箕面市の財政公表 問い合わせ 財政経営室 電話番号724・6708ファクス723・2096 令和4(2022)年度決算は、9月5日から10月16日まで開かれた市議会定例会で審議の結果、適正であると認定を受けました。 令和4年度決算では、公債費や光熱費を始めとした物件費の増加などの影響で経常収支比率が悪化しています。 健全化判断比率は4指標全てにおいて良好な水準ですが、市債残高が依然として多いことにより将来負担比率が3年連続でプラスの値になるなど、引き続き動向を注視する必要があります。 経常収支のバランス 経常収支比率 92.9パーセント〈プラス1.4ポイント〉 公債費(借入金の返済)の増加や光熱費の高騰による物件費の増加などにより、前年度から1.4ポイント悪化しました。 家計に例えると、「毎月の給料で、毎月の生活費が賄えているか?」を示しています(経常収支比率が100パーセントを超えると、家計では赤字の状態です)。 (グラフ)経常収支比率の折れ線グラフ 決算ベース 平成20年度 100.9パーセント 赤字 平成21年度 96.5パーセント 黒字 平成22年度 95.7パーセント 黒字 平成23年度 94.8パーセント 黒字 平成24年度 93.8パーセント 黒字 平成25年度 92.9パーセント 黒字 平成26年度 91.7パーセント 黒字 平成27年度 88.2パーセント 黒字 平成28年度 91.4パーセント 黒字 平成29年度 94.1パーセント 黒字 平成30年度 93.2パーセント 黒字 令和元年度 93.9パーセント 黒字 令和2年度 93.3パーセント 黒字 令和3年度 91.5パーセント 黒字 令和4年度 92.9パーセント 黒字 予算ベース 平成20年度 103.2パーセント 赤字 平成21年度 99.9パーセント 黒字 平成22年度 99.9パーセント 黒字 平成23年度 99.1パーセント 黒字 平成24年度 98.1パーセント 黒字 平成25年度 97.1パーセント 黒字 平成26年度 94.6パーセント 黒字 平成27年度 94.5パーセント 黒字 平成28年度 94.3パーセント 黒字 平成29年度 97.4パーセント 黒字 平成30年度 98.7パーセント 黒字 令和元年度 97.7パーセント 黒字 令和2年度 98.0パーセント 黒字 令和3年度 100.1パーセント 赤字 令和4年度 100.4パーセント 赤字 令和5年度 99.5パーセント 黒字 基金の状況 基金残高(普通会計ベース) 221億3800万円〈マイナス14億7100万円、マイナス6.2パーセント〉 今後の財政需要に備え、学校教育施設整備基金や保健福祉総合推進基金などを積み立てた一方、北急延伸整備事業債の繰り上げ償還のために基金を活用した結果、基金残高は約15億円減少しました。 家計に例えると「貯金」です。 (グラフ)基金残高の棒グラフ 平成20年度 147億円 平成21年度 145億円 平成22年度 159億円 平成23年度 167億円 平成24年度 165億円 平成25年度 236億円 平成26年度 237億円 平成27年度 256億円 平成28年度 265億円 平成29年度 248億円 平成30年度 249億円 令和元年度 243億円 令和2年度 222億円 令和3年度 236億円 令和4年度 221億円 市債の状況 市債残高(普通会計ベース) 520億7000万円〈マイナス55億600万円、マイナス9.6パーセント〉 着実に返済を進めるとともに、北急延伸整備事業債の繰り上げ償還を実施したことにより、市債残高は約55億円減少しました。 家計に例えると「ローン」です。 (グラフ)市債残高の棒グラフ 平成20年度 294億円 平成21年度 281億円 平成22年度 292億円 平成23年度 283億円 平成24年度 278億円 平成25年度 285億円 平成26年度 285億円 平成27年度 292億円 平成28年度 307億円 平成29年度 348億円 平成30年度 443億円 令和元年度 483億円 令和2年度 566億円 令和3年度 576億円 令和4年度 521億円 健全化判断比率の状況 市の財政が健全かどうかを表す指標です。 令和4年度決算は、4指標全てにおいて良好な水準ですが、引き続き動向を注視していきます。 実質赤字比率 市税(個人市民税や固定資産税など)の増加や、新駅周辺整備の事業費減少などにより、0.41ポイント改善しました。 家計に例えると、「年収に対する赤字の割合」を示しています。 (グラフ)実質赤字比率の折れ線グラフ 黒字 平成24年度 マイナス3.36パーセント 健全 平成25年度 マイナス6.07パーセント 健全 平成26年度 マイナス7.06パーセント 健全 平成27年度 マイナス8.26パーセント 健全 平成28年度 マイナス8.56パーセント 健全 平成29年度 マイナス7.31パーセント 健全 平成30年度 マイナス7.34パーセント 健全 令和元年度 マイナス7.99パーセント 健全 令和2年度 マイナス8.53パーセント 健全 令和3年度 マイナス4.93パーセント 健全 令和4年度 マイナス5.34パーセント 健全 破たん寸前 早期健全化基準 11.84パーセント 破たん状態 財政再生基準 20パーセント 連結実質赤字比率 一般会計における市税増加や、各公営企業会計における資金余剰の拡大などにより、10.34ポイント改善しました。 家計に例えると、「同居している家族全員の年収総額に対する赤字総額の割合」を示しています。 (グラフ)連結実質赤字比率の折れ線グラフ 黒字 平成24年度 マイナス30.81パーセント 健全 平成25年度 マイナス41.60パーセント 健全 平成26年度 マイナス43.51パーセント 健全 平成27年度 マイナス45.43パーセント 健全 平成28年度 マイナス50.33パーセント 健全 平成29年度 マイナス55.25パーセント 健全 平成30年度 マイナス56.92パーセント 健全 令和元年度 マイナス60.62パーセント 健全 令和2年度 マイナス62.99パーセント 健全 令和3年度 マイナス57.37パーセント 健全 令和4年度 マイナス67.71パーセント 健全 破たん寸前 早期健全化基準 16.84パーセント 破たん状態 財政再生基準 30パーセント 実質公債費比率 北大阪急行線延伸整備に係る市債の繰り上げ償還などにより、0.3ポイント改善しました。 家計に例えると、「年収に対するその年のローン返済額の割合」を示しています。 (グラフ)実質公債費比率の折れ線グラフ 堅調 平成24年度 4.5パーセント 健全 平成25年度 3.1パーセント 健全 平成26年度 2.2パーセント 健全 平成27年度 1.2パーセント 健全 平成28年度 0.5パーセント 健全 平成29年度 0.3パーセント 健全 平成30年度 0.5パーセント 健全 令和元年度 1.5パーセント 健全 令和2年度 2.0パーセント 健全 令和3年度 2.7パーセント 健全 令和4年度 2.4パーセント 健全 破たん寸前 早期健全化基準 25パーセント 破たん状態 財政再生基準 35パーセント 将来負担比率 市債の繰り上げ償還や、土地開発公社から用地買い戻しを実施したことなどにより、5.3ポイント改善しました。 家計に例えると、「年収に対するローン残高など将来支払わなければならない額の割合」を示しています。 (グラフ)将来負担比率の折れ線グラフ 低負担 平成24年度 マイナス58.5パーセント 健全 平成25年度 マイナス60.3パーセント 健全 平成26年度 マイナス64.7パーセント 健全 平成27年度 マイナス55.4パーセント 健全 平成28年度 マイナス31.9パーセント 健全 平成29年度 マイナス26.3パーセント 健全 平成30年度 マイナス30.7パーセント 健全 令和元年度 マイナス19.1パーセント 健全 令和2年度 4.8パーセント 健全 令和3年度 13.3パーセント 健全 令和4年度 8.0パーセント 健全 破たん寸前 早期健全化基準 350パーセント 今後も徹底した改革に取り組み、健全な行財政運営を確立していきます。 市の財政状況は、分かりやすく「見える化」して市ホームページ(QRコード)で公開しています。 ぜひご覧ください。 (イラスト)QRコード