箕面市 > くらし・環境 > ごみ・リサイクル > ごみ減量施策の推進(各種計画・審議会など) > 経済的手法導入によるごみ減量の効果について
更新日:2021年2月18日
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ごみを減量し、資源として再利用しようということが盛んに言われていますが、なぜそうしなければならないのでしょうか。
豊かな生活に慣れ、ともすれば目の前の便利さに流されがちになりますが、今、大きな視点で見直してみることも必要なのではないでしょうか。
燃えるごみの原則無料制は、一定以上のごみ排出に対して経済的な負担を設定することで、ごみ減量への意識付けを行う「経済的手法」として導入されたものです。
「ごみをいくら出してもタダ」よりも、「減らせばお金がかからない」ほうが、みんなが工夫してごみを減らそうという気持ちになっていただけます。また、がんばった分負担が少なくてすむほうがより公平です。
ごみの減量は、市民のみなさんひとりひとりの意識がとても大切です。燃えるごみの原則無料制をひとつのきっかけに、リサイクルできるものは分別へ、捨てずにすむものをもう一度見直していただくなど、ごみ減量への意識を高めていただくことがもっとも大切なのです。
指定ごみ袋の価格には、ふつうの商品とは異なり、ごみ処理経費の一部(処理にかかる経費の半分またはそれ以下の金額)が含まれています。
つまり、指定ごみ袋を購入することで、「一般廃棄物処理手数料」をお支払いしていただいているのです。
ただし、燃えるごみ専用袋は世帯人数に応じた枚数を換算して、一定枚数を無料配布(原則無料)していますので、その中で収まるようにごみを減らしていただくと、燃えるごみは無料で排出できる制度になっています。
燃えるごみの排出経費を近隣自治体と比較してみると
近隣自治体での燃えるごみの排出にかかる年間経費を3人世帯で試算してみると、以下のグラフのとおりとなります。
箕面市は、3,600リットル分まで無料のため、一般的な家庭の平均的な排出量なら、燃えるごみ排出に費用はかかりません。
近隣市のごみ有料制は?
「お店で並んで売られている近隣市のごみ袋と比べて、箕面市のごみ袋は高い!」と思われたことはありませんか?
箕面市と近隣市では、異なる制度を導入しています。
箕面市では燃えるごみ専用袋は一定枚数無料(原則無料)で配布していますが、近隣市では、指定ごみ袋の無料配布はなく1枚目から有料で購入します。無料配布の範囲内で収めることができれば、箕面市にお住まいされているかたのほうが負担が少ないこととなります。
箕面市民1人1日あたりの家庭系ごみ排出量の推移は以下のグラフとなります。
平成15年10月の燃えるごみ専用袋の無料配布制度見直しを機に、確実に減量が進み、平成28年度は、平成14年度の75.4%まで減っています。
制度の見直しによるごみ減量効果が出ている証拠です。
燃えるごみ専用袋の無料配布枚数は、有料化前の市民一人あたりのごみ排出量から1割の減量を目指した量に設定しています。
重さで表すと
ひとり一日たまご1個分
「ごみの減量」には、主に次のふたつの方法があります。
排出抑制
ごみそのものを出さないようにする
(例)
買い物にはマイバッグを持参し、レジ袋や過剰包装を断る
長く使えるものを購入し、すぐに捨てない。要らなくなったときはリサイクルショップなどに売る。
食べ物は余分に買わない、料理は適量だけ作って余らせない。
資源化
出てしまったごみは資源化する
(例)
新聞、雑誌、古布などは、集団回収に出す
ペットボトル、びん、かんは分別して出す。
牛乳パックや白色トレーは、スーパーマーケットの店頭回収に持って行く
※牛乳パックは集団回収にも出せます。
できることからはじめましょう
ごみを出さないくらし・ごみをつくらないまちみのお
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