箕面の教育 箕面の子どもたちの読書活動を応援します! 本が大好きな箕面っ子をめざして 問い合わせ 学校教育室 電話番号724・6761ファクス724・6010       中央図書館 電話番号722・4580ファクス724・9697 小学生の頃に身に付いた「読書習慣」は、中学生になっても身に付いています 全市立小・中学校の児童・生徒を対象に毎年実施している「箕面子どもステップアップ調査」で【1カ月に何冊くらい本を読みますか】という質問について、過去の調査結果をもとに分析を行いました。 その結果、小学生の頃に本をたくさん読んでいる子どもは、約9割が中学生になっても本を読んでいることが分かりました。 また、小学生の頃に全く本を読んでいない子どもは、約6割が中学生になっても全く本を読んでいないという結果も出ています。 (棒グラフ)小学5年生のときの読書習慣に対する、中学1年生の本を読んでいる割合 小学5年生のときに読んでいた本の数 全く読んでいなかった 中学1年生になると 本を読んでいる40.6パーセント 全く本を読んでいない59.4パーセント 小学5年生のときに読んでいた本の数 月1から3冊読んでいた 中学1年生になると 本を読んでいる68.8パーセント 全く本を読んでいない31.2パーセント 小学5年生のときに読んでいた本の数 月5冊以上読んでいた 中学1年生になると 本を読んでいる87.5パーセント 全く本を読んでいない12.5パーセント 「小学5年生のときに月5冊以上本を読んでいた子ども」は約9割が中学生になっても本を読んでいます。 読書は学力を高め、思いやりの心を育てます 学力調査の結果、本を読んでいる箕面の小・中学生の学力は、全く本を読んでいない箕面の小・中学生より高く、さらに全国平均と比べても高いことが分かりました。 また、国の調査でも、中学3年生までに本をよく読んでいた人ほど、大人になって「社会や人のためになる仕事をしたい」「周りの人が幸せだと自分まで幸せになる」と考えることが多いという結果もあります。 (折れ線グラフ)読書と学力の関係 小学生 本を読んでいる箕面の子どもの平均正答率74.4パーセント 全く本を読んでいない箕面の子どもの平均正答率65.6パーセント 全国の平均正答率71.6パーセント 中学1年生 本を読んでいる箕面の子どもの平均正答率68.8パーセント 全く本を読んでいない箕面の子どもの平均正答率58パーセント 全国の平均正答率57.5パーセント 中学2年生 本を読んでいる箕面の子どもの平均正答率64.6パーセント 全く本を読んでいない箕面の子どもの平均正答率54.3パーセント 全国の平均正答率58パーセント 中学3年生 本を読んでいる箕面の子どもの平均正答率72パーセント 全く本を読んでいない箕面の子どもの平均正答率62.9パーセント 全国の平均正答率61.9パーセント できるだけ早い時期に読書習慣を身に付けることが大切です! 市立図書館では おすすめの本を紹介する冊子を作成し、内容をホームページで公開しています! 市立図書館では、子どもの成長に合わせて、おすすめの本を紹介する冊子を作成し、市立図書館や学校で配布するとともに、冊子に掲載している本のリスト(紹介文付き)をホームページで公開しています。 (イラスト)検索バー 箕面 おすすめの本 検索 市立図書館は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため臨時休館していましたが、5月20日(水曜日)から開館しています。 館内では、消毒用アルコールの設置など、感染防止対策を行っていますが、市民のみなさんにも、図書館での滞在を「本を選ぶ・借りる」程度にとどめ、本はご自宅でゆっくり読んでいただきますよう、ご協力をお願いします。 なお、市立図書館では、ホームページ、電話・ファクスで本の予約を受け付けています。 予約した本は、予約コーナーで貸し出しますので、ぜひご活用ください。 ご家庭では 子どもの成長に合わせたご協力をよろしくお願いします! 乳幼児期のお子さんや、小学1・2年生のお子さんがいるご家庭では… 子どもが小さいうちは、常に本が身近にある環境を作ることが大切です。 例えば、パソコンやタブレットで絵本の読み聞かせ動画を一緒に見たり、改めて自宅にある古い絵本の読み聞かせをしてみたり。 小学1・2年生は、字が読めても内容が理解できないことが多いので、子どもが興味を持った本を選んで、読み聞かせをしてあげてください。 ※市立図書館のホームページでは、読み聞かせ動画を公開している出版社のサイトを紹介しています。ぜひご活用ください。 (写真)乳幼児の子どもに、母親が読み聞かせをしているようす 小学3・4年生のお子さんがいるご家庭では… 散歩途中に見つけた植物や昆虫について、ネットで公開されている図鑑で調べてみたり、オンラインショップで子どもが好きなスポーツの本を一緒に探すなど、子どもの体験や興味に合わせて本を選ぶ手助けをしてください。 小学校高学年以上のお子さんがいるご家庭では… 夏目漱石などの名作が無料で読めるサイト「青空文庫」などを利用して、親子で同じ本を読み、感想を話し合ってください。 読書の楽しさを共有することができ、子どもの読書意欲が高まります。 図書館を利用して 本に親しむ機会を増やしてください! 〜お子さんは何冊くらい本を借りていますか?〜 読書習慣を身に付けるためには、本に親しむ機会を増やすことが大切です。 箕面の子どもが1カ月に何冊くらい本を借りているか調べてみると、例えば、小学1・2年生は約13冊でした。 お子さんは何冊くらい本を借りていますか? また、小学1年から4年生で見ると、1週間に1冊以上本を読んでいる子どもの割合は8割を超え、さらに、約4割の子どもが、週5冊以上の本を読んでいることが分かりました。 お子さんは何冊くらい本を読んでいますか? ●箕面の子どもはどれだけ本を借りているの? 1カ月の平均貸出冊数(1人当たり) 市立図書館調べ。小学生以上は学校図書館を含む 未就学児 約7.6冊 小学1・2年生 約13冊 小学3・4年生 約9.2冊 小学5・6年生 約8.1冊 中学生 約3.5冊 ●箕面の子どもは1週間に何冊くらい本を読んでいるの?(棒グラフ) 小学1・2年生 週5冊以上本を読んでいる 41.9パーセント        週1から4冊本を読んでいる 39.6パーセント 小学3・4年生 週5冊以上本を読んでいる 36.3パーセント        週1から4冊本を読んでいる 46.6パーセント 小学5・6年生では、6割以上の子どもが1カ月に2冊以上本を読んでいます。 市立図書館のホームページでは、「おすすめの本を紹介する冊子」に掲載している本のリスト(紹介文付き)をご覧いただけるほか、本の予約もできます。 気になる本をチェックして、図書館でぜひ借りてください!