更新日:2010年5月6日
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箕面市では、4月1日から公用車の一部を環境に優しい「カーシェアリング」に転換し、市民との共用を始めました。 これらカーシェアリング車両は、軽自動車やハイブリッドのワンボックスカーのほか、車いすのまま乗降できる福祉車両もあり、市民のみなさんも簡単な会員登録手続きで気軽に利用できます。
市では、5カ年計画ですべての公用車をカーシェアリングに切り替え、環境負荷の軽減と公用車の管理経費削減との両立を図るとともに、自家用車に頼らなくてよいまちづくりを進める一環として、市民にもカーシェアリングの利用を積極的にPRしていきます。
市は、4月1日からカーシェアリング事業者に公用車駐車場5台分を提供し、法人会員となっています。5台のうち3台は、平日昼間(午前8時から午後6時)は市の公用車として利用し、それ以外の時間と他の2台は、市民が必要なときにご利用いただけます。
市の公用車駐車場に止めてある5台のカーシェアリング車両を利用するには、市が法人会員となっている「ウインド・カー北摂」に会員登録し、入会金等の支払いが必要となります。
また、一度の会員登録で、箕面市内の市役所のほか5カ所のカーシェアリング・ステーションも利用できるため、とても便利です。
なお、実際の利用にあたっては電話やインターネットにより簡単に予約できます。
※ウインド・カー北摂
電話072-725-6300
URL: http://windcar.jp/hokusetsu/index.html
市は公用車の駐車場を事業者に貸し出すだけで、カーシェアリングの運営はすべて事業者が行うことから、5年後の全車完全導入時には、公用車を保有する場合に比べて年間約130万円の経費削減がはかれます。
市役所が保有する公用車の利用は、ほとんどが平日昼間であるため、休日や平日夜間の時間帯に市民が使用することで、車両の有効活用がはかれ同時に市民の利便性も高められます。
※ 現在の箕面市の公用車稼働率:約25%
カーシェアリング車両には、小型車両やミニバンなど数種類の車種があるため、車を持っているかたも持たないかたも、その日の用途に合わせて便利に利用できます。
また、福祉車両も導入しますので、車いす利用の家族との外出時などに新たな交通手段が提供できます。
市では、平成22年度から5年間で23台の全ての公用車をカーシェアリングによる運用に転換し、市民のみなさんと公用車を共有するとともに、今後、保育所などの出先機関でも同様のシステムの導入を検討して、対象区域の拡大を進めていくことで、市内でのカーシェアリングを推進していきます。
ちなみに将来、カーシェアリングを箕面市民の1%程度のかたが利用された場合、年間で約1960トンのCO2が削減(森林約150ヘクタール相当が1年間に吸収する量に相当)されると試算されています。
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