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箕面市では、11月1日(土曜日)午後2時から箕面市立メイプルホール大ホールで、子どもたちの運営による「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」授賞式を行います。
授賞式には、絵本賞を受賞した「王さまと九人のきょうだい」の訳者君島久子さん、作品賞を受賞した「ぼくらの七日間戦争」の作者宗田理さん、主演女優賞を受賞した「かあちゃん取扱説明書」の作者いとうみくさんが出席し、子どもたち手作りのオスカー像が贈られます。
この賞は、子どもたちの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざして2010年の国民読書年に創設した賞です。世界中には「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんありますが、この賞はそれらの賞とは違い、「子どもが本当に支持している本を、子ども自身が選ぶ」、全国でもたいへん珍しい取組です。
また、各学校へのオーサービジット(受賞作家などの学校訪問)も行う予定です。
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の授賞式は、市内の小・中学校の児童生徒たちが司会進行から受賞作家へのオスカー像贈呈やインタビューまで、運営を担当します。
今年のオスカー像は、市立とどろみの森学園の創作部員が思いを込めてデザインし、寄木細工で制作したもので、当日受賞者に手渡されます。
11月1日(土曜日)午後2時開式
箕面市立メイプルホール大ホール(入場無料)
「王さまと九人のきょうだい」君島久子さん(訳者)
君島さんからのコメント
「ロングセラー50年目に、こんなすてきな賞をいただけるなんて夢のようです。
天国の赤羽先生もさぞお喜びの事でしょう。」
「ぼくらの七日間戦争」宗田理さん(作者)
「『ぼくらの七日間戦争』が今も読まれているのがうれしいです。」
「かあちゃん取扱説明書」のかあちゃん
いとうみくさん(作者)
かあちゃんからのコメント
「「かあちゃんが主演女優賞!?」って、哲哉もお父さんもびっくり。
おーほほほ!選んでくれてありがとう。」
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」にノミネートされた本30作品の中から、小中学校の子どもたち約1万人が投票した結果をもとに、主演女優賞・主演男優賞・絵本賞・作品賞・ヤングアダルト賞の受賞5作品を決定しました。
絵本賞 |
作品賞 |
ヤングアダルト賞 |
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王さまと九人のきょうだい |
ぼくらの七日間戦争 |
都道府県の持ちかた |
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君島久子/訳 赤羽末吉/絵(岩波書店) |
宗田理/作(ポプラ社) |
バカリズム/著(ポプラ社) |
891票/2,834票中 |
1,934票/5,255票中 |
914票/3,127票 |
小学校1~2年生による投票 |
小学校3~6年生による投票 |
中学校1~3年生による投票 |
主演男優賞 |
主演女優賞 |
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「グレッグのダメ日記」のグレッグ |
「かあちゃん取扱説明書」のかあちゃん |
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![]() |
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ジェフ・キニー/作 中井はるの/訳(ポプラ社) |
いとうみく/作 佐藤真紀子/絵(童心社) |
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1,923票/5,241票中 |
2,435票/5,260票中 |
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小学校3~6年生による投票 |
小学校3~6年生による投票 |
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、子どもたちの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざして2010年の国民読書年に創設した賞です。世界中には「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんありますが、この賞はそれらの賞とは違い、「子どもが本当に支持している本を、子ども自身が選ぶ」、全国でもたいへん珍しい取組です。
「箕面市では、平成4年から市立小・中学校に専任の学校図書館司書の配置を始め、平成10年に全小・中学校への配置を完了し、全国に先駆けて子どもたちの読書活動を推進してきました。全ての市立小中学校の子どもたちが参加するこのような取り組みは、専任の学校図書館司書を配置している箕面市だからこそ実施できる取組です。
平成24年度からは、市内私立小・中学校もこの取り組みに参加するなど、読書活動が広がっています。
報道資料PDF版
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