更新日:2018年10月25日

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部門別計画3-2-1

第1節 情報の活用

1.動向と課題

近年の情報通信処理技術の進展は非常に目覚ましく、今後もマルチメディア*がますます発展を遂げながら普及し、人々の生活様式を大きく変えていくことが予測されます。

本市においては、1986年(昭和61年)に制定した箕面市公文書公開条例により行政情報の公開を規定し、1990年(平成2年)には箕面市個人情報保護条例により市民の基本的人権の擁護を目的とした個人情報の保護について定めました。

市民に対するまちづくりに関する情報提供としては、主に広報紙もみじだよりの発行と新聞紙などへの情報提供活動(パブリシティ活動)により行っていました。そのなかで、1995年度(平成7年度)にタッキー816(みのおFM)が開局し、ラジオを使った行政情報の提供も開始しました。今後は、さらに様々な情報媒体を使って、情報を的確により早く市民に伝える必要があります。

しかし一方では、情報機器の活用能力や手段の有無などによって、新たな情報格差を生み出しているとの指摘もあり、多様な情報伝達手段の整備充実に取り組む必要があります。また、マルチメディアによる情報交換が進展しても、顔の見える情報交換、人のぬくもりが伝わる交流の大切さに変わりはありません。

これら多様な情報の提供・運用手段の課題を認識したうえで、世界中の人々と情報交換ができる高度情報化のメリットを活用することで、市民の生活がより豊かになるような活用しやすい地域の情報化を進めることが課題となっています。

2.基本方針

  • 市民と行政の協働を進めていくために、マルチメディアを積極的に活用し、情報を適切に分かりやすく市民に提供します。
  • インターネットのホームページを充実し、双方向の情報伝達を促進することによって、市民と市民、市民と行政のネットワークづくりを進めます。
  • 地域にある既存の施設に情報通信機器を整備し、各種情報を受発信できる拠点として活用するなど、効率的で効果的な地域の情報化を進めます。

3. 施策の体系

  • (1)行政情報の提供
  • (2)地域情報化の推進

4. 施策の内容

(1)行政情報の提供

広報紙の充実と広報体制の整備

  • 市民に親しまれ、読みやすい広報紙づくりに努めます。また、市民の意見を随時採り入れるとともに、企画・編集段階からの市民参加を促進しながら市民が自ら行っている活動などを広く市民に伝える市民発行の広報紙づくりについても検討します。

さまざまなメディアの活用

  • 民間のケーブルテレビ・コミュニティ放送・インターネットのホームページなどを活用し、複数の手段による情報提供を推進します。
  • 情報格差が生まれないよう、手法・体制の整備に取り組みます。

(2)地域情報化の推進

  • インターネットなどを利用した情報交流が新たなコミュニティの形成や市民参加の充実に結びつくことを視野に入れ、情報通信基盤の整備・活用や既存施設を利用した地域の情報核づくりを推進します。
  • コミュニティ放送とケーブルテレビ等、多様な情報媒体間で情報の共有化を図るなど、広域連携を視野に入れた効率的で効果的な情報化の方策を検討します。
  • コミュニティ放送やインターネット等、複数の情報媒体を利用し、生涯学習情報などの市民にとって身近で役立つ情報を提供します。
  • 多様な就業形態を可能にするSOHO*等によって、まちに活力を生み、ゆとりある生活スタイルを獲得できるような地域の情報化を推進します。

【関連計画】箕面市地域情報化計画(今後策定予定)

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よくあるご質問

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所属課室:総務部財政経営室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6708

ファックス番号:072-723-2096

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