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更新日:2014年10月21日

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ガソリンの安全な貯蔵・取扱い

ガソリンは自動車や発電機の燃料として用いられ、私たちの生活を快適にする便利なものですが、その保管・取扱い方法を誤れば火災や爆発を及ぼす可能性があります。

ガソリンの特性

  • 引火点が-40℃程度と低く、常温であっても気化しやすいため、簡単に引火・爆発を起こします。
  • 気体になったガソリンは空気より重いため、地面に沿って広範囲に広がります。
  • 静電気がたまりやすく、運搬中や燃料を補給する際に発生した静電気により生じた火花で火災が起こる危険があります。

貯蔵・取扱い時の注意事項

ガソリンを取り扱っている周囲で、火気や火花を発する機械器具などを使用しないでください。

  • ガソリンの貯蔵や取扱いは火気や高温部から十分な距離を取り、直射日光の当たらない風通し、換気のいい場所で行いましょう。
  • ガソリンの貯蔵は金属製容器を用いるとともに、容器は地面において、静電気がたまることを防ぎましょう。
  • 容器からガソリンの蒸気が流出しないように、しっかり密閉しましょう。
  • 金属製容器でガソリンを取り扱う際には、フタを開ける前に圧力調整弁の操作を行うなど取扱説明書の操作方法に従って、こぼれ・あふれを起こさないよう細心の注意を払いましょう。特に夏場はガソリンの温度が上がり、容器内で蒸発したガソリンの圧力により吹きこぼしが起こる可能性があります。
  • こぼしてしまった時には少量であっても取り除き、同時に周囲での火気使用を中止して付近への立入りを制限しましょう。
  • 衣服や体に付着してしまった時には、直ちに衣服を脱いで大量の水と石けんで洗い流しましょう。
  • ガソリンを燃料とする機器は取扱説明書をよく確認し、安全上の留意事項を厳守し、特にエンジン稼働中の給油は絶対に行わないようにしましょう!
  • 貯蔵・取扱い時には消火器を準備しましょう。

ガソリンを大量に貯蔵しないでください

消防法で、市町村長などが許可をした施設以外でガソリン200リットル以上の貯蔵又は取扱うことは禁止されています。また、一般家庭において届出なくガソリンを貯蔵できる最大数量は40リットル未満です。この40リットルを超える数量を貯蔵する場合は、火災予防条例による貯蔵場所などの制限を受けるとともに、あらかじめ消防機関への届出が必要になります。

なお、40リットル未満であっても、箕面市火災予防条例の基準に従って、貯蔵又は取扱ってください。

 

ガソリンを灯油用のプラスチック容器で保管しないでください

灯油用プラスチック容器にガソリンを入れると、可燃性蒸気により容器内の圧力上昇で容器が破裂したり、静電気によって可燃性蒸気へ引火する危険性があります。ガソリンは必ず消防法令で定められた基準をクリアしている容器(金属製など)で保管してください。

「ガソリンなどの容器詰め替え及び運搬について!!」へ

セルフスタンドで、自分でガソリンを容器に詰め替えて購入することはできません

セルフスタンドにおいて顧客自ら行える行為は、顧客用固定給油設備(ガソリン・軽油)を使用して自動車などの燃料タンクへ直接給油すること、顧客用固定注油設備(灯油・軽油)を使用して容器に詰め替えることと定められています。

なお、従業員によるガソリンなどの容器への詰め替え行為は指定数量の範囲内で認められています。

※軽油用の顧客用固定注油設備は、箕面市内のセルフスタンドにはありません。

「セルフスタンドの安全利用について」へ

四匹の消防ねずみ

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:消防本部予防室 

箕面市箕面5-11-19

電話番号:072-724-9995

ファックス番号:072-724-3999

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