ボリューム1. シリーズ市立病院 市立病院では、周産期体制の充実をはかっています! 問い合わせ 病院運営管理室 電話番号714・0009ファクス728・8232 市立病院は、持続可能で質の高い医療を提供する公立病院として、医療の充実やサービス向上に取り組んでいます。 「周産期体制の充実(RSワクチン接種の開始ほか)」「救急体制の強化」「乳腺センター開設」「診療科の充実」の4つの取り組みについて、シリーズで紹介します。 ここがポイント 妊娠期から産後までの継続サポートとRSワクチン接種の開始 妊娠中 ●バースプランに沿った個別サポート 助産師が一人ひとりにバースプランを聞き取り、そのプランに沿ったサポートを実施します。 ●各診療科との連携を強化し合併症や持病に対応 ●RSウイルスワクチンの接種 7月からRSウイルスワクチンの接種を開始しました! ◆対象:市立病院で妊婦検診を受診する妊婦(任意) ◆費用:3万3000円(税込) ◆接種申込:妊娠32週までに産婦人科外来へ 小児科診療科部長 長谷川泰浩さん(写真) RSウイルスは生後2歳までにほぼ全ての乳児がかかり、かぜ症状や気管支炎、肺炎を起こす病気です。 特に生後1歳までの赤ちゃんは、重症化しやすいことが知られています。 妊婦さん自身がRSウイルスワクチンを接種することで、生後まもない時期のRSウイルス感染による重症化を防ぐことが期待できます。 詳しくはこちら (イラスト)QRコード 出産時 ●小児科医の立ち合い 母体の合併症など、赤ちゃんの生命に危険が及ぶ場合は小児科医が立ち会い、産科医と連携して対応します。 ●だっこ指導 胎内と同じ横向きの姿勢が取れるよう、助産師が丁寧に指導します。 ●お祝いセットプレゼント ・ミキハウス社製バスタオル ・録音機能付きアルバム ・ナチュラルオイル(馬油) お祝いセット(写真) ※予告なく内容が変わる場合があります。 出産後 ●産後2週間検診、1カ月検診を実施 ●乳房外来(有料) 乳房トラブル時のマッサージや、直接授乳量の測定を行うほか、育児相談にも対応します。 また、必要に応じて医師が診察を行います。 (写真)産科医一同 里帰り出産も大歓迎! 7月から生まれ育った箕面で安心して出産できます! これからも身近で頼れる病院をめざして 病院長 岡義雄さん(写真) 市立病院の指定管理開始から7カ月が経ちました。 当院はこれまで、大病院に負けない高度医療を実施してきましたが、その姿勢は継続され、9月には胃がん手術にもロボット支援手術を導入しました。 職員一人ひとりが現状に留まることなく変化に対応し、新しい取り組みに柔軟にチャレンジする姿勢を持ち続けています。 地域のみなさんにとって、必要なときにそばにあり、安心して療養できる頼れる病院をめざして、これからも医療提供体制の充実をはかっていきます。