心の樹 みんなで心の中にある小さな人権の芽を、箕面の地で大きな樹に育ててほしい…。 地域で気軽にできる支援があります! 問い合わせ 障害福祉室 電話番号727・9506ファクス727・3539 障害者を支援する仕事、と聞くと「大変そう…」「難しそう…」といった印象を持つかたも多いのではないでしょうか。 しかし、中には専門知識や技術がなくても、自分の得意なことを生かして、「家の近く」で「空いた時間に少し」といった気軽にできる支援もあります。 今回は、障害のあるかたの生活を支える2つの仕事をご紹介します。 (写真)障害のあるかたの外出に付き添い、ガイドヘルパーが車いすを押しているようす その1 料理を作ったり、話し相手になったり… グループホーム支援スタッフ グループホームは、身体障害・知的障害・精神障害などのあるかたが、支援を受けながら共同生活する場です。 支援スタッフは、料理・洗濯・掃除などのほか、いろいろな相談に乗ったり、介護を行う場合もあります。 ※勤務時間は、短時間から夜勤まで幅広く、仕事内容によっては資格不要です。 家事の経験を生かして、気軽に楽しく働いています! 遠藤禮子さん(58歳) 平成30年10月から、明光ワークス「あいあい・ほくせつ」で活躍中! (写真) ベッドメイクを手伝う遠藤さん(写真右) 始めたきっかけは? 家事の合間にできる仕事を探していたときに、グループホーム支援スタッフの求人を見つけました。 趣味の料理を生かすことができ、短時間から働けて時給が良く、職場も近くて、私にぴったりの条件でした。 仕事内容は? 夕方3から4時間で、食事の準備や後片付け、洗濯や移動の補助など、日常生活のさまざまなお手伝いをしています。 利用者のみなさんと会話しながら、楽しく仕事をしています。 やりがいや楽しさ、また気を付けていることは? 料理や掃除など、いつもの家事を仕事に生かせるのは魅力だと思います。 また、限られた時間の中で、効率的に働けるよう工夫できる楽しさがあります。 障害のあるかたとのコミュニケーションが難しいときもありますが、みなさんが温かく接してくださるので助かっています。 (写真)障害のあるかたの給仕をする遠藤さん 「おいしい料理をいつもありがとう」という声に、この仕事をして良かったと実感しています。 その2 買い物などの外出に同行し、一緒に楽しむ ガイドヘルパー ガイドヘルパー(移動支援従業者)は、障害のあるかたが外出する際に同行し、介護や支援を行う仕事です。 交通機関を利用するときや、車いすの乗降などの補助、周囲の人とのコミュニケーションのサポートなどを行います。 ※介護職員初任者研修、ガイドヘルパーなどの資格が必要です。 利用者のかたの笑顔が増えるよう、積極的に声をかけて楽しく過ごしています! 鈴木耕生さん(34歳) 平成25年4月から、NPO法人箕面市障害者の生活と労働推進協議会で活躍中! 始めたきっかけは? 以前から介護の仕事に興味があり、自営業の傍らにできるガイドヘルパーの資格を取ろうと思ったのがきっかけです。 休みの日に、短期間の講習を受けて資格を取り、現在は月2から3回のペースで仕事をしています。 仕事内容は? 障害のあるかたが安全に外出できるよう付き添い、電車の乗り降りや、料金の支払いなどをサポートしています。 映画を観たり、プールで泳いだり、買い物をするなどして、一緒に楽しく過ごしています。 やりがいや楽しさ、また気を付けていることは? 長い時間を一緒に過ごす中で、少しずつ分かり合えて意思疎通がスムーズになり、利用者のかたの笑顔が増えてくることにやりがいを感じています。 少しでも楽しく過ごしてもらえるよう、積極的に声をかけ、明るい雰囲気づくりを心がけています。 (写真)障害のあるかたに付き添い、駅で切符を買っているようす 一緒に外出して喜んでもらえると、うれしくなります。 いかがでしょうか? 「家の近く」で「空いた時間に少し」といった、気軽に始められる障害者支援は他にもたくさんあります。 障害者支援に興味を持たれたかたは、障害福祉室(電話番号727・9506ファクス727・3539)へお問い合わせください! 市内の障害者事業所をご案内します。