ここから本文です。
箕面市では、11月13日(日曜日)午後2時から、箕面市立メイプルホール大ホールで、箕面市内の小・中学校の児童・生徒たちの運営により「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の授賞式を行います。
授賞式には、絵本賞受賞作家のいわいとしおさん、作品賞受賞作品の翻訳家である食野雅子(めしのまさこ)さんが出席し、子どもたちが手作りしたオスカー像が贈られます。また、作品賞受賞作家のメアリー・ポープ・オズボーンさんには、ビデオレターにて出演していただいています。
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、平成22年の「国民読書年」を契機に、子どもたちの読書意欲を高めるために昨年度新たに創設した賞で、市内の小・中学校の子どもたちの投票結果により、各部門の受賞作品が決定しました。
授賞式後には順次、受賞作家のいわいとしおさんや、ノミネート作品に選ばれた作家などの各学校へのオーサービジット(作家などの学校訪問)を予定しています。
箕面市では、平成4年から市立小・中学校に専任の学校図書館司書の配置を始め、平成10年には全小・中学校への配置を完了し、全国に先駆けて子どもたちの読書活動を推進してきました。
箕面市では、平成22年の「国民読書年」を契機に、読書活動のさらなる推進をはかり、子どもたちの読書意欲を高めることを目的として昨年新たに「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」を創設しました。
この賞は、「子どもたちから支持されている本を、子どもたち自身が選ぶ」という全国でも珍しい取り組みです。
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の授賞式は、司会進行からオスカー像の贈呈まで、全て箕面市内の小・中学校の児童・生徒たちが自ら運営します。
授賞式では、受賞された作家のかたへ作品を読んだ感想と受賞のお祝いを書いた手紙を手渡します。また、会場にいる子どもたちと、ビデオレターで出演していただく受賞作家が質問のやりとりをして、その場で実際にインタビューをしているように見せる面白い取り組みが行われます。
授賞式の目玉であるオスカー像は、市内の中学生がデザイン・制作しています。
昨年の受賞作家の発表の様子
昨年の受賞作家のスピーチ
絵本賞 |
作品賞 |
いわいとしおさんには、「これまでになかった絵本をつくる~『100かいだてのいえ』のひみつ」と題して講演をしていただきます。
「恐竜の谷の大冒険」の作者であるメアリー・ポープ・オズボーンさんは、ビデオレターを作成し、その中で作品賞受賞の喜びの言葉や子どもたちへのメッセージなどを話してくださいました。そのビデオレターは授賞式で上映します。
子どもたちが夏休みを利用して読んだノミネート本を対象に、9月に各小・中学校で投票を行った結果、下記3部門の受賞作品が決定しました。
絵本賞 |
作品賞 |
ヤングアダルト作品賞 |
|
||
いわいとしお(偕成社) |
メアリー・ポープ・オズボーン |
有川浩(幻冬舎) |
報道資料PDF版
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください