箕面市・統一キャンペーン 9月は認知症月間です! 認知症を「自分事」として考えてみよう 問い合わせ 地域包括ケア室 電話番号727・3548ファクス727・3539 (イラスト)統一キャンペーンロゴ 9月は認知症月間 認知症を「自分事」として考えてみよう 認知症は年齢が高くなるほど発症しやすくなりますが、若年期に発症する人もおり、家族や知り合いなど、誰にとっても身近な病気です。 国では、認知症の人が尊厳を損なうことなく、希望をもって暮らすことができるよう認知症基本法を制定し、「新しい認知症観」を打ち出しました。 認知症になった後も、住み慣れた環境で自分らしく暮らし続けることができるよう、私たち一人ひとりが認知症を「自分事」として考え、理解を深めることが大切です。 ※認知症は65歳以上の約5人に1人が発症するといわれています。 認知症とは…さまざまな病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、認知機能(記憶力、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたす状態をいいます。 認知症のイメージを変える! 「新しい認知症観」 認知症になることは特別なことではありません。 認知症の人を「少し先の自分」と捉えて、次のような「新しい認知症観」を知り、自分なりの認知症観を考えてみてください。 「新しい認知症観」の一例 ・認知症の人も分かること、できることがたくさんある ・認知症の人も支え手であり、他の人々と支え合う関係が築ける ・認知症の人も地域の一員として自分らしく暮らし、活躍できる ・認知症になって忘れることがあっても、どう工夫するかが大切 ・認知症になっても自分は自分、自然体でオープンに 一方、「古い認知症観」は… ・認知症だと何も分からないし、何もできなくなる ・認知症だと何でもすぐに忘れてしまう ・認知症の人は支援される一方 ・認知症の人は地域で暮らすのは無理 など 認知症の人の声 (イラスト)少し困ったようすの男性 認知症と診断されても自分は自分。 変わらないことを理解してほしい 何に困っているか、何を手伝えばいいのかを、まず聞いてほしい (イラスト)少し困ったようすの女性 失敗から工夫が生まれて、自分がやりたいことにつながるかもしれない。 その工夫を一緒に考えてほしい 「できること」はできるだけ自分でしたい 実際に認知症の人と接するときは3つの「ない」を大切に! 少しの気遣いが、認知症の人とのスムーズなコミュニケーションにつながります。 認知症の人と接するときは、次の3つのポイントに気を付けてください。 1.驚かせ「ない」! 背後から急に声をかけたりせず、相手の視界に入ってから声をかけましょう。 2.急がせ「ない」! 認知症のかたは急がされることが苦手です。 相手の反応を見ながら、余裕を持って会話しましょう。 3.自尊心を傷つけ「ない」! 認知症だからといって何も分からないわけではありません。 子どものような扱いはせず、丁寧に声をかけましょう。 (イラスト)女性と高齢の母親 お母さん、おはよう!今日は良い天気だね。 今から出かけるの? 認知症について、分からないことや相談したいことがある場合は、お住まいの地域の高齢者くらしサポート(地域包括支援センター)へお電話ください(15ページ参照)。 市では、認知症月間に合わせて以下の取り組みを行います。 ぜひ参加して、認知症を「自分事」として考えるきっかけにしてください。 認知症書籍の特設コーナー設置 日程…9月1日(月曜日)から30日(火曜日) 場所…中央図書館 みのおオレンジフェア2025 映画「オレンジ・ランプ」無料上映会 ●会場参加 日程…9月21日(日曜日)午前10時、午後1時30分(2部制) 場所…総合保健福祉センター 定員…各50人(申込順) ●オンライン視聴 日程…9月19日(金曜日)から25日(木曜日) 定員…100人(申込順) いずれも 申し込み 9月1日(月曜日)から12日(金曜日)に申込フォーム(QRコード)または地域包括ケア室(電話番号727・3548)へ電話で (イラスト)QRコード (写真)映画「オレンジ・ランプ」のポスター