平成23年度へ向けた事前(政策)評価調書
政 策 主 管 部
総務部・財政経営課
記 入 年 月 日
平成22年06月09日
政 策 名
01 みんなで健康づくりを進め、信頼できる地域医療をつくります
1.政策の内容と位置づけ
(1)総合計画に位置づけ
られた基本計画
・市民、地縁団体、NPO、事業者などが自ら健康づくり活動を実施するとともに、乳幼児から高齢者までのライフステージに応じた総合的な健康づくりの取組を推進します。・誰もが必要な医療サービスを安心して受けられるように医療体制を整えるとともに、地域の医療機関が相互に医療機能の分化・連携(病病連携・病診連携・診診連携など)を図り、切れ目のない医療を提供します。・市立病院の経営基盤を確立し、将来にわたって地域の中核病院としての役割を担い、質の高い医療を提供します。
(2)政策の内容
@市民主体の健康づくりを進めます。 A信頼できる地域医療体制を確立します。 B市立病院の経営改善と質の高い医療の提供を図ります。
(3)政策の優先度
成 果 指 標
成 果 指 標
2.政策目標と成果指標
(1)対象(誰に対して
政策を行うのか)
市民、事業者
(2)意図
(どのようにしたいのか)
・市民やNPOなどによる健康づくり活動を促進します。・みのおライフプラザを拠点として、母子・成人・高齢期の保健事業を推進します。・総合的な健康づくりの情報提供や啓発活動を推進します。・地域の医療機関の連携を図るなど、地域医療体制を確立します。・市立病院の救急総合診療部を充実するなど、救急医療体制を確保します。・市立病院の経営の改善を図るとともに、質の高い医療サービスの提供に努めます。
(3)成果指標
(政策目的の達成状況)
成果指標名
成果指標の説明
目標設定の根拠
自分が健康であると感じる市民の割合 市民★★★ 事業者★☆☆ 行政★★☆
主観的健康感が高い人ほど生存率が高いという科学的根拠が示されている。
主観的健康感が高い人ほど生存率が高いという科学的根拠が示されていることから、その割合を指標とし、健康増進に努める。前後期で2%ずつ増加することを目標とし、最終目標値を81%とする。
健康診査を年1回受けている市民の割合 市民★★★ 事業者★★★ 行政★★★
市民意識の向上をはかる指標として定期的に健康診査を受診している市民の割合
市民一人ひとりが健康に関心を持ち、自ら健康管理や健康づくりに取り組むことが、市民主体の健康づくりには欠かせない。市民意識の向上をはかる指標として定期的に健康診査を受診している市民の割合を設定し、前後期で2%ずつ増加することを目標とし、最終目標値を75%とする。
かかりつけ医を持っている市民の割合 市民★★★ 事業者★★★ 行政★★★
市民一人ひとりが日頃から安心して相談のできる医療機関を持っている割合
医療の役割分担による診療機能の充実など、地域医療体制の充実をはかる指標として、市民一人ひとりが日頃から安心して相談のできる医療機関を持っている割合を設定し、最終目標値を7%増の75%とする。
市立病院の救急医療に関する不満足度 市民★★☆ 事業者★☆☆ 行政★★★
市立病院の救急外来について不満に感じている市民の割合
自治体病院として幅広い市民に満足していただける医療を提供するため、不満足と思われる要素を取り除き、サービスレベルの底上げを図ることを目標として、市立病院の救急外来について不満に感じている市民の割合を指標に設定する。最終目標値を2.5%減の17%とする。
市立病院の外来患者紹介率 市民★★★ 事業者★★★ 行政★★★
初診患者のうち紹介患者と救急車搬送数の割合
地域の医療機関などとの連携を深めることが、地域医療体制の確立と安定した医療提供体制の整備につながることから、初診患者のうち紹介患者と救急車搬送数の割合を指標に設定する。最終目標値を10%増の50%とする。
市立病院の経常収支比率 市民 ★☆☆ 事業者★☆☆ 行政★★★
経常収益/経常費用×100で算出し、企業会計では数値が高くなるほど経営状態が良いことを表している。
市立病院の経営の改善を図ることが、医療の質とサービスの向上につながることから、経常収支の黒字化をめざし、指標に設定する。「箕面市立病院改革プラン」に基づき、最終目標値を101.2%とする。経常収益/経常費用×100で算出し、企業会計では数値が高くなるほど経営状態が良いことを表している。
(4)成果指標の目標値と推移
成果指標名
単位
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
目標値
(平成27年度)
自分が健康であると感じる市民の割合 市民★★★ 事業者★☆☆ 行政★★☆
%
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79
健康診査を年1回受けている市民の割合 市民★★★ 事業者★★★ 行政★★★
%
――
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73
かかりつけ医を持っている市民の割合 市民★★★ 事業者★★★ 行政★★★
%
――
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――
――
72
市立病院の救急医療に関する不満足度 市民★★☆ 事業者★☆☆ 行政★★★
%
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――
18
市立病院の外来患者紹介率 市民★★★ 事業者★★★ 行政★★★
%
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47
市立病院の経常収支比率 市民 ★☆☆ 事業者★☆☆ 行政★★★
%
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98.8
3.政策をとりまく環境の変化
平成22年度までの変化
わが国の平均寿命は、公衆衛生の向上や医療技術の進歩により、世界最高の水準に達しています。しかしながら、一方で、がん、生活習慣病、心の病などが増加し、社会的な問題となっています。そこで、生涯を通じて心身ともに健康で暮らすとともに、より豊かで活力ある社会を築くために、市民自らが日常的な健康管理や健康づくりに取り組むことがますます大切になっています。市民一人ひとりが「自分の健康は自分で守る」ことを基本に、健康づくりを支援する地域活動の推進や生活習慣病、心の病の早期発見・早期治療のための健診体制の整備など、乳幼児から高齢者までのライフステージに応じた総合的な健康づくりの取組のさらなる充実が課題となっています。 また、医療供給体制については、大病院と中小病院、診療所の機能分担が十分ではなく、大病院へ患者が集中するなど、地域医療システムの再構築が求められています。
平成23年度以降に予想される変化・課題
4.政策の達成度の整理と改革の考え方
(1)目標に対する達成状況
(2)政策の成果に貢献している施策、課題のある施策
(3)政策の改善・改革の考え方
5.平成27年度までの要求額の見通し・平成23年度の特別な事情
5.平成27年度までの要求額の見通し・平成23年度の特別な事情
6.政策を構成する施策情報
単位:千円
政策を構成する施策
政策を構成する施策名
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
1
01010100 市民主体の健康づくりを進めます
3,351,721
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――
2
01010200 信頼できる地域医療体制を確立します
177,731
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3
01010300 市立病院の経営改善と質の高い医療の提供を図ります
679,815
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合 計
4,209,267
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