災害からあなたと家族を守る 命のパスポート シリーズ121 今月号のもみじだよりと一緒にお配りしました 新・防災マップをご確認ください! 問い合わせ 市民安全政策室 電話番号724・6750ファクス724・6376 最新版(令和3年6月発行保存版)かどうか必ずご確認ください (写真)防災マップ 必ず確認を! 浸水害のハザードエリアが大きく変更されています 今月号のもみじだよりと一緒に、新しい防災マップ(令和3年6月発行保存版)を全戸にお配りしました。 防災マップのハザードエリアは、大阪府が調査を行い指定するもので、前回お配りした防災マップ(令和元年5月版)から、浸水害のハザードエリアが大きく変更されています。 必ず新しい防災マップでハザードエリアを確認し、いざというときの行動として、「避難所に行く」ほうが安全か、「家にいる」ほうが安全かを確認してください。 ※ハザードエリアは、土砂災害または浸水害が発生する恐れのある区域のことです。土砂災害はレッドゾーン・ハイリスクエリア・イエローゾーンに、浸水害は危険度1から3に分類されます。 ※新しい防災マップでは、「1000年に1回」(前回までは「200年に1回」)の大雨を想定して浸水区域が指定されているため、ハザードエリアが大きく変わっています。 防災マップで確認 あなたのお家はどちらが安全? 「避難所に行く」?それとも「家にいる」? 台風や豪雨のとき、ハザードエリアの屋外は、最も危険な場所です。 ハザードエリア内にお住まいの場合、家が安全なら、暴風雨のなか外に出るほうがむしろ危険です。 そこで市では、いざというときの行動として「避難所に避難」または「屋内で安全確保」を呼びかけています。 あなたがとるべき行動は、家の構造と、土砂災害のリスクの程度によって変わりますので、防災マップで必ずハザードエリアを確認してください! 避難所に避難 (イラスト)土砂が押し寄せ、窓ガラスにひびが入っている2階建ての建物 家屋が倒壊する危険があるレッドゾーンでは、2階建て以上でも平屋建てでも家の構造に関わらず避難所に避難しないと危険です! (イラスト)土砂が押し寄せている平屋建ての建物 1階窓から土砂が流れ込む危険があるハイリスクエリアでは、平屋建ての建物の場合は、避難所に避難しないと危険です! ★避難所はお住まいの校区の小学校です(北小校区はメイプルホール、萱野北小校区は第二中学校) 屋内で安全確保 ハイリスクエリア イエローゾーンで、2階建て以上の建物の場合は… (イラスト)2階建ての建物 土砂の高さ 1階窓から土砂が流れ込む(ハイリスクエリア) 2.5メートル 床下まで土砂がくる(イエローゾーン) 0.5メートル (イラスト)2階の部屋の窓から顔を出す犬 2階以上の山・ガケから離れた部屋にいれば安全 外に出ちゃダメ! イエローゾーンで平屋建ての建物の場合は… (イラスト)平屋建ての建物 土砂の高さ 床下まで土砂がくる 0.5メートル (イラスト)平屋建ての部屋の窓から顔を出す犬 山・ガケから離れた部屋にいれば安全 外に出ちゃダメ! あなたの家がある場所の“色”とあなたの避難行動を確認してください 3つのステップでカクニン! 防災マップの見方 STEP1. 新しい防災マップで、ご自宅がある場所の“色”を確認する。 STEP2. ご自宅がある場所の“色”と、家の構造に応じて、とるべき避難行動(「避難所に避難」または「屋内で安全確保」)を確認する。 STEP3. 避難行動が「避難所に避難」だった場合は、市からのお知らせ(避難情報)と、避難所へ移動するタイミングを確認する。 土砂災害 ハザードエリアの例(イラスト) ハザードエリアの屋外は、最も危険な場所です。 あなたの避難行動 レッドゾーン          家屋が倒壊する危険があるエリア          (イラスト)土砂が押し寄せ、窓ガラスにひびが入っている2階建ての建物          避難所に避難          ●暗くなる前に          ●風雨が強くなる前に          避難所に行ってください。 あなたの避難行動 ハイリスクエリア          1階窓から土砂が流れ込む危険があるエリア          平屋建て          (イラスト)平屋建ての建物と高さ2.5メートルの土砂          避難所に避難          ●暗くなる前に          ●風雨が強くなる前に          避難所に行ってください。 あなたの避難行動 ハイリスクエリア          1階窓から土砂が流れ込む危険があるエリア          2階建て以上          (イラスト)2階建ての建物と高さ2.5メートルの土砂          屋内で安全確保          外出せず、2階以上で山・ガケ・川から離れた部屋にいてください。 あなたの避難行動 イエローゾーン          床下まで土砂がくる危険があるエリア          平屋建て          (イラスト)平屋建ての建物と高さ0.5メートルの土砂          屋内で安全確保          外出せず、山・ガケ・川から離れた部屋にいてください。 ※ハザードエリア外にお住まいのかたは、不要不急の外出はせず、家の中にいてください。 浸水害 ハザードエリアの例(イラスト) ハザードエリアの屋外は、最も危険な場所です。 あなたの避難行動 危険度3          2階まで浸水する危険があるエリア          (イラスト)2階建ての建物と深さ3メートル以上の浸水          避難所に避難          ●暗くなる前に          ●風雨が強くなる前に          避難所に行ってください。 あなたの避難行動 危険度2          床上浸水の危険があるエリア          平屋建て          (イラスト)平屋建ての建物と深さ3メートルの浸水          避難所に避難          ●暗くなる前に          ●風雨が強くなる前に          避難所に行ってください。 あなたの避難行動 危険度2          床上浸水の危険があるエリア          2階建て以上          (イラスト)2階建ての建物と深さ3メートルの浸水          屋内で安全確保          外出せず、2階以上で山・ガケ・川から離れた部屋にいてください。 あなたの避難行動 危険度1          床下浸水の危険があるエリア          2階建て以上          (イラスト)2階建ての建物と深さ0.5メートルの浸水          屋内で安全確保          外出せず、山・ガケ・川から離れた部屋にいてください。 ※ハザードエリア外にお住まいのかたは、不要不急の外出はせず、家の中にいてください。 市から「高齢者等避難」が発令されたら… 「避難所に避難」の対象の世帯では ■高齢者・障害者・小さな子ども連れのかたなどは、すぐに避難所に避難してください。 ■通常の避難行動ができるかたは、避難の準備をしてください(「避難指示」の発令で避難を開始)。 ※「屋内で安全確保」の対象のかたも、「ハザードエリア外」にお住まいのかたも避難所へ避難することができます。「一人で家にいると不安」などの理由でも、遠慮なく避難所へお越しください。 ※新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、避難所開設時は、十分にスペースを確保するなどの対策を行います。市民のみなさんも、可能な場合は、ハザードエリア外にお住まいの親戚や、友人のお宅への避難をぜひご検討ください。 5月から避難情報が変わっています 国の法改正を受けて、5月20日(木曜日)から、市から発令する避難情報を変更しています(右図参照)。 これまでの「避難準備・高齢者等避難開始」は「高齢者等避難」に、「避難勧告」と「避難指示(緊急)」は「避難指示」に統一しています。 詳しくは、市民安全政策室(電話番号724・6750)へお電話ください。 警戒レベル 5災害発生または逼迫(ひっぱく) 避難情報等 緊急安全確保(市から発令) とるべき行動 命の危険!直ちに安全確保 〜警戒レベル4までに必ず避難!〜 警戒レベル 4 災害の恐れが高い 避難情報等 避難指示(市から発令) とるべき行動 危険な場所から全員避難 警戒レベル 3災害の恐れあり 避難情報等 高齢者等避難(市から発令) とるべき行動 危険な場所から高齢者などは避難 警戒レベル 2気象状況悪化 避難情報等 大雨・洪水・高潮注意報(気象庁が発表) とるべき行動 自らの避難行動を防災マップで確認 警戒レベル 1今後、気象状況悪化の恐れ 避難情報等 早期注意情報(気象庁が発表) とるべき行動 災害への心構えを高める