと思い、昨年の11月に吹田市から引っ越してきました。しかし、私の妻が日頃言っていることは、吹田市に住んでいた頃は公立私立の両方の保育園が無料開放されており、子どもを連れてお母さん達が集まり、子ども達が遊んでいるそばでお母さん達がお話をするなど結構普通にやっていたとのことです。それがどうも、この周辺ではそのような場所はないとお母さん達の間で話題になっているようです。子育てしやすさを標榜するのであれば、もう少しきめ細かく支援をしていただきたいと思います。

 

それとこの街は新しくて非常に良いのですが、若干その孤立感が拭えないところもあり、皆さんもそのように感じていると思います。つい最近まで茨木市を通らないと彩都の丘学園に来ることができませんでした。また、今は間谷住宅と繋がっているのですが、徒歩でないと行き来できません。例えば、住民票の発行サービスをする拠点を彩都の丘学園に設置していただくだけでもだいぶ違うような気がします。ここは箕面市であるということが分かるようにしていただけると、箕面市民としての自覚がもう少し芽生えると思います。

 

(市長)保育所などの園庭開放について、箕面市内でも一部で実施しているところはあります。特に幼稚園で結構しています。しかし、保育所は保育時間が長いので開放しづらいことが要因としてあるのではないかと思いますが、そこはできるところから取り組んでいきたいと思います。その一方で、幼稚園の空き教室など今あるリソースを活用して、先ほど言いました子育て支援センターを中学校区に1箇所、合計8箇所まで拡大したいと思っています。

 

孤立感の話については、箕面森町のかたにも同じようなことをたまに言われます。新しい街ですので、そこはご理解いただきたいと思います。この学校の図書館を一般に開放する時に住民票の発行サービスができるかどうかと言われますと、正直自信はありませんが、他の図書館で住民票を出せるようにしていますので、条件が整理できれば考えてみたいと思います。

それと、現在工事中の道路が完成しますと、東側だけではなく、西側からも箕面市域に入るルートができますので、孤立感はそのうちなんとか和らぐと思います。いずれにせよ、先ほど言いましたとおり、箕面市で最後の新しい街ですので、そういう意味ではやはり大切な街の一つですし、彩都の丘学園はフラグシップ校として力を入れている学校ですので、孤立感があるとおっしゃらずに箕面市の一部であると感じていただければありがたいと思います。

 

(市民)彩都の丘学園の生徒です。僕は以前東京に住んでいましたが、この学校には各地を転々としている同級生や先輩がいます。あの、3.11(東日本大震災)の時も僕は東京に住んでいました。東京の学校では、月に1度は何らかの避難訓練がありました。しかし、この学校では1学期に1度ぐらいしか避難訓練がありません。関東などに住んでいた人に聞いてみましたところ、たくさん避難訓練があったと言っていました。もし地震が起きれば、学校の裏山で土砂崩れが起きる恐れがあると思いますので、今の避難訓練の数でいいのかなと思っています。

 

(市長)いいことを言ってくれてありがとう。私も出身が静岡で、東京にも長い間住んでいました。大阪には7年ぐらい住んでいます。私が住んでいた静岡では、私が小さい頃ですから30年ぐらい前から、30年以内に東海沖地震が起きる確率が86%だと言われ続けて育ちました。先日、久しぶりに静岡に行って静岡県庁の人と会って話をしましたら、今でも引き続き30年以内に86%と言っていました。そのような街でしたので、学校には全員防災ずきんを持参するのが当然ですし、避難訓練は抜き打ちでたくさんありました。そのような感覚が当たり前だと思っていましたので、大阪に来て防災意識の低さにびっくりしました。平成7年に阪神・淡路大震災を経験しているのに、大阪のおじちゃんやおばちゃん達は、平成7年に1回来たからあと100年は大丈夫だと言います。大丈夫なことはありません。遅ればせながら、来年の1月17日に全市一斉の総合防災訓練の実施を予定していまして、企業や学校、行政も参加します。防災訓練の中身は、地域によって違っていてもよいと思っていますが、一番やっていただきたいのは、連絡訓練です。しかし、全市一斉の訓練にすぎないので、各学校では避難訓練をもっとしてほしいと思います。校長先生がいるこの場でとてもよい指摘をしてくれて本当にありがとうございます。

 

長時間本当にありがとうございました。今日はお疲れ様でした。

 

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