心の樹 みんなで心の中にある小さな人権の芽を、箕面の地で大きな樹に育ててほしい…。 〜地域の一員として、ともに暮らし、ともに働く〜 障害のあるかたが、いきいきと働けるまちづくりのために 問い合わせ 障害福祉室 電話番号727・9506ファクス727・3539 公園の花壇管理、リサイクルショップや喫茶店の運営、パン・お弁当の販売、施設の清掃など、私たちの身近では、障害のあるかたがさまざまな仕事をしています。 どのかたも「働きたい」という思いを持ち、人や地域とのつながりを持って仕事をすることに、大きなやりがいを感じています。 今回は、地域で働く障害のあるかた、そして障害のあるかたと一緒に働くスタッフのかたを紹介します。 (写真)リサイクルショップで働く渡辺さんが、お客さんに商品を渡しているようす 勤続24年! 豊能障害者労働センターで活躍中 渡辺健二さん(42歳)(写真) お客さんや、配達先の人に「ありがとう」と言われると、とてもうれしいです。 これからも、頑張って働きたいです! ■仕事内容 食品やカレンダーの配達、リサイクルショップでの販売、伝票整理、経理事務など 仕事仲間から一言 地図を読むのが得意な渡辺さん。 自転車での配達業務のときは、ルートを丁寧に確認して、市内全域をほぼ1人で回っています。 (写真)配達前にエリアマップでルートを確認する渡辺さん ■休日の過ごし方 自宅でゆっくりスポーツ観戦 仕事仲間から一言 最近一人暮らしを始めた渡辺さんは、大のスポーツ好き。 北京冬季オリンピックの開催時は、その話題で持ち切りでした。 一緒に働く田岡ひろみさんに聞きました! (写真)田岡ひろみさん 渡辺さんって、どんな人? 通帳記入や伝票整理などの仕事を読みやすい丁寧な字で仕上げる渡辺さんは、几帳面な性格の持ち主です。 人当たりが良く、配達業務も率先して引き受けていますが、おしゃべり好きなので、仕事中につい話し込んでしまうことも。 そこは、しっかりと注意しています(笑)。 さまざまな仕事をきっちりこなす渡辺さん。 スタッフ一同、頼りにしています。 勤続22年! 障害者事業団で活躍中 岸本和子さん(52歳)(写真) 仕事をしているときに、まちの人からあいさつをしてもらえるとうれしいです。 60歳になるまで働きたいです。 ■仕事内容 市内各公園の花壇管理(花苗の植え付けや水やり、草取りなど) 仕事仲間から一言 岸本さんは、好きな花は?と聞くと「全部」と答えるほどの花好きです。 毎日のように市内の公園を巡り、仕事に取り組んでいます。 (写真)市内の公園で花壇管理の仕事をする岸本さんと松浦さん ■休日の過ごし方 お気に入りの番組をチェックしてテレビ鑑賞 仕事仲間から一言 グループホームで共同生活をしている岸本さん。 普段からテレビ情報誌を買って、お気に入りの番組をチェックしています。 一緒に働く松浦夕紀さんに聞きました! 岸本さんって、どんな人? (写真)松浦夕紀さん 暑い日も寒い日も、弱音を吐かずに黙々と作業するのが岸本さん。 アラームを持参して時間管理を行うなど、自分なりの工夫をして仕事に取り組んでいます。 私が心がけているのはコミュニケーション。 しゃがんでの作業が苦手な岸本さんのために2人で話し合って探した小さなイスは、今では現場に欠かせないアイテムです。 これからも岸本さんと一緒に、熱意を持って仕事に取り組んでいきます。 みのおライフプラザでも障害のあるかたが活躍中! 同プラザ(総合保健福祉センター)には、障害のあるかたが働くリサイクルショップや、喫茶店があります。 また、館内のアトリウムでは、障害のあるかたがパンやお弁当、お菓子を販売しています。 (写真)障害のあるかたがパンを販売しているようす (写真)障害のあるかたが喫茶店で飲み物を提供しているようす ともに働く仲間から、大きな信頼を得ている渡辺さんと岸本さん。 「いつもありがとう」「配達お疲れさま」「暑いけれど頑張って」など、地域のかたからの一言に大きなやりがいを感じ、毎日の仕事に取り組んでいます。 この機会に、身近で働く障害のあるかたのことを知り、もし街で見かけたり、お店の前を通ったりすることがあれば、ぜひ声をかけたり、利用したりしてください! 他にも、市内の各事業所などで障害のあるかたが働いています。 詳しくは市ホームページ(QRコードからアクセス)をご覧ください。 (イラスト)QRコード