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外来種は、もともとその地域にいなかったのに人の活動によってその地域に入ってきた生物です。
外来種が新しい地域で繁殖することにより、その地域の自然のバランスが保てなくなり、生態系を崩してしまいます。
そのほか毒を持つ外来種による人体への影響や、農林水産物を捕食することなどで、農林水産業にも影響を及ぼします。
外来種の被害を予防するために、次の三原則をご理解いただき適切な対応をお願いいたします。
1.入れない(影響を及ぼすかもしれない外来種を入れない)
2.捨てない(外来種を捨てない)
3.広げない(野外にすでにいる外来種を他地域に広げない)
外来種問題を考える(環境省ホームページ)( 外部サイトへリンク )
環境省提供
最近、市内で「ナルトサワギク」という植物が生育しています。ナルトサワギクは、1年を通して1円玉くらいの大きさの黄色い花を咲かせ、ふわふわの綿毛がついた種を飛ばします。繁殖力が非常に強く、草食動物に対して有毒な植物です。
ナルトサワギク(環境省ホームページ)( 外部サイトへリンク )
庭などにはえているのを見つけたら、ご自身で駆除をお願いいたします。
ナルトサワギクを根本から引き抜き、飛び散らないようにビニール袋等に入れ、密閉した状態で日当たりのよい場所等に数日間置き、草が枯れたり腐ったりしてからゴミ収集にだしてください。
生きている状態で、移動・運搬することは外来生物法で禁止されています。
○特定外来生物とは
生態系等に係る被害を及ぼし、又は及ぼすおそれがあるものとして、外来生物法によって規定された外来生物です。生きているものに限られ、卵、種子、器官などを含みます。同法で規定する「外来生物」は、海外からわが国に導入されることにより、その本来の生息地又は生育地の外に存することとなる生物を指します。
「アメリカオニアザミ」という植物も市内各地で生育しています。
アメリカオニアザミ(国立環境研究所)( 外部サイトへリンク )
敷地内で見かけた場合は、スコップ等で周辺の土ごと掘り返して処分してください。
花が咲いているときに駆除した場合は、飛び散らないようにビニール袋等に入れ、密閉した状態で日当たりのよい場所等に数日間置き、草が枯れたり腐ったりしてからゴミ収集にだしてください。
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