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箕面市は、食と放射能に関する問題の全国的な広がりに伴い、給食で使用する食材に対する保護者の関心が高いことから、公立の小学校・保育所で使用する給食食材の放射性物質のサンプリング検査を実施することとしました。
箕面市では、従来から地産地消を原則として豊能地区産・大阪府産・近畿産の優先順位で給食食材を調達してきました。
改めて給食の安全性を確保し、保護者に安心していただくため、生産地や生産者による検査、大阪府による流通食品の検査に加えて、本市においても給食に使用する食材について、放射性物質の検査を実施します。
箕面市では、従来から地産地消を原則として豊能地区、大阪府、近畿の優先順位で給食食材を調達してきました。
一方、全国に流通している食品等は、生産・出荷サイドによる放射性物質の検査に加え、都道府県によるダブルチェックも実施されています。
箕面市は、こうした状況に加えて、子どもたちに提供している学校給食の食材について、自らも放射性物質のチェックを実施することができれば、更なる安心安全の体制が構築できると考えています。市民の安心のため、子どもの笑顔のために、給食の安全確保に取り組みます。
なお、該当地域の生産物が安全であったことを公表することにより、風評被害の抑止にもつながると考えています。
(1)検査対象
給食に使用する肉類、魚介類、青果物などを対象に
(2)検査項目
[放射性ヨウ素]及び[放射性セシウム(セシウム134及び137)]
消費者庁が独立行政法人国民生活センターを通じて実施する放射性物質検査機器の貸与を申請し、活用します。
検査機器の整備ができるまでの間は、民間検査機関等での検査を実施します。
(1)当面の民間検査機関等での検査
翌週に使用を予定している給食食材について、事前に検査対象となる食材を購入し、サンプリング検査を実施します。
検査の結果、国が示す暫定基準値を超えるおそれが出た場合は、当面の間、安全な代替食材に変更する、メニューの変更を行う、又は生産地を変更するなどの対応を行います。
(2)放射性物質検査機器の貸与後
給食実施当日、検査対象となる食材についてサンプリング検査を実施します。
検査の結果、国が示す暫定基準値を超えるおそれが出た場合は、当該食材を使用したメニューの提供を中止します。また、翌週以降に使用を予定している場合は、安全な代替食材に変更し、メニューの変更を行う。又は生産地を変更するなどの対応を行います。
平成23年(2011年)10月11日から実施
検査結果が判明次第、市ホームページで公表します。
給食使用食材の産地については、平成23年(2011年)10月11日から市ホームページで随時公表します。
独立行政法人国民生活センターを通じて貸与される放射性物質検査機器の内容等
報道資料PDF版
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