シリーズ 市新改革プラン ボリューム.1 「箕面市新改革プラン」の策定を進めています 問い合わせ 行財政改革推進室 電話番号724・6765ファクス723・5581 新型コロナウイルス感染症の影響により、令和3年度には市税収入が約6億円減少するなど、当面は厳しい財政運営となる見通しです。 これを受け、市では徹底した行財政改革プランの検討を進め、昨年12月には「市新改革プラン」の素案を公表し、パブリックコメントを実施しました。 現在、市民のみなさんからのご意見をもとに策定を進めているこのプランは、5つの項目(下記参照)を改革の柱に据え、5億円以上の経費削減をめざすものです。 今回は、プランの概要と、市民説明会などでお寄せいただいた質問の一部を紹介します。 また、改革の柱に据えた5つの項目につきましては、今後毎月、もみじだよりで詳細をお伝えしていきます。 ※「市新改革プラン」は、改革の方向性を定めるものです。具体的な内容や、実施時期などについては、今後さらなる協議を重ねて検討していきます。 ●新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の減少 ●高齢化による社会保障関連経費(扶助費)の増加 令和3年度以降、経常収支比率が100パーセントを超えて赤字になる恐れあり… ↓そこで、徹底した行財政改革プランを検討 「市新改革プラン」の素案を作成 ※現在は、パブリックコメントの結果をもとにプランの策定を進めています。 改革の5つの柱 改革の柱1 新アウトソーシング計画 ごみ収集の委託拡大、就学援助等の受付の委託、公立保育所の民営化拡大、公立幼稚園の廃止 など 改革の柱2 施設の再配置構想 市の出先機関や、商工会議所のグリーンホール跡地への移転 など 改革の柱3 市有財産の活用 大阪大学箕面キャンパス跡地や、老人福祉センター松寿荘跡地などの貸付・売却 改革の柱4 全事業の点検 総合水泳・水遊場の整備休止。新病院の整備・運営形態と船場小学校のあり方 など 改革の柱5 各種団体の見直し メイプル文化財団と国際交流協会の統合、箕面FMまちそだて株式会社と市観光協会の協業 など 改革を通して財源を確保し、「効率的かつ健全な行財政運営」及び「より質の高い市民サービスの提供」を実行 ↓ 目標 ・愛すべきまち「箕面」の次世代への継承 ・持続可能な魅力あるまち「箕面」の実現 子どもたちの未来に負担を先送りしない 昨年12月16日(水曜日)に実施した市民説明会などでは、こんな質問が寄せられました。 【全体について】 Q このプランで、市民サービスが低下することはないの? A 同プランがめざすのは「より質の高い市民サービス」です。  全ての事業を見直し、外部委託などを活用して業務の効率化を進め、市民ニーズに迅速かつ的確に対応できる体制を整えます。  民間企業のノウハウを生かすことで、限られた予算の中でも、より専門的で、質の高いサービスを実現できると考えています。 【改革の柱1について】 Q 公立保育所の民営化や、公立幼稚園の廃止はいつから?  子どもが通園中なので心配です。 A どの保育所・幼稚園を、いつ民営化・廃止するかについては、今後、関係機関と協議を重ねた上で決定します。  現在、通園中または入園手続きが完了しているお子さんがいる場合は、卒園まで通っていただけるよう調整します。 ※稲保育所については、令和5年度以降の民営化を予定しています。 【改革の柱1について】 Q 公立幼稚園を廃止した場合、配慮が必要な子どもの受け入れや、経済的な支援はどうなるの? A 配慮や支援が必要な子どもたちはもちろん、就学前の教育・保育が必要な全ての子どもたちが、民間幼稚園などで安心して教育・保育を受けられるよう取り組んでいきます。 【改革の柱4について】 Q 新病院の整備・運営の見直しとは、市立病院の建て替えをやめるということ?  また、市立病院跡地に、船場小学校を新設する計画はなくなったの? A 市立病院は、COM1号館の跡地へ移転建て替え予定ですが、赤字経営が続き、費用の捻出が困難な状況です。  そこで、移転建て替えを進めるに当たり、新病院の整備・運営をいちから見直します。  船場小学校の整備のあり方は、その上で改めて判断したいと考えています。 「市新改革プラン」について、詳しくは市ホームページ(QRコードからアクセス)をご覧ください。 市民説明会で寄せられた上記以外の質問や、パブリックコメントの結果などについてもご覧いただけます。 (イラスト)QRコード