経済波及効果は絶大! 北急延伸工事は令和5年度の開業に向けて着実に進行中! 問い合わせ 鉄道延伸室 電話番号724・6907ファクス722・7655 北大阪急行線の延伸工事は、平成28年度に着工し、令和5年度の開業に向けて着実に進行しています。 延伸区間は、千里中央駅から新駅「箕面船場阪大前駅」を越えてCOM1号館付近までが地下構造で、その後、地上に出て高架構造になります。 地下区間では、令和元年9月からシールドマシンによる掘削工事が始動し、掘削が完了したところからレール(軌道)を敷いています。 そして、令和3年10月からは、「箕面船場阪大前駅」以北においてもレール(軌道)を敷く工事が始まりました。 また、高架区間では、橋脚の上に橋桁を架ける工事が令和3年11月に完了し、全ての高架橋がつながりました。 現在は、橋桁上に床版を作る工事や、新駅「箕面萱野駅」のホームを作る工事を進めています。 延伸によって、市から大阪都心部へのダイレクトアクセスが可能になり、緑豊かな住宅都市・箕面に利便性が加わることで、まちの魅力がさらにアップし、高い経済波及効果も期待できます! (写真)北大阪急行延伸線の高架区間 高架区間に架かる橋桁。令和3年11月に、全ての高架橋がつながりました (写真)箕面船場阪大前駅の地下ホーム階 鉄筋コンクリートの構造物がほぼ完成し、軌道工事を行っている箕面船場阪大前駅ホーム階(地下3階) (写真)シールドトンネル内 レール(軌道)の敷設を終え、電気工事が始まっているシールドトンネル内 高い経済波及効果が期待できます! 鉄道の延伸は、交通の利便性を向上させるだけではなく、さまざまな経済波及効果をもたらします。 このたび、改めて整備効果の検証を行ったところ、初期効果は3227億円、年間の効果は614億円となり、当初試算(平成26年2月)を大幅に上回りました。 特に、初期効果は、商業地の資産価値が向上した影響などを受けて、当初試算の約1.5倍となっています。 需要予測 延伸線には、1日約4万5000人が乗降すると見込まれています。 経済波及効果 初期効果 2172億円〈当初試算〉→3227億円 地価上昇効果 903.2億円 鉄道によって交通利便性が上がることなどから、周辺の地価が上昇します。 延伸工事に伴う経済波及効果 新たに雇用される労働者数:約8800人 生み出される経済波及効果:2324億円 工事に伴って雇用が創出されたり、資材などの生産が増加します。 また、雇用された人の所得が消費に充てられることによって、間接的な経済波及効果が生まれます。 年間の効果 578億円/年〈当初試算〉→614億円/年 延伸に伴う駅前整備や周辺の利便性向上により、人口が約4500人、事業所が480所余り増加すると見込んでいます。 商業施設などの売上の増加効果 577億円/年 新駅や沿線で商業施設が増加したり、既存の店舗で新駅利用者が買い物したりすることで、売上が増加します。 駅周辺道路や駅前広場の整備による効果27.7億円/年 駅周辺の道路整備により利便性が向上するほか、イベント会場にもなる駅前広場が整備されることで、利用者が増加します。 など 北大阪急行線の延伸工事について、詳しくは市ホームページ(QRコードからアクセス)をご覧ください。 (イラスト)QRコード