箕面市の財政公表 問い合わせ 財政経営室 電話番号724・6708ファクス723・2096 令和3(2021)年度決算は、8月31日から10月12日まで開かれた市議会定例会で審議の結果、適正であると認定を受けました。 令和3年度決算では、普通交付税などの歳入が増えたことにより経常収支比率は1.8ポイント改善しています。 一方、市債残高の増加により将来負担比率は8.5ポイント悪化しています。 コロナ禍における物価高騰の影響もあり、行財政運営は引き続き楽観視できない状況ですが、令和3年2月に策定した「市新改革プラン」をもとに徹底した改革に取り組み、健全な行財政運営を確立していきます。 ※将来負担比率とは、家計に例えると「年収に対するローン残高など将来支払わなければならない額の割合」を示しています。 経常収支のバランス 経常収支比率 91.5パーセント〈マイナス1.8ポイント〉 扶助費を始めとする社会保障関係費や公債費(借入金の返済)などの歳出が増加した一方、市税や普通交付税などの歳入が増えたことにより、前年度から1.8ポイント改善しました。 家計に例えると、「毎月の給料で、毎月の生活費が賄えているか?」を示しています(経常収支比率が100パーセントを超えると、家計では赤字の状態です)。 (グラフ)経常収支比率の折れ線グラフ 決算ベース 平成20年度 100.9パーセント 赤字 平成21年度 96.5パーセント 黒字 平成22年度 95.7パーセント 黒字 平成23年度 94.8パーセント 黒字 平成24年度 93.8パーセント 黒字 平成25年度 92.9パーセント 黒字 平成26年度 91.7パーセント 黒字 平成27年度 88.2パーセント 黒字 平成28年度 91.4パーセント 黒字 平成29年度 94.1パーセント 黒字 平成30年度 93.2パーセント 黒字 令和元年度 93.9パーセント 黒字 令和2年度 93.3パーセント 黒字 令和3年度 91.5パーセント 黒字 予算ベース 平成20年度 103.2パーセント 赤字 平成21年度 99.9パーセント 黒字 平成22年度 99.9パーセント 黒字 平成23年度 99.1パーセント 黒字 平成24年度 98.1パーセント 黒字 平成25年度 97.1パーセント 黒字 平成26年度 94.6パーセント 黒字 平成27年度 94.5パーセント 黒字 平成28年度 94.3パーセント 黒字 平成29年度 97.4パーセント 黒字 平成30年度 98.7パーセント 黒字 令和元年度 97.7パーセント 黒字 令和2年度 98.0パーセント 黒字 令和3年度 100.1パーセント 赤字 令和4年度 100.4パーセント 赤字 基金の状況 基金残高(普通会計ベース) 236億800万円〈プラス14億4600万円、プラス6.5パーセント〉 大阪大学箕面キャンパス跡地の建物補償や小中一貫校「彩都の丘学園」の増築などに基金を活用した一方、北急基金などに積み立てを行った結果、基金残高は約14億円増加しました。 家計に例えると「貯金」です。 (グラフ)基金残高の棒グラフ 平成20年度 147億円 平成21年度 145億円 平成22年度 159億円 平成23年度 167億円 平成24年度 165億円 平成25年度 236億円 平成26年度 237億円 平成27年度 256億円 平成28年度 265億円 平成29年度 248億円 平成30年度 249億円 令和元年度 243億円 令和2年度 222億円 令和3年度 237億円 市債の状況 市債残高(普通会計ベース ) 575億7600万円〈プラス9億5400万円、プラス1.7パーセント〉 着実に返済を進める一方、北大阪急行線延伸線の新駅や新病院予定地の周辺整備、学校の増築など将来への投資を積極的に行ったことにより、市債残高は約10億円増加しました 家計に例えると「ローン」です。 (グラフ)市債残高の棒グラフ 平成20年度 294億円 平成21年度 281億円 平成22年度 292億円 平成23年度 283億円 平成24年度 278億円 平成25年度 285億円 平成26年度 285億円 平成27年度 292億円 平成28年度 307億円 平成29年度 348億円 平成30年度 443億円 令和元年度 483億円 令和2年度 566億円 令和3年度 576億円 市の財政状況について分かりやすく「見える化」し、市ホームページ(QRコードからアクセス)で公開しています。 ぜひご覧ください。 (イラスト)QRコード 1月から3歳6カ月児健診で目の屈折検査を開始します! 問い合わせ 子どもすこやか室 電話番号724・6768ファクス721・9907 子どもの目の機能は3歳頃までに急速に発達します。 しかし、近視や遠視、乱視などの屈折異常があると、視力の正常な発達が妨げられ、弱視(弱視とは、眼鏡やコンタクトレンズを使っても、十分な視力が得られない状態のことです)になる恐れがあります。 実際、子どもの約50人に1人が弱視と言われています。 そこで箕面市では、3歳6カ月児健診に目の屈折検査器具(スポットビジョンスクリーナー)を導入し、1月から検査を開始します。 子どもは目の見えにくさを自覚していないことが多く、また家族でも、そのことに気付けない場合が多くあります。 早期に屈折異常を発見し、治療につなげるためにも、ぜひ3歳6カ月児健診を受診して目の屈折検査を受けましょう。 目の屈折検査とは… スポットビジョンスクリーナーという器具を使い、目の屈折異常(近視・遠視・乱視など)を調べる検査です。 1メートルほど離れた位置から器具を見つめてもらうだけの簡単な検査で、数秒で終了します。 (イラスト)子どもが目の屈折検査を受けているようす (写真)スポットビジョンスクリーナー イラスト:公益社団法人日本眼科医会『3歳児健診における視覚検査マニュアル』より 目の屈折検査について、詳しくは市ホームページ(QRコードからアクセス)をご覧ください。 (イラスト)QRコード 令和4年4月から12月の3歳6カ月児健診の対象児童で、目の屈折検査を希望するかたは、子どもすこやか室(電話番号724・6768)へお電話ください。