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第9回箕面市新文化ホール整備審議会結果報告
日時、場所、参加者など
- 日時:平成30年(2018年)3月2日(金曜日)午前10時から
- 場所:箕面市立中央生涯学習センター3階講座室
- 出席者:委員8名、事務局9名、(株式会社)キョードーファクトリーより3名
- 傍聴者:1名
内容
開会、前回の振り返り
資料1により、前回の振り返りを確認。
PFI事業の進捗状況について
資料2、参考資料により説明。
今後のスケジュールについて
資料3により説明。
意見交換
資料2、資料3、参考資料に基づき、意見交換を行った。
- 小ホールがどのようになっているのか、音楽(生音)や演劇いずれにも使い易い仕様になっているか、ピアノ庫は2台置いても出し入れがスムーズにできる広さがあるのか、その他トイレやコンセントの数など、気になる点についての質問や、これまで審議してきた新文化ホールの要求水準に基づく意見が出された。今後、基本設計等で上記の内容など、要求水準書に示した意見が反映されているかどうかを確認したのち、新文化ホールの運営・メイプルホールとの連携について意見交換を行い、とりまとめを行っていくこととなった。
その他、次のような意見があった。
- 演じる側に選ばれる施設にするためには、使い勝手が良くなければならないので、おしゃれな施設にしようとして使い勝手が悪くならないよう、使う人の視点を常に持っておいたほうがよい。一方で、鑑賞する側にとっては、もう一度足を運びたくなるような経験が重要なので、見た目のデザインが魅力的であることももちろん重要である。
- ホールだけでなく、周辺も含めた一体的な施設として、使い勝手の良い施設、文化芸術の盛んなまちを作るために、市を含めそれぞれを管理する事業者がきちんと話し合って、役割分担もしっかり決めて進めてほしい。
- リハーサル室は、外から中の様子が見える計画になっているが、本番公演以外の団体が使う場合もあるし、使用者が着替えをすることもあるので、見えなくする工夫(カーテンなど)をしたほうがよい。
- 参考資料のパースにあるように、ホワイエで演奏などができる提案になっているのが非常に評価できる。ACコンセントが近くにある、ピアノや椅子などをスムーズに運び込める動線になっている、などの配慮があれば、この提案の実現性が高まる。
- 楽屋周辺の動線が非常に重要である。楽屋口から入ってからのさまざまな行動や興業中の人の往来などを考えると、楽屋ロビーとして使うスペースは提案の図面の位置では使いにくいかも知れない。
- 出待ち・入り待ちができるかどうかという点は、鑑賞する側(ときには演じる側)にとって、ホールを選択する際の重要な条件になりうるので、安全面や駐輪台数とのバランスを考えながら出待ち・入り待ちスペースを確保できるとよい。
- ホールのすぐそばにホテルがないので、複数の演者が車で来ることを想定して、楽屋口付近に数台の車を停められるスペースがあるとよい。
- 駅からホールまでの行き帰り、出待ち・入り待ち、そういうプロセスを含めた一連の体験が鑑賞機会を言えるので、ホールの中だけでなく周辺・デッキも、歩きたくなるような魅力的な空間になるよう工夫して欲しい。
- 使える備品を置かないとせっかく購入しても使ってもらえず、プロから評価されないホールになってしまう。備品については要求水準書を作るときに細部まで議論をしていないので、ちゃんと活用されるよう、予算や要求水準の許す範囲でコスト配分の見直しを行うことも考えたほうがよい。
- 近隣のホールで知り合いがトイレの個室に30分以上閉じ込められた事案があり、そこには非常用の外部への連絡装置がなかった。トイレの個室には外部への連絡装置があったほうがよい。
- 久留米市で行われたある公演では、市のバックアップでまちをあげて大々的に広報や先行販売を行い成功した。市のバックアップがあれば大きな公演も呼びやすいし、ホールとしての一体感も生まれる。箕面市先行販売をすれば話題性も高まる。市の持ち物のホールなので、是非バックアップ体制の充実を検討してほしい。
- メイプルホールとの連携については、まず新文化ホールの運営管理予定事業者とメイプル文化財団との間ですり合わせをしていただき、それが市民にとってどうなのかという視点で、審議会の場で意見交換をしていきたい。
その他、閉会
次回の審議会について
- 平成30年度に入り、5~6月頃の開催を予定している。改めて日程調整をお願いする。
資料

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