災害からあなたと家族を守る 命のパスポート シリーズ153 1月17日の全市一斉総合防災訓練では7割の自治会にご参加いただきました! 問い合わせ 市民安全政策室 電話番号724・6750ファクス724・6376 1月17日(水曜日)、箕面市では12回目の全市一斉総合防災訓練を実施しました。 今回は平日開催でしたが、239の自治会(全体の7割)が参加し、多くのかたに黄色いハンカチや声かけによる安否確認の訓練をしていただくことができました。 これは、これまでの防災訓練への参加や、地域での防災活動に取り組んでいただいたこと、さらに、平成30年の大阪北部地震や、今年1月1日に発生した能登半島地震などを受けて、みなさんが高い防災意識を持ってくださった結果です。 ご協力ありがとうございました。 各小学校区の避難所では地区防災委員会がさまざまな訓練を実施しました! 豊川北小校区では… 災害時を想定した安否確認訓練、マンホールトイレの組み立て、防災ビデオの上映のほか、発電機、投光器、トランシーバー、手回しラジオなどの防災資器材稼働訓練などを実施しました。 訓練には5年生の児童も参加し、説明を受けながら、マンホールトイレの使い方や防災資器材の取り扱いなどについて確認しました。 (写真)発電機など、防災資機材の稼働訓練のようす (写真)テント型間仕切りの設置訓練のようす 彩都の丘小校区では… 校区内各地域の安否確認報告・取りまとめを行い災害時の流れを確認したほか、テント型間仕切りやマンホールトイレの設置訓練、発電機の動作確認などを実施しました。 また、地震発生時、学校にいる児童を確実に保護者のもとへ帰せるよう「引き渡し訓練」を行いました。 保護者には、併せて長期保存用パンを配布し、家庭内での備蓄を呼びかけました。 地区防災委員会とは 災害時に、地域の中心となって防災活動や避難所の運営を行う組織です。 市内14の小学校区ごとに設けられ、地区福祉会、青少年を守る会、自治会などのほか、各校区の住民によって運営されています。 委員会は、いくつかの班に分かれて作業を分担します。 地区防災委員会 災害時の役割 ●避難所を開設し、運営します ●自治会などから避難所へ届く安否情報を集約し、被害の状況を把握します ●市災害対策本部と連絡を取り合い、被害などの情報を交換します ●支援が必要な地域に行き、支援活動を行います ●一人暮らしの高齢者、体が不自由なかたなどの安否を確認します など (写真)地区防災委員会による訓練のようす 防災訓練への参加が災害時の被害を最小限に抑えます! 例えば、自治会の防災訓練参加率が毎年ほぼ100パーセントの静岡県富士宮市は、平成23年3月の静岡県東部地震において震度6強(新潟県中越沖地震〈死者15人・負傷者2346人〉と同等規模)を記録しましたが、死者・重傷者は0人でした。 今後さらに一人でも多くのかたが防災訓練に参加し、安否確認の訓練などを行うことが、災害時の被害を最小限に抑えることにつながります。 ※静岡県富士宮市と箕面市は防災協定を結んでいます。 来年1月17日の全市一斉総合防災訓練は平日(金曜日)です! 必ずご参加ください!