新年あけましておめでとうございます Happy New Year 2022 (イラスト)モミジーヌと干支の寅 箕面市議会議長 川上加津子(写真) 新年明けましておめでとうございます。 皆様方には、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、57年ぶりに東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、さまざまな種目で多くの選手が自らの限界に挑む姿は、世界中にたくさんの希望と感動を与えると同時に、多様性を尊重することの重要性を再認識させてくれました。 その一方で、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は、ワクチン接種が進むものの、次々と発見された変異株の感染拡大もあり、長期間の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、前年に引き続き人々の生活に多大な影響を与えた一年でもありました。 そのような中、コロナ禍に伴う市税収入減少などによる財政悪化に備え、発表された「箕面市新改革プラン」に対して市議会は、改革の柱のうち、公立幼稚園の段階的廃止・公立保育所民営化の拡大に関して、臨時に検討の場を設置して調査・研究を行い、方針転換を求め、市長へ政策提言しました。 今年も市議会には、新型コロナウイルス感染症対策など健康や安全・安心に関する議案などが、多数提出されることと思います。 私たちは市民の代表、また市長との二元代表制の一翼を担う議会として、皆様の健やかな生活のために、議案の慎重審議や市への政策提案など、執行部側と切磋琢磨、連携しながら取り組んでまいります。 コロナ禍という先行き不透明な状況が続くと予測されますが、私たちは議会での議論の充実をはかり、市民の皆様に信頼され、期待される市議会をめざして、全力を傾注してまいりますので、本年もより一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 箕面市長 上島一彦(写真) 新年明けましておめでとうございます。 皆様におかれましては、幸多き新春をお迎えのことと存じます。 市長に就任させていただいてから、早いもので1年4カ月が経過いたしました。 本年も、「身を切る改革の実行」、「住民目線に寄り添ってすぐ動き、日本一親切な市役所」、「みどり豊かで住み続けたい、子育て・教育日本一のまちづくり」の3つの基本政策のもと、市民の皆様にご協力を賜りながら、ゆるぎない信念と行動力で着実な市政運営に取り組んでまいります。 昨年、行財政改革の方針を示す「箕面市新改革プラン」、公立幼稚園・保育所の再編やごみ処理業務の完全委託化などを示す「新箕面市アウトソーシング計画」を策定しました。 民間の優れた技術・知識・経験などを効果的に活用し、さらなる市民満足度の向上をめざしてまいります。 箕面船場阪大前駅周辺では、北大阪急行線延伸に先駆け、大阪大学箕面キャンパスの移転や複合公共施設のオープンなど新しいまちの姿が見えてきました。 箕面萱野駅周辺では、本年、駅舎工事や駅ビル工事も本格的に始まります。 また、教学の森と新稲の森の一体的活用や、市内公園リニューアルにより、みどり豊かな本市の魅力をさらに高めてまいります。 コロナ禍での経済対策では、市内中小企業・小規模事業者や交通事業者、市民の皆様の生活応援としてプレミアム付商品券「小さなお店応援チケット」を実施しました。 今後も、感染対策と社会経済活動の両立が課題になります。 私の座右の銘は、「艱難辛苦(かんなんしんく)、汝(なんじ)を玉(たま)にす」であります。 目の前にある苦労をチャンスと捉え、箕面のさらなる飛躍発展に向けて、全力で取り組んでまいりますので、本年も皆様のより一層の温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。