シリーズ新市立病院 ボリューム.6 災害や感染症に強い新市立病院を整備します! (写真)新市立病院の完成予想パース ※イラストはイメージで、実際とは異なります。 問い合わせ 新市立病院整備室 電話番号728・2171、728・2001(代表)ファクス728・8232 市では、令和10年中の新市立病院開院に向けて取り組みを進めています。 新市立病院の整備について、主なポイントをシリーズで紹介しています。 今回は、災害や感染症に強い施設の整備についてお知らせします。 ここがポイント! 災害や感染症の流行に備えた施設を整備します ■免震構造の採用や非常用発電設備の設置 ・免震構造(下記参照)を採用し、地震による揺れを大幅に軽減して被害を抑えます。 免震構造の建物は、東日本大震災や能登半島地震でも大きな効果を発揮しています。 ・72時間電力供給が可能な非常用発電設備の設置や、医薬品の備蓄を行うことで、いざというときでも医療を継続できるようにします。 免震構造とは… 建物と地盤の間に、地震の揺れを吸収する装置を設置し、建物に揺れが伝わりにくくするしくみです。 (イラスト)免震装置 ■感染症患者の動線を分離 ・現市立病院でコロナ禍を経験し、感染症患者と一般患者の動線や診療スペースを分離することの課題が浮き彫りになりました。 これを受け、新しい市立病院では、感染症患者専用の入口や診療スペース、病室などを設け、感染症の流行時にも対応できる施設を整備します。 (イラスト)新病院フロアイメージ 一般患者ゾーン 救急医療ゾーン 専用入口 感染症患者専用ゾーン 専用入口 新市立病院のめざす姿 市直営・急性期267床のままでは、持続可能な病院運営は望めません。 (イラスト)急性期267床のままの市立病院 ×新しい診療科 ×救急車の受け入れ ×医師や看護師などの確保 ×高齢化による患者数増加への対応 ×がん診療強化 ↓そこで 病床数を390床に増やすことで医療提供体制を強化し、持続可能で質の高い医療を提供できる公立病院をめざします。 病床を確保するため、国が推し進める再編統合の制度を活用します。 再編のイメージ (イラスト)市立病院 (イラスト)協和会病院(吹田市) 統合後は廃止 ↓ (イラスト)新市立病院 病床数は約1.5倍に充実 断らない救急の実現 患者ニーズにあわせた新しい診療科の設置 がん診療の充実・強化 優秀な医師や看護師の確保 分娩と産後ケアの実施 災害や感染症に強い施設 今回のポイント! 全室個室で快適な療養環境 新市立病院は、指定管理者制度により医療法人協和会が運営します。 また、新病院を円滑に開院するため、令和7年4月から現市立病院での指定管理を開始します。 指定管理の開始後も、市立病院の診療体制や大阪大学医学部との連携体制は何ら変わることはありません。 市と協和会が一丸となって取り組みを進め、これまで以上に医療の充実・強化をはかっていきます。 新市立病院の整備について、詳しくは市ホームページ(QRコード)をご覧ください。 (イラスト)QRコード