市内8カ所で説明会を開催! 「新市立病院整備基本計画」を策定しました! (イラスト)新市立病院の完成イメージパース ※イラストはイメージで、実際とは異なります。 市は、老朽化が進む市立病院を、移転建て替えにより新たに整備します。 移転先は、箕面船場阪大前駅から約300メートル(徒歩4分)の位置にあり、利便性が大幅に向上します。 新病院では、持続可能で質の高い医療を提供するため、医療法人協和会が運営する「協和会病院」(吹田市)と再編統合し、病床数の増加をはかります。 これらの整備に当たり、設計・建設などの内容をより具体化した「新市立病院整備基本計画」を策定しましたので、そのポイントを紹介します。 また、基本計画の説明会を開催します。 問い合わせ 新市立病院整備室 電話番号728・2171ファクス728・8232 (イラスト)新市立病院予定地の地図 萱野 北大阪急行延伸線 新市立病院予定地 新船場北橋 大阪大学箕面キャンパス 文化芸能劇場 船場図書館 船場生涯学習センター 箕面船場阪大前駅 新御堂筋 新船場南橋 千里中央 現市立病院 船場西1丁目 「新市立病院整備基本計画」に定める3つのコンセプト ●箕面市民の命と健康の砦(とりで)となる公立病院 ●広域性・公益性を持ち地域医療の核となる病院 ●患者と医療従事者にとって魅力ある病院 コンセプト実現に向けて 公立病院としてさらなる充実・強化をはかります! 「救急の体制強化」「小児救急・小児医療の継続」「新たな感染症への早期対応」「地震などの広域災害時の対応強化」に取り組むほか、下記のような高度で質の高い医療を提供します。 全室個室化 感染症対策やプライバシー確保などの観点から、患者がより快適に過ごせるよう、全ての病室を個室化します(集中治療室など高度な治療や観察が必要な病床を除く)。 ※有料個室は全体の3割以内となります。また、無料個室が満床の場合や、治療上の必要がある場合などは、有料個室であっても個室料はかかりません。 新たな診療科の設置 高齢化などに伴う医療ニーズに応えるため、呼吸器・免疫内科、腎臓内科、放射線治療科、感染症内科、緩和ケア内科を新設します。 特に、がん診療に関しては、これまでの手術・化学療法・免疫療法に加え、放射線治療を実施します。 加えて、がんと診断された直後から、症状の緩和、こころのケア、就労支援、家族へのサポートなど、多職種で構成された医療チームで患者のみなさんを支援します。 分娩の継続 分娩の継続と産後ケア事業の実施に向けて、関係機関との調整を進めています。 知っておこう! 急性期病床とは…病気を発症して間もない時期など、患者の状態が急速に悪化する時期(急性期)に必要な医療を提供するための病床 回復期リハビリテーション病床とは…急性期を経過した特定の患者に対し、日常生活動作の向上や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する病床 コンセプト実現に向けて 新病院では急性期病床を267床から390床へと約1.5倍に増やします! 高齢化に伴う入院患者の増加などに対応しつつ、新病院の充実・強化を実現するためには、急性期病床の増床が必要です。 しかし… 市が単独で新病院を整備する場合、医療法上の規定により現状の急性期267床から病床を増やすことができません。 ↓そこで 必要な病床を確保するために、病院の再編統合・指定管理者制度を活用します(左図参照)。 ※指定管理者制度とは、市指定の法人などが、公共施設の管理運営を包括的に行う制度です。 再編のイメージ (イラスト)市立病院 急性期267床を新病院へ移行 (イラスト)協和会病院(吹田市) 統合後は廃止 病床を新病院へ移行 ↓ (イラスト)新市立病院 (イラスト)納得したようすの男性 (イラスト)喜んでいる女性 急性期 267床足す協和会病院の123床イコール390床 ※新市立病院は、医療法人協和会が指定管理者として運営します。なお、新市立病院の整備に先立ち、令和7年4月から医療法人協和会が現市立病院を運営します。 ここが気になる!QアンドA Q.なぜ急性期病床を増やす必要があるの? A.急性期267床のままでは、次のような理由で持続可能で質の高い医療が提供できません ・高齢化に伴う患者数の増加に対応できない ・必要な診療科を新設できない ・救急医療やがん診療などを強化できない ・働き方改革が進み、規模の小さな病院では医師の確保が難しい ・魅力ある病院づくりをしなければ、看護師などの医療従事者を確保できない (イラスト)急性期267床のままの市立病院 バツ印 新しい診療科 バツ印 高齢化による患者数増加への対応 バツ印 救急車の受け入れ バツ印 医師や看護師などの確保 バツ印 がん診療強化 Q.回復期のリハビリテーションは実施しないの? A.回復期リハビリテーションは、他の病院と連携して実施します 市では、新病院でも回復期リハビリテーション病床の確保に取り組んできましたが、地域における病院ごとの役割を明確化すべきとの国の方針を受け、地域の病院からは、市立病院でしか担えない役割を充実・強化してほしいと強い要望がありました。 そこで、新病院では、同病床を持たず、救急医療など民間病院では担いにくい分野を強化し、集中的に担っていきます。 また、在宅復帰に向けて長期間のリハビリが必要になる場合は、回復期リハビリテーションができる病院へとスムーズに転院できるよう調整します。 (イラスト)新市立病院 救急医療の提供 がん診療など高度な医療の提供 災害、新興感染症拡大時の医療の提供 ↓ 回復期リハビリテーションの引き継ぎ (イラスト)民間病院 新市立病院は、令和10年中の開院をめざしています! 資材やエネルギー価格の高騰、人材不足など、建設市況は著しく悪化し、新市立病院の設計・建築を担う事業者の確保が困難になっています。 そこで、より多くの事業者が参入できるよう、開院時期を見直しました。 令和10年中のできるだけ早い時期の開院をめざし、取り組みを進めていきます。 申込不要 「新市立病院整備基本計画」の説明会を実施します(当日先着順) 基本構想からの変更点やその経緯を含め、基本計画の内容をご説明します。 気軽にご参加ください。 基本計画の詳細を公開中! (イラスト)QRコード 日時 5月14日(火曜日)午後6時から7時30分 会場 とどろみの森学園プレイルーム 定員 50人 日時 5月15日(水曜日)午後6時から7時30分 会場 彩都の丘学園多目的室 定員 50人 日時 5月16日(木曜日)午後7時から8時30分 会場 らいとぴあ21 3階視聴覚室 定員 72人 日時 5月17日(金曜日)午後6時から7時30分 会場 市立病院リハビリテーション棟4階いろはホール 定員 100人 日時 5月18日(土曜日)午前10時から11時30分 会場 西南生涯学習センター2階大会議室 定員 45人 日時 5月18日(土曜日)午後2時から3時30分 会場 中央生涯学習センター3階講座室 定員 42人 日時 5月19日(日曜日)午前10時から11時30分 会場 船場生涯学習センター5階多目的室1 定員 60人 日時 5月19日(日曜日)午後2時から3時30分 会場 東生涯学習センター地下1階講座室 定員 60人