心の樹 みんなで心の中にある小さな人権の芽を、箕面の地で大きな樹に育ててほしい…。 認知症のかたが安心して暮らせるまちづくりのために 問い合わせ 地域包括ケア室 電話番号727・3548ファクス727・3539 認知症の患者数は、高齢化などにより、全国的に増加しています。 箕面市でも昨年度、多くのかたが認知症と診断され、65歳以上のかたの1割以上(約4000人)が、認知症の影響で日常生活に支障が出ていることが分かりました。 認知症のかたやそのご家族が安心して暮らすためには、多くのかたが正しく認知症を理解することが大切です。 特に、認知症が原因で行方不明になるかたの早期発見と安全確保のためには、地域のみなさんによる見守りが何より重要です。 市内では「認知症サポーター養成講座」が随時開催されています。 まちで不自然なようすの高齢者のかたを見かけたら、迷わず声をかけられるよう、ぜひご参加ください。 ■箕面市の認知症のかたの数(グラフ) 平成27年度 3248人 平成28年度 3271人 平成29年度 3300人 平成30年度 4200人 令和元年度 4825人 4年で約1.4倍に増加! 「認知症サポーター養成講座」に参加して、認知症サポーターになってください! 認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症のかたやその家族を温かく見守る応援者です。 市内では、無料のサポーター養成講座が随時開催されており、受講すれば誰でも認知症サポーターになれます。 認知症のかたの特徴が分かり、声のかけ方を知っていると、まちで不自然なようすの高齢者のかたを見かけたとき、積極的に声をかけることができます。 その一声が命を救うことにもつながります。 ぜひご参加ください。 ※今後の開催日程について、詳しくは地域包括ケア室(電話番号727・3548)へお電話ください。 認知症サポーターなら まちで下記のような不自然なようすの高齢者を見かけたら… ●深夜に1人で歩いている… ●雨なのに傘をさしていない… ●靴を履いていない… ●冬に半袖(夏にコート)を着ている… 認知症のかたかもしれない! (イラスト)認知症サポーターの男性 こんばんは! 今日は涼しいですね。 お散歩ですか? (イラスト)認知症の高齢者の女性 〇〇へ行きたいのだけど… (イラスト)認知症サポーターの男性 そうでしたか。 良ければご一緒しましょうか? (〇〇は反対方向だし、ここから随分離れているぞ…) 無料出張講座を開催します! 地域の集まり(おおむね10人以上)などに講師を派遣し、講座(60から90分程度)を開催します。 テキスト代を含め、全て無料です。 詳しくは地域包括ケア室へお電話ください。 (写真)オレンジリング 受講したかた全員に、サポーターの証「オレンジリング」を進呈します! 講座に参加できないかたも 認知症のかたかな?と思ったら、ぜひ声をかけてください! 認知症のかたは自分から助けを求めるのが苦手です。 まちで不自然なようすの高齢者のかたを見かけたら、次の3つのポイントに気を付けて、ぜひ声をかけてください。 「こんにちは」「こんばんは」など、あいさつから始めると、相手の緊張がほぐれやすくなります。 声かけのポイントは3つの「ない」! 1.驚かせ「ない」!  背後から急に声をかけたりせず、相手の目線に入ってから声をかけましょう。 2.急がせ「ない」!  認知症のかたは急がされることが苦手です。相手の反応を見ながら、余裕を持って会話しましょう。 3.自尊心を傷つけ「ない」!  認知症だからといって何も分からないわけではありません。子どものような扱いはせず、丁寧に声をかけましょう。 (イラスト)不自然なようすの高齢者に声をかける女性 こんにちは! 今日は良い天気ですね。 どちらにお出かけですか? (イラスト)認知症の高齢者の男性 声をかけて、「やっぱり不自然だな」と思ったら、地域包括ケア室(電話番号727・3548)または箕面警察署(電話番号724・1234)へお電話ください! 認知症のかたやそのご家族が、安心して暮らせるまちづくりのために、ぜひご協力ください! ご不明な点があれば、地域包括ケア室(電話番号727・3548)へお電話ください。