箕面の教育 「いじめゼロ」の実現に向けて 問い合わせ 学校教育室 電話番号724・6761ファクス724・6010 教育委員会は、「いじめゼロ」の実現に向けて、いじめの未然防止と早期発見、早期対応に全力で取り組んでいます。 いじめについてのアンケートや、子ども一人ひとりに対する聞き取り調査を定期的に行っているほか、生活指導、生徒指導の教員を各学校に配置し、専門的に子どもたちに向き合える体制を整えるなど、さまざまな取り組みを進めています。 昨年度に行ったアンケート調査では(小・中学校の全児童・生徒対象) 約5人に1人が「いじめられた」と感じています 「いじめられた」と感じている小・中学生の割合は、昨年と比べて0.4パーセント増加していますが、調査を開始した平成24年と比較すると4.5パーセント減少し、約5人に1人の割合になっています。 特に、小学5・6年生と中学生は大きく減少しています。 しかし、小学5年生だけで見ると、平成28年度から2年連続で割合が上昇しています。 これは、小学5年生のときにスマホを初めて手にすることが多く、SNSでのトラブルなどに過敏に反応しているためと考えられます。 インターネット上のいじめを未然に防ぐため、できるだけ早い時期から、警察によるネットいじめ防止教室や、いじめをテーマにした生徒会学習会などを実施していきます。 また、全体では依然として約5人に1人が「いじめられた」と感じている事実を重く受け止め、今後さらに、いじめの早期発見・早期対応に全力で取り組みます。 (折れ線グラフ)「いじめられた」と感じている小・中学生(全体)の割合 平成24年度 24.3パーセント 平成25年度 17.9パーセント 平成26年度 19.3パーセント 平成27年度 19.1パーセント 平成28年度 19.1パーセント 平成29年度 19.4パーセント 平成30年度 19.8パーセント 平成24年から4.5パーセント減少 (折れ線グラフ)「いじめられた」と感じている小学5・6年生と中学生の割合 小学5年生 平成24年度 25.04パーセント 平成25年度 14.09パーセント 平成26年度 15.01パーセント 平成27年度 11.71パーセント 平成28年度 11.3パーセント 平成29年度 13.2パーセント 平成30年度 13.97パーセント 平成24年の「約4人に1人」から「約7人に1人」に減少                平成28年度からは2年連続で上昇 小学6年生 平成24年度 16.58パーセント 平成25年度 11.24パーセント 平成26年度 10.5パーセント 平成27年度 7.62パーセント 平成28年度 8.1パーセント 平成29年度 9.1パーセント 平成30年度 7.13パーセント 中学1年生 平成24年度 14.38パーセント 平成25年度 12.62パーセント 平成26年度 8.4パーセント 平成27年度 8.3パーセント 平成28年度 6パーセント 平成29年度 5.4パーセント 平成30年度 5.37パーセント 中学2年生 平成24年度 9.65パーセント 平成25年度 6.03パーセント 平成26年度 5.39パーセント 平成27年度 4.09パーセント 平成28年度 5.3パーセント 平成29年度 2.3パーセント 平成30年度 2.99パーセント 中学3年生 平成24年度 6.73パーセント 平成25年度 3.17パーセント 平成26年度 2.82パーセント 平成27年度 1.81パーセント 平成28年度 1.3パーセント 平成29年度 2.6パーセント 平成30年度 1.61パーセント 教育委員会では、いじめをさらに減らすため、早期発見・早期対応に全力で取り組み、「いじめゼロ」の実現をめざします。 いじめについてのアンケートを実施 全市立小・中学校で、年間を通じて無記名アンケートと記名アンケートの両方を行い、いじめの早期発見と早期対応に努めています。 調査時にいじめを訴えている子どもに対しては、担任や生徒指導の教員が繰り返し相談を行うなど、いじめが解決するまで学校全体で取り組みます。 生活指導、生徒指導の教員を配置 生活指導、生徒指導の教員を小学校6校と全市立中学校に配置し、専門的に子どもたちに向き合える体制を作っています。 また、生活指導、生徒指導の教員だけでなく、全教員がいじめに対応できるよう、定期的に研修を実施しています。 いじめ相談週間を設置 全市立中学校で、年に2回以上、担任が子ども一人ひとりから話を聞き、いじめについて話し合う時間を設けています。 メールでの相談もOK! いじめや体罰について誰にも相談できずに悩んでいるなら 子どものための「箕面市いじめ・体罰ホットライン」へ (イラスト)電話 電話番号727・5233 月から金曜日 午前9時から午後5時 ※祝日、12月29日から1月3日を除く (イラスト)メール izimesoudan@mail1.koumusb.net メールはこちらのQRコードから(イラスト)QRコード 市内の小・中学校の児童・生徒から、いじめや体罰に関する相談を、電話やメールで受け付けています 専門家が「心のケア」を行い、相談内容には教育委員会も早期に対応し、責任を持って解決に取り組みます。 保護者からの相談や、地域のかたなどからのいじめや体罰に関する情報も受け付けています。 保護者のみなさんへ 「いじめゼロ」の実現には、ご家庭での協力も不可欠です! 早期発見のためには、ご家庭でも子どものいじめのサインを見逃さないことが大切です。 わずかないじめのサインにも気付くことができる「SOS!いじめチェック」を、ご家庭で学期に1回は確認して、チェックが1つでもあればすぐに「箕面市いじめ・体罰ホットライン」「学校」へ相談してください。 SOS!いじめチェック スマートフォンや携帯電話で… □SNSや電話の着信音(通知音)におびえる □SNSをやけに気にしている □深夜や、人目を避けてSNSや電話をすることが増えている 友達付き合いで… □家に閉じこもりがちになった □不自然(急)な外出が増えている □「転校したい」「部活を辞めたい」と言う □友達からの電話に出ない 表情やそぶりで… □表情が暗い □ため息をつく □よく考えごとをしている □おどおどしている 言動で… □学校や友達のことを話さなくなった □登校したがらない □自分を否定する言葉を言う □感情に波がある □学習意欲が下がった □食欲が無く、黙って食べるようになった 服装・持ち物で… □衣服や持ち物に汚れ、破損がある □お金の使い方が荒くなった □お金の使い道を言わない □持ち物が無くなる