更新日:2018年10月25日

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基本構想第2章第3節1

第3節 まちづくりにおける主要な課題

本市は、これまで比較的豊かな財政状況のもと、三次の総合計画に基づき特性を生かしたまちづくりを進め、市街地における都市基盤の整備、地域での市民の活動拠点の整備、保健・医療・福祉などの行政サービスの充実を図ってきました。しかし、地方財政の急激な悪化による厳しい局面を迎えています。

少子高齢化の進行、国際化や情報化の進展と産業構造の変化、地球的規模での環境問題の深刻化など、本市を取り巻く社会経済情勢は様々な分野で変化し、市民ニーズも多様化・高度化しています。さらに、社会の成熟化と個性尊重の時代の中で、まちにも個性や魅力が問われるようになっています。

こうした社会の変化と本市固有の課題をふまえながら、第三次箕面市総合計画に基づく取り組みを評価し、にぎわいの創出や豊かな自然と共生する個性的で魅力あるまちづくりを進めていく必要があります。

1.少子化と高齢化

本格的な少子高齢社会の到来を背景に、国において社会保障構造の改革が進められています。こうした将来社会を展望し、本市では、全市民層を対象とした保健・医療・福祉サービスの総合施設みのおライフプラザを開設するなど、各種施策を推進してきました。今後、本市の高齢化は急速に進行し、少子化傾向も続いていくことが予測されます。基礎的な社会保障や女性・高齢者等に対する雇用環境の整備は国の役割とし、本市においては地域の実状に応じたきめ細かな施策の展開が課題となっています。

特に、本市が安定的な発展を続けるためには、次世代を育てることを地域全体の課題とし、多様な保育サービスの充実を図るとともに、個性を伸ばす教育の展開や子どもが豊かな人間関係のもとで成長するための仕組みの再構築など、少子化社会に対応した総合的な子育て環境・教育環境の整備を進めていく必要があります。

また、自立支援や介護を必要とされる市民のために、保健・医療・福祉分野で質の高いサービスを効率よく提供し、幅広い情報をもとに利用者がサービスを選択できるよう、NPO*を含めた民間事業者や行政が適切な役割分担を図りながら、多元的なサービス供給体制を確立する必要があります。

さらに、豊かな長寿社会を実現するために、高齢者の持つ豊かな経験と能力を生かした様々な地域活動や就労に対する支援、生涯を通じて学習やスポーツができる環境を整備するなど、高齢社会に対応した施策の展開が必要とされます。

 

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