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箕面市の小中学校では、平成17年度から、生徒指導専任教員(授業を一切受け持たず生徒指導に専従する担当教員)を配置しています。
これは、市が経費の全額を負担する授業支援教員を独自に追加配置することで実現している仕組みです。
この結果、安定した学習環境の確保に大きな役割を果たすとともに、不登校生徒数が国・府平均と比べ大幅に減少し、ピーク時から半減していることが分かりました。
箕面市では、小中学校の生徒指導の一層の推進・充実をはかるため、平成17年度から、授業を一切受け持たず生徒指導に専従する担当教員を各校に配置する体制を構築してきました。
これは、箕面市独自の授業支援教員(「生徒指導担当者授業支援員」)を全額市の負担により小中学校に追加配置し、教科を受け持たせることにより、生徒指導に専従する担当教員を捻出しているものです。
今回、不登校生徒数の推移を検証した結果、不登校生徒数が国・府平均と比べ大幅に減少し、ピーク時から半減する効果が出ていることが分かりました。
中学校:7校(全校)小学校:児童数600人以上の6校(13校中)
年度 |
配置校 |
予算額 (箕面市単独負担) |
|
---|---|---|---|
中学校 |
小学校 |
||
平成17年度 |
4校 |
4校 |
25,833千円 |
平成18年度 |
4校 |
4校 |
25,833千円 |
平成19年度 |
4校 |
5校 |
29,189千円 |
平成20年度 |
5校 |
5校 |
30,971千円 |
平成21年度 |
7校 |
6校 |
40,452千円 |
学力向上の前提となる安定した学習環境の確保に大きな役割を果たしています。
授業中、朝の時間(登校指導など)、休み時間など子どもたちの様子を見ることで、登校をしぶりがちな子どもや課題を有する子どもに、早期に対応したことで、子どもの生活リズムが好転し、遅刻や欠席が減少した
校区の小・中学校が連携を進めることで、支援が必要な子どもの対応を教職員が情報共有でき、子どもが円滑な学校生活を送れるようになった
担任とともに家庭訪問することで、保護者の思いを受け止め、保護者自身が学校の対応に今まで以上に安心感を持たれてきた |
報道資料PDF版
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