北大阪急行線延伸事業の財源確保の完了時期を短縮! 問い合わせ 鉄道延伸室 電話番号724・6907ファクス722・7655 北大阪急行線の延伸事業について、箕面市が負担する事業費の財源は、市債償還の費用を含めて、北大阪急行南北線延伸整備基金(北急延伸基金)と競艇事業の収益金のみで賄っています。 市では、令和3年度から専門委員による第三者評価制度を導入し、鉄道建設の経験・ノウハウがある外部有識者の指導や助言を得ながら施工方法などを見直して、事業費の抑制に努めています。 そして、市負担分の財源確保完了時期については、競艇事業収益金が毎年6億円だった場合、令和32年度までの見込みでしたが、競艇事業の収益増加により、市議会の議決が得られれば令和8年度までに短縮できる見通しとなりました。 また、国及び府からの交付金・補助金も計画どおりに配分され、将来負担の財源確保は順調に進んでいます。 (イラスト)箕面萱野駅の完成イメージ 市負担分の事業費における財源確保の見通し ●北大阪急行線延伸事業における事業費負担の内訳(総事業費874億円) 国 382億円 箕面市 282億円 市が負担する事業費の財源は、北急延伸基金と競艇事業収益金のみで確保します。 競艇事業収益金(棒グラフ) 競艇事業収益金が、延伸事業を開始した平成26年から毎年6億円だった場合、財源確保が完了するのは令和32年度でした。 平成26年から平成30年度 6億円 令和元年度 6億円 プラス16億円 計22億円 令和2年度 6億円 プラス29億円 計35億円 令和3年度 6億円 プラス54億円 計60億円 令和4年度 6億円 プラス26億円 計32億円 令和5年度 6億円 プラス4億円 計10億円 想定値 令和6年度 6億円 プラス4億円 計10億円 想定値 令和7年度 6億円 プラス4億円 計10億円 想定値 令和8年度 6億円 プラス4億円 計10億円 想定値 現在の見通しでは競艇事業収益金が141億円増加したことにより、財源確保の完了時期は令和8年度に短縮。 令和9年から32年度 6億円 24年分短縮! 繰り上げ償還により利子負担も最大約7000万円削減。 財源確保完了 大阪府 100億円 鉄道事業者 110億円 最新トピックス! 北大阪急行線延伸線は令和5年度末の開業に向けて着実に進行中! 新駅「箕面船場阪大前駅」を初公開! 高架橋やトンネルなどを構築する土木工事がおおむね完了し、軌道や電気設備・駅舎関連工事なども順調に進んでいることを受けて、8月25日(木曜日)に地下駅となる「箕面船場阪大前駅」を報道機関に初公開しました。 これに合わせて、北大阪急行線延伸線の開業時期を「令和5(2023)年度末」とすることも公表しました。 (写真)「箕面船場阪大前駅」の報道公開のようす 高架橋などの工事を予算内で完了! 国道423号の側道と千里川や住宅地に近接する狭い作業ヤードという厳しい施工条件に加え、社会情勢の変動による人件費・資材単価の上昇が重なりましたが、専門委員による第三者評価制度を導入し、施工方法などを見直して事業費の抑制に努めました。 その結果、8月末には、高架橋などの土木構造物の工事を予算内で完了させることができました。 (写真)8月末に全ての高架橋が完成しました 北大阪急行線の延伸工事について、詳しくは市ホームページ(QRコードからアクセス)をご覧ください。 (イラスト)QRコード