箕面の教育 箕面の学校給食は、箕面の農家のみなさんが支えています! 問い合わせ 学校給食室 電話番号724・6159ファクス722・2466 箕面市では、学校給食の食材に、箕面の農家のみなさんが作った新鮮でおいしい野菜を使い、「地産地消」を進めています。 また、栄養教諭が箕面の野菜を生かした献立を作り、学校給食を通じて、栄養やバランスの良い食事のとり方を教えるとともに、子どもたちが地元の農家のみなさんと触れ合って食の大切さを学べるよう「食育」に取り組んでいます。 毎日の学校給食には、箕面の野菜がこんなに使われています! 全市立小・中学校の学校給食には、毎朝、箕面に住むみなさんの家や通学路から見える田畑から届けられた新鮮でおいしい野菜が調理されて並びます。 令和2年6月に箕面市の中学校の学校給食で使われた野菜 約40パーセントが箕面産野菜 (写真)収穫したばかりのたまねぎを持った農家のかた (写真)収穫したばかりの白ネギを持った農家のかた みなさんの身近にある田畑から毎日届く、新鮮でおいしい野菜を使った献立作り! 例えば…7月17日 夏野菜のカレー(写真) 箕面産野菜はこれ! たまねぎ なす(写真) (写真)子どもたちによる田植え体験のようす 農家のみなさんの協力で農業体験 「食育」の取り組みとして、農業体験を実施しています! 箕面の子どもたちが、箕面の農家のみなさんの協力のもと、田植えや稲刈り、野菜の収穫を体験し、作物を育てる過程や農業の大変さを知ることで、農家のみなさんへの感謝の気持ちを学びます。 毎日の学校給食は、多くの子どもが一緒に食べられる「低アレルゲン献立」です! 全国の学校給食では、子どもに食物アレルギーがある場合、その原因となる食物を除いた「除去おかず」を提供するなどの対応をしていますが、本人に正しく配膳されなかったり、おかわりしたときに誤って通常のおかずを食べてしまうなどの問題が発生しています。 そこで箕面市では、昨年1月から、全ての学校給食を「低アレルゲン献立」にしています。 食物アレルギーの原因となる食物をできる限り使用せず、1人でも多くの子どもが同じ給食を食べられる献立にすることで、誤配や誤食を防ぎます。 箕面の学校給食の調理に使用しない食物 卵、牛乳、小麦、えび、かに、そば、落花生など ※多くの子どもに共通するアレルギー食物を選定しています。 献立の一例 サクっとジューシー!いわしのトマトソース(写真) お肉と野菜がギュッと詰まったシャキシャキれんこんハンバーグ(写真) 米粉のパン粉を使ったいわしのオーブン焼き、つなぎにジャガイモのでんぷんを使ったハンバーグなど、栄養士が工夫を凝らした献立は子どもたちから「おいしい!」と大好評。 採れたての箕面産野菜をふんだんに使っており、栄養バランスはもちろん、味にも自信があります。 実際、おかずを残す割合(残食率)は、「低アレルゲン献立」の開始前に比べて低くなっています! 保護者の約9割が「おいしい」と回答! 昨年3月に開催した「低アレルゲン献立給食試食会」では、試食後のアンケートで、参加した保護者(143人)の約9割が「おいしい」と回答しました。 試食会アンケート結果(円グラフ) おいしい 120人 ふつう 16人 おいしくない 1人 ※無回答の6人を除く。 ご家庭でも、毎日の食事にもっと野菜を取り入れてください! 子どもの「食生活」の乱れは、私たち大人の責任です。 一度身に付いた「食生活」は、一生変えることができず、生涯にわたって健康に悪影響を及ぼします。 特に野菜不足が続くと、子どもの成長に欠かせないビタミンやミネラルを十分に摂ることができなくなり、集中力や免疫力の低下にもつながります。 全国ワースト2!大阪府民の野菜不足は危機的状況に… 大阪府は、1日の野菜摂取量が47都道府県中46位と最低レベルで、危機的状況にあります(「平成28年国民健康・栄養調査」より)。 野菜不足が続くと、子どもの骨や筋肉の形成が妨げられるほか、自律神経が乱れて勉強に集中できなくなったり、免疫力が低下して病気になりやすくなります。 さらに、野菜不足は、生涯にわたって健康に悪影響を及ぼし、生活習慣病などのリスクを高めます。 実際、野菜摂取量が日本一の長野県は、75歳未満のがん死亡率が全国で一番低いのに対し、大阪府のがんの死亡率は全国ワースト8位という結果が出ています。 【1日の野菜摂取量】(棒グラフ) 長野県 343グラム 大阪府 238グラム 野菜摂取目標量 350グラム ※国では、1日の野菜摂取目標量を350グラムと定めています。 学校給食だけでは、子どもが摂取できる野菜の量は限られています。 子どもの健やかな成長のために、毎日の食事にもっと野菜を取り入れてください! 毎日のごはんのおかずにぜひ! ご家庭に箕面産野菜をどうぞ! 箕面産野菜を買うことは、新鮮で安心・安全な野菜を食べられるだけでなく、箕面の田畑を守ることにもつながります。 毎日のごはんのおかずに、ぜひ箕面産野菜を!! ■市内4カ所で朝市が開催されています。 ●箕面中央朝市(JA大阪北部農産物直売所) ●箕面駅前ふれあいプラザ朝市 ●石丸ヘルシーファーム朝市 ●止々呂美ふれあい朝市 開催日や場所など、詳しくは市ホームページ(QRコードからアクセス)をご覧ください。 (イラスト)QRコード ※市では、ご家庭の食生活の中で「食育」を実践できるよう、毎日の食事に野菜をたっぷり取り入れる、朝ご飯を毎日しっかり食べるなど、「箕面市の食育3つのアクション」の取り組みを進めています。詳しくは25ページをご覧ください。