令和6年度 施政方針と予算案についてご紹介します 問い合わせ 政策推進室 電話番号724・6718ファクス724・6971、財政経営室 電話番号724・6708ファクス723・2096 4月から市役所の新年度がスタートします。 箕面市では、新年度の取り組みを施政方針と予算案に取りまとめ、2月の箕面市議会定例会に提案しました。 新年度当初予算は引き続き、新改革プランを着実に実行しながら、未来への投資と財政規律の堅持を両立し、堅実な行財政運営を行うものとなっています。 今回は、その内容の一部をみなさんにお知らせします。 なお、市議会議決後の予算の詳細については、もみじだより5月号でお知らせします。 身を切る改革を始めとした市役所改革・運営形態の見直しの実行 ■自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 4.質の高い教育をみんなに 8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→5億5000万円 (写真)児童生徒用タブレット端末を使った授業のようす オンライン手続きの拡大や生成AIを活用したツールの導入、児童生徒用タブレット端末の更新などにより、DXを通じた行政サービスの利便性向上、効率的な行政運営、個別最適な学びの実現に取り組みます。 プレミアム付商品券「小さなお店応援チケット」第7弾を発売し、従来の紙商品券に加え、デジタル商品券を発行することで、地域の経済循環の活性化と家計支援に加え、新規利用者層の拡大をはかります。 ■避難所における停電対策 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→5000万円 避難所となる20カ所の小・中学校の空調に併設している自家発電設備を改修し、緊急時において、その余剰電力を照明器具や在宅医療機器、通信機器に利用できるようにします。 ■大いなる箕面観光の復活 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう 予算額→5900万円 (写真)箕面滝道ワンウェイ観光周遊バスのロゴとイメージ写真 阪急箕面駅と箕面大滝、勝尾寺を結ぶ周遊バスのルートに、箕面萱野駅を加え、延伸線の開業による観光客の増加をはかります(詳しくは6ページ)。 箕面市観光協会や大阪観光局と連携し、観光情報の充実と発信力強化に取り組みます。 ■大阪・関西万博への子どもたちの招待 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう 予算額→1億円 大阪・関西万博において、より多くの子どもたちに貴重な体験を味わってもらえるよう、満4歳から17歳(令和7年4月1日時点)を対象にした大阪府による招待に加え、夏休み期間のフリーパスまたは一日券2枚までを選択制で配付します。 ■「箕面市・豊能町の今後の消防需要に基づく消防力保全計画」による消防拠点の整備 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→24億6000万円 市内5カ所目の新たな消防署「(仮称)箕面中部拠点」の着工とともに、東分署の移転建て替え先である「(仮称)箕面東A拠点」の設計及び造成工事に着手します。 両拠点とも令和7年度中の開署をめざします。 このほか コミュニティセンターの利便性向上、大阪・関西万博の機運醸成などに取り組みます。 住民目線に寄り添って直ぐ動き、日本一親切な市役所 ■通学路等防犯カメラの更新 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→8700万円 通学路や公園に設置した防犯カメラは、その半数以上が10年目を迎えることから、まちの安全を確保するため、順次、新しい機種に更新します。 ■新市立病院の移転建て替え、指定管理者制度の導入 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 3.すべての人に健康と福祉を 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→84億500万円 (イラスト)新市立病院の俯瞰パース 新市立病院は、持続可能で質の高い医療を提供する体制構築のため、再編統合による増床をはかるとともに、箕面船場阪大前駅から約300メートル(徒歩4分)の場所に、令和10年12月までのできるだけ早い時期の開院をめざします(総工費539億円)。 新病院のスムーズな開院をめざして、先に指定管理者制度を導入することとし、令和7年4月、現病院にて医療法人協和会へ運営を引き継ぎます。 ■箕面船場地区における「健康寿命の延伸・ヘルスケア推進拠点」のまちづくり (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 3.すべての人に健康と福祉を 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 予算額→3900万円 船場地区で計画中の「(仮称)箕面船場阪大ヘルスケア総合センター」に、高齢者が認知機能や身体機能を測定し、気軽に健康づくりができる「(仮称)健康チェック村」を設置します。 新年度から、大阪大学と連携し、設置に向けた実証事業をスタートさせます。 ■障害者自立支援センターあかつき園の建て替え・重度障害者のための生活介護事業所の整備 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 3.すべての人に健康と福祉を 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→11億4900万円 (写真)あかつき園の外観 老朽化が著しい「あかつき園」の令和8年度中の建て替えをめざし、設計を行います。 中部地域では、「(仮称)箕面市立ワークセンター中部」の令和7年度中の開所に向けて建築工事を開始します。 このほか 障害者の意思疎通支援の拡充、重層的支援体制整備事業の本格稼働などに取り組みます。 みどり豊かで住み続けたい、子育て・教育日本一のまちづくり 1みどり豊かで住み続けたいまちづくり ■北大阪急行線の延伸開業 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを 13.気候変動に具体的な対策を 予算額→25億6400万円 (イラスト)箕面萱野駅の俯瞰パース 昭和43年に策定された第一次総合計画の構想から56年の時を経て、令和6年3月23日に北大阪急行線が延伸開業しました。 高架橋下部工事で占有、掘削などをしていた国道423号側道や千里川などの復旧工事を行い、延伸に伴う関連工事を完遂します。 ■路線バスとオレンジゆずるバスのルート再編 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→7300万円 (写真)オレンジゆずるバスと阪急バス 延伸線の開業に伴い、路線バスとオレンジゆずるバスのルートを再編しました。 路線バスでは、一部路線で実証運行を行っています。 オレンジゆずるバスは、曜日で分かれていたルートを統一するとともに、平日の混雑緩和のため、市立病院や市役所と阪急箕面駅・箕面萱野駅をつなぐ平日限定のルートを新設しました。 ■延伸線開業とバス路線再編による負担軽減・利用促進 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→1500万円 延伸線と路線バスの乗り継ぎが発生し、通学費用が増加する学生を対象に、その負担軽減のため、新年度限りで、増加する通学費用の最大50パーセントを補助します。 併せて、利用促進のため、電車とバスのお得な乗車券セットを箕面市民限定で1万セット販売しています。 ■新たな地域公共交通の仕組みの構築 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 3.すべての人に健康と福祉を 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→6000万円 高齢化の進展などにより多様化する移動ニーズに対応した新たな地域公共交通の仕組みの構築をめざし、東部地域などの高低差の大きい地域などでAIオンデマンド交通の実証運行を開始します。 このほか 阪急桜井駅周辺の活性化、公園のリニューアルなどに取り組みます。 2子育て・教育日本一のまちづくり ■大阪でナンバー1の新たなスタイルの小中一貫教育 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 4.質の高い教育をみんなに 11.住み続けられるまちづくりを 予算額→1200万円 (イラスト)船場地区に新設する小中一貫校のイメージ 船場地区に新設する学校は、施設一体型の小中一貫校とします。 第五中学校の移転により施設一体型とし、施設分離型の中小学校とともに、複合型校舎として小中一貫教育を進めます。 新設校には、小中一貫教育に関する研究などの教育センター的機能を持たせ、中小学校も包括した大阪でナンバー1の新たなスタイルの小中一貫教育をめざします。 全市的な小中一貫教育を一層推進するため、第五中学校区など2校区に小中一貫教育推進コーディネーターをモデル配置します。 ■学校水泳授業における民間活用・室内温水プールの整備 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 4.質の高い教育をみんなに 17.パートナーシップで目標を達成しよう 予算額→6億6500万円 (写真)屋内プールでの学校水泳授業のようす 北小学校、箕面小学校、豊川北小学校、萱野北小学校、彩都の丘小学校の5校で、民間プ ルを活用した水泳授業を先行実施します。 学校水泳授業の受け皿となり、市民も利用できる室内温水プールを第二総合運動場に隣接する西ノ池跡地に整備することとし、令和8年度のオープンに向けて、運営と整備を担う事業者を一体的に募集し、設計に着手します。 ■市立かやのこども園の開園 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 予算額→1700万円 「新箕面市アウトソーシング計画」に基づき、かやの幼稚園・なか幼稚園・萱野保育所を再編統合し、市内初の公立幼保連携型認定こども園として、4月に「市立かやのこども園」を開園します。 ■待機児童の解消 (イラスト)SDGsの全17に及ぶ目標のうち、対応する項目のアイコン 3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 予算額→1700万円 地理的な要素から保育士の確保が容易でない森町地域に特化した対策として、森町地域の児童を東保育所で預かるための保育送迎ステーションを設置します。 このほか 学校施設の長寿命化改修、不登校児童生徒への支援拡充などに取り組みます。 (イラスト)SDGsの公式ロゴ 各事業がSDGsのどの目標に対応するかをアイコンで示しています。 SDGsの市の取り組みについてはこちらをご覧ください (イラスト)QRコード