災害からあなたと家族を守る 命のパスポート シリーズ134 台風対策を万全に! 平成30年、立て続けに起こった台風や豪雨により、市内各地で土砂災害や、停電・断水が発生しました 問い合わせ 市民安全政策室 電話番号724・6750ファクス724・6376 平成30年は、6月下旬から記録的な大雨(平成30年7月豪雨)となり、箕面市でも、山肌から崩れ落ちた土砂が道路を塞いだり、側溝から水があふれだして一帯が冠水するなどの被害が発生しました。 さらに9月には台風21号が襲来し、市内で倒木被害が相次いだほか、電柱が倒壊するなどして大規模な停電が発生し、一部のマンションでは給水ポンプが作動せず、断水が発生しました。 今後また、このような台風や豪雨が、いつ襲来するか分かりません。 特に8月から10月にかけて、台風は連続して襲ってきます。 その危険から身を守るためには、いつかではなく、今すぐの備えが必要です。 次のチェックポイントを参考に、できるだけ早く台風対策を行ってください。 (写真)土砂災害のようす 上止々呂美 中谷橋付近 (写真)倒木被害のようす 小野原東6丁目 (写真)グラウンドのネットの支柱が倒れかかっているようす 粟生外院5丁目 次のチェックポイントを参考にできるだけ早く台風対策を行ってください! 家の周りの側溝に落ち葉やごみなどが詰まっていませんか? (イラスト)側溝の掃除 側溝にごみや落ち葉、木の枝などが詰まっていると、水が流れずあふれ出し、冠水の原因になります。 1カ所の詰まりが周囲の冠水を引き起こし、自分の家の周りだけでなく、地域全体に大きな被害をもたらします。 雨が降り出してからでは手遅れになります。 家の周りの側溝をチェックして、ごみや落ち葉、木の枝などが詰まっていたら必ず掃除をしてください! 台風発生アンド接近中のときは… 雨風が強くなる前に強風対策を! 強風で飛ばされそうなものは屋内へ入れる! ・植木鉢や壁掛けプランター ・洗濯ばさみやハンガー ・物干し竿 ・ほうきなどの掃除用具 ・すだれ など (イラスト)ベランダの植木鉢などを屋内へ片付けるようす 雨戸やシャッター、カーテンを早めに閉める! 雨風が強くなる前に、雨戸やシャッターを閉め、鍵をかけてください。 雨戸やシャッターが無い窓は、カーテンを閉めておくと、強風で物が飛んできて窓ガラスが割れたときに、破片の飛散を防げます。 また、あらかじめガラス飛散防止フィルムを貼っておくと、より効果的です。 「避難所に行く」?「家にいる」? あなたのお家はどちらが安全か、防災マップで確認してください! 台風や豪雨のとき、ハザードエリアの屋外は、最も危険な場所です。 ハザードエリア内にお住まいの場合、家が安全なら、暴風雨のなか外に出るほうがむしろ危険です。 昨年7月号のもみじだよりと一緒にお配りした防災マップでハザードエリアを確認し、いざというときの行動として、「避難所に行く」ほうが安全か、「家にいる」ほうが安全かを確認してください。 なお、お手元に防災マップがない場合は、市役所本館1階窓口課、豊川・止々呂美支所でお渡しします。 また、市ホームページ(QRコード)でもご覧いただけます。 ※ハザードエリアとは、土砂災害または浸水害が発生する恐れのある区域です。 (イラスト)QRコード (写真)防災マップ 必ず確認を! 最新版は令和3年6月発行保存版です ご家庭での備え、万全ですか? 絶対、これだけは! 3日分の水・食糧を備蓄してください! 大雨の中を買い物に出かけなくて済むよう、水や日持ちする食べ物を普段から買い置きしておきましょう。 水・食糧の備えは、大地震が起きたときのためにも必要です。 大地震が起きた直後は、外部からの支援が3日間届きませんので、3日間持ちこたえられる量を備蓄してください。 水 9リットル掛ける家族の人数 ひとり1日3リットルの飲料水が必要です 4人家族なら9リットル掛ける4人 (イラスト)ペットボトルに入った水 食糧 普段食べているものでOK! 調理しなくても食べられるものをそろえてください ●レトルト食品(おかゆ・雑炊・シチューなど) ●缶詰・びん詰め食品 (イラスト)食糧のストック (イラスト)エプロン姿の母親と子ども、食べ物で満杯の冷蔵庫 冷蔵庫やパントリーはいつもいっぱいに! 普段から、多めに買い置き、古いものから消費して、使ったらまたすぐに買い足しておく。 常に「新しい在庫」を家に置いておきましょう。 もう、準備していますよね? 非常用持ち出し袋 停電・断水時や、緊急の避難時に、すぐに使用したり、持ち出すことができるよう、備蓄品の一部や無いと困るものをリュックなどにまとめて、玄関周りに置いておきましょう。 ●乾電池 ●携帯ラジオ ●懐中電灯 ●簡易トイレ ●モバイルバッテリーと携帯電話用充電ケーブル ●ウェットティッシュ ●笛・ホイッスル(助けを呼ぶため) (イラスト)乾電池、携帯ラジオ、懐中電灯 100円ショップやホームセンターでそろうものばかりです! ●無いと困るもの *水を少しと軽い食糧 *赤ちゃんのミルク・おむつ *いつも飲んでいる薬 *コンタクトレンズ(または予備のメガネ) *生理用品 *ティッシュ *マスク *体温計 *消毒用アルコール (イラスト)リュック 両手が自由になるリュックがベストです! いざ、大雨が降り続いたら 箕面市の情報を入手してください! 豪雨や台風のとき、災害時の緊急情報をタッキー816で繰り返しお知らせします! 箕面市では、市民に被害が及ぶような重大な災害が発生したときは、災害対策本部を設置し、災害時の緊急情報をタッキー816(FM81.6)で、繰り返し放送します。 いざというときのために、持ち運びができるラジオを買っておいてください。 スマートフォンなどで、タッキー816を受信できるものがあります。 避難などに関する市からのお知らせは… タッキー816(FM81.6)、市民安全LINE、市民安全メール、市民安全ツイッター、市ホームページの緊急情報、防災スピーカー(公園などの大型スピーカー)から配信します。 防災スピーカーからの放送は、災害時における情報発信ツールの一つです。 建物内にいるときは聞こえません。 また、屋外にいても、雨風が強いときなど状況によっては聞こえませんので、タッキー816(FM81.6)を聞いてください。 今すぐ登録してください! (イラスト)LINEのロゴマーク 市民安全LINE @minohcity 登録用QRコード(QRコード) (イラスト)メール 市民安全メール 登録用QRコード(QRコード) ■市民安全メールの便利な活用法 市民安全メールは、知りたい種類の情報だけを受け取ることができます。 □台風・豪雨時の避難など防災情報 □詐欺被害や声かけ事案など防犯情報 □落雷警戒情報 □Citizen Safety Alert Email(英語版の防災情報も配信中!必要なかたは、ここにチェックを入れてください) 登録がお済みでないかたは、ぜひ登録してください。 なお、知りたい種類の情報を変更したいかたは、お手数ですが登録を一旦解除して、再登録いただくと、受け取りの設定ができます。 (イラスト)ツイッターのロゴマーク 市民安全ツイッター @Minoh_Anzen 登録用QRコード(QRコード) 市からのお知らせ(避難情報)とあなたの避難行動を確認してください! ハザードエリア内にお住まいで避難行動が「避難所に避難」のかたは、市からのお知らせ(避難情報)と、避難所へ移動するタイミングを確認しておいてください(右図参照)。 詳しくは防災マップをご覧いただくか、市民安全政策室(電話番号724・6750)へお電話ください。 (表)市からのお知らせ(避難情報)とあなたの避難行動 避難所に避難 お住まいの地域 レッドゾーン 危険度3 ハイリスクエリア(平屋建て) 危険度2(平屋建て) 警戒レベル3(災害の恐れあり) 高齢者等避難 高齢者などは危険な場所から避難 高齢者、障害者及び付き添いのかた、小さな子ども連れのかたなどは避難所に行く。 通常の避難行動ができる人は、避難の準備をする。 警戒レベル4(災害の恐れが高い) 避難指示 全員危険な場所から避難 すぐに避難所に行く。 警戒レベル5(災害発生または切迫) 緊急安全確保 命の危険! 直ちに安全確保 避難所への避難が危険である場合は、高所への移動、近隣の頑丈な建物への退避のほか緊急に安全を確保する行動をとる。 屋内で安全確保 お住まいの地域 ハイリスクエリア(2階建て以上) 危険度2(2階建て以上) イエローゾーン 危険度1 警戒レベル3(災害の恐れあり) 高齢者等避難 外出せず家の中にいる 警戒レベル4(災害の恐れが高い) 避難指示 家の中で、山・ガケから離れた部屋に移動して安全を確保する(2階建て以上の建物の場合は、2階以上に避難) 警戒レベル5(災害発生または切迫) 緊急安全確保 家の中で、山・ガケから離れた部屋に移動して安全を確保する(2階建て以上の建物の場合は、2階以上に避難) お住まいの地域 ハザードエリア外 警戒レベル3(災害の恐れあり) 高齢者等避難 外出せず家の中にいる 警戒レベル4(災害の恐れが高い) 避難指示 外出せず家の中にいる 警戒レベル5(災害発生または切迫) 緊急安全確保 外出せず家の中にいる