更新日:2018年10月25日

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部門別計画1-3-3

第3節交通安全の確保

1.動向と課題

本市における交通事故の3割が国道171号に集中し、また、死亡事故の大半についても国道で発生していることから、国道の安全施設の整備を図ることが急務となっています。

交通安全教育として、子どもから高齢者まで各種交通安全講習を実施していますが、高齢者の事故とそれに伴う死亡比率が増加する傾向にあるため、交通事故の減少に向けて継続した交通安全施策の推進を図ることが必要とされます。

歩行者の交通安全策の基本は歩車分離ですが、本市の歩道の設置状況は都市計画道路と大規模開発地以外には少ない状況にあります。このため今後は、歩道・自転車道等の整備促進を図り、安全性の高い道路網を確保する必要があり、特に、既成市街地における歩道整備が課題となっています。

2. 基本方針

  • 人命尊重を第一に、交通事故がもたらす大きな社会的・経済的損失をも考慮しつつ、社会情勢の変化に対応した交通安全施策を推進します。

3. 施策の体系

  • (1) 交通安全施策の推進
  • (2) 交通安全教育の推進
  • (3) 救急・救助体制の整備

4. 施策の内容

(1)交通安全施策の推進

  • 交通事故の減少を図るため、幅員の広い歩道やスロープの整備、歩道の段差の切り下げなど歩行者空間の整備を推進します。
  • 視覚障害者誘導ブロック、音響信号機等の設置を推進するとともに、高齢者・子ども・障害者等に優しいノンステップバス等の導入を促進します。
  • 交通事故の多発地点やその周辺地域の交差点改良、道路照明の設置等により事故の減少を図ります。
  • 交通事故の誘発要因となっている不法・迷惑駐車を排除し、安全なまちづくりを進めます。

(2)交通安全教育の推進

  • 子どもから高齢者に至るまでの年齢に応じた体系的な交通安全教育の推進を図るため、参加体験型の講習会、親と子が一緒に学べる講習会等を積極的に開催します。また、家庭・学校・職場・地域が一体となった交通安全教育を推進していきます。

(3)救急・救助体制の整備

  • 交通事故による負傷者の救命を図り、被害を最小限に止めるため、迅速な医療機関への搬送と、救急現場や搬送途上等において適切な処置が講じられる体制づくりに努めます。

【関連計画】

  • 箕面市交通施設整備基本計画(進行中)
  • 箕面市都市計画マスタープラン(進行中)

 

 

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よくあるご質問

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所属課室:総務部財政経営室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6708

ファックス番号:072-723-2096

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