シリーズ新市立病院 ボリューム.3 新市立病院では呼吸器・免疫内科と腎臓内科を新設します! (写真)新市立病院の完成予想パース ※イラストはイメージで、実際とは異なります。 問い合わせ 新市立病院整備室 電話番号728・2171、728・2001(代表)ファクス728・8232 市では、令和10年中の新市立病院開院に向けて取り組みを進めています。 新市立病院の整備について、主なポイントをシリーズで紹介しています。 今回は呼吸器・免疫内科と腎臓内科の新設についてお知らせします。 ここがポイント! 診療科を新設して、増加するニーズに対応します 高齢化の進行などにより、約30年後には豊能医療圏(箕面市・豊中市・池田市・吹田市・豊能町・能勢町)における入院患者数が、呼吸器疾患で約18パーセント、腎尿路疾患で約15パーセント増加(いずれも令和2年との比較)する見込みです。 豊能医療圏における1日当たりの疾患別入院患者数の推計値 呼吸器疾患 令和2(2020)年 9421人 ↓約18パーセント増加 令和37(2055)年 1万1150人 腎尿路疾患 令和2(2020)年 6231人 ↓約15パーセント増加 令和37(2055)年 7158人 しかし 現状の市立病院は専門の診療科がないため、呼吸器疾患や腎臓疾患があるかたは市外の医療機関で治療を受けざるを得ません。 ↓ こんな課題が ・地域のクリニックが入院や詳しい検査が必要と判断した場合に、市立病院を紹介できない ・必要な処置ができないため、救急搬送の患者を受け入れられない そこで 新市立病院では、「呼吸器・免疫内科」と「腎臓内科」を新設します! これにより、呼吸器疾患や腎臓疾患の治療が市立病院で行えるようになり、救急の受け入れ体制も強化できます。 新市立病院のめざす姿 市直営・急性期267床のままでは、持続可能な病院運営は望めません。 (イラスト)急性期267床のままの市立病院 ×新しい診療科 ×救急車の受け入れ ×医師や看護師などの確保 ×高齢化による患者数増加への対応 ×がん診療強化 ↓そこで 病床数を390床に増やすことで医療提供体制を強化し、持続可能で質の高い医療を提供できる公立病院をめざします。 病床を確保するため、国が推し進める再編統合の制度を活用します。 再編のイメージ (イラスト)市立病院 (イラスト)協和会病院(吹田市) 統合後は廃止 ↓ (イラスト)新市立病院 病床数は約1.5倍に充実 断らない救急の実現 患者ニーズにあわせた新しい診療科の設置 今回のポイント! がん診療の充実・強化 優秀な医師や看護師の確保 分娩と産後ケアの実施 災害や感染症に強い施設 全室個室で快適な療養環境 新市立病院は、指定管理者制度により医療法人協和会が運営します。 また、新病院を円滑に開院するため、令和7年4月から現市立病院での指定管理を開始します。 指定管理の開始後も、市立病院の診療体制や大阪大学医学部との連携体制は何ら変わることはありません。 市と協和会が一丸となって取り組みを進め、これまで以上に医療の充実・強化をはかっていきます。 新市立病院の整備について、詳しくは市ホームページ(QRコード)をご覧ください。 (イラスト)QRコード