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箕面市では、東日本大震災において被災自治体の行政機能が甚大な被害を受け、災害対応に大きな支障が出たことを教訓に、市だけでなく、数多くの市民、関係機関等と共に防災改革を進めてきました。
市では昨年度から、阪神・淡路大震災が起きた1月17日に大規模地震の発生を想定した全市一斉総合防災訓練を毎年実施することとしており、昨年に引き続き2回目となる訓練を平成26年1月17日(金曜日)に行います。
定期的な訓練により、防災体制を検証して見直しにつなげるサイクルを作り上げるとともに、職員はもとより全市民の防災意識の高揚を図ることをめざします。
箕面市では昨年度から、阪神・淡路大震災が起きた1月17日に、毎年、曜日にかかわらず全市一斉総合防災訓練を実施することとしています。
災害は、何曜日に起きるかわかりません。曜日によって、家族や地域の状況が大きく変わりますので、いろいろな曜日に防災訓練をしておくことが、いざというとき命を守る行動につながります。
今年も、昨年に引き続き2回目となる訓練を1月17日(金曜日)に行います。
特に平日の昼間は、若い世代が働きに行っており、地域には高齢者、女性、小さい子どもが残っているだけという状況であり、この時間帯の発災に対して何をすべきか、誰もが考えておくことが重要です。
平成26年1月17日(金曜日)午前10時~正午
震度6強の地震を想定し、さまざまな場所で、それぞれの立場、状況に応じた訓練を行います。
下表に挙げたほかにも、自治会などで自主的に訓練を行っていただくことも歓迎しており、避難所までの避難ルートを実際に歩いてみる訓練を実施される自治会もあります。
場所 |
参加する人 |
訓練の内容(例) |
---|---|---|
各ご家庭 |
全市民 |
「3日間もちこたえる」備蓄品の確認 家族の集合場所、連絡手段の確認 |
それぞれの地域 |
自治会に加入している人 |
ご近所同士の安否確認の訓練(注1) 地区防災委員会への安否情報の報告 |
避難所(14の学校) |
地区防災委員会の役員 (注2) |
避難所への役員の参集訓練 避難所の開設手順の確認 自治会からの安否報告の受付 |
小・中学校、 保育所、幼稚園 |
子どもたちと職員 |
子どもたちの避難訓練 保護者への地震時対応の確認 |
市役所、公共施設 |
来庁者と職員 |
来庁・来館者の避難訓練 |
市災害対策本部 |
職員 |
本部運営訓練(図上訓練、関係機関との情報伝達訓練) |
関係機関、関係団体 |
職員など |
市災害対策本部との情報伝達訓練 (市社会福祉協議会では)災害ボランティアセンターの開設訓練 (箕面FMでは)市災害対策本部での情報収集訓練 |
箕面市では、大規模地震の発災直後の安否確認を自治会単位(マンション管理組合などの地域コミュニティを含む)で行うこととしており、各自治会で安否確認のしくみづくりに取り組んでいただいています。
小学校区単位で結成していただいている住民防災組織で、平常時には各種団体の代表者や自治会長などで情報共有を行い、いざ大規模地震の際には、避難者や地域住民を組織して、避難所ごとに作成されている避難所運営マニュアルに基づき、避難所運営や在宅被災者への支援などを行います。
箕面市では、「黄色いハンカチ作戦」へのご協力をお願いしています。災害時に家にいる家族が全員無事だったら、黄色いハンカチ(大きく目立つ黄色い布)を自宅の玄関先に掲げてもらいます。これにより、安否が一目でわかり、自治会などでの安否確認が迅速に進みます。
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