更新日:2018年10月25日

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第4回市民会議議事概要

「勉強会&年間活動イメージの検討(2)」

日時:平成19年8月22日(水曜日) 午後2時から6時まで

場所:市役所第三別館 4階大会議室

出席者:講演 市民22人(欠席15人)、サポートスタッフ17人、事務局8人、コンサルタント2人
会議 市民17人(欠席20人)、サポートスタッフ16人、事務局8人、コンサルタント2人

1. 講演会

阿部昌樹さん(大阪市立大学大学院法学研究科教授)によるご講演「総合計画の果たす役割と市民会議に期待すること」の内容はご講演の配布資料をご覧ください。

2.前回のふりかえりとグループ討議の進め方

第3回の議事概要(修正案)については内容を確定し、後日、市のホームページに掲載することとなりました

第3回に引き続いて年間活動イメージを検討することとなった経過について、ふりかえりを行うとともに、グループ討議の進め方について説明がありました

3.グループ討議

第3回と同様のグループ分けで、年間活動イメージの検討が行われました

4.各グループからの発表と意見交換

各グループからの発表の後、全体で意見交換を行いました。意見交換により、「全体会議において、第四次総合計画の検証(進捗状況、課題など)、今後の社会経済情勢の見通し、提言書のイメージなどについて共有理解を深めたうえで、テーマ別分科会の活動を行うべきである」という方向性が共有され、第5回市民会議において第四次総合計画の検証を行っていくこととなりました。また、検証の具体的な方法として、『「第四次箕面市総合計画 第3期実施計画」をベースとして検証を行ってはどうか』という提案があり、第5回市民会議までに意見・質問を出し合うこととなりました

(各グループからの発表)

[Dグループ]

  • 提言書のイメージについて、大事なことに絞り込んで提言するという方向性と、総合計画の市民案(基本構想および基本計画に相当)を作成するという2つの方向性がある。また、提言書とあわせて、第五次総合計画の策定方法について提案を行うという意見もある。
  • 全体会議の進め方については、まず、今後、人口、財政、福祉などがどのような方向性となるのかについて、その見通しを行政に説明してもらうことが必要。また、第四次総合計画がどのように進んでいるのか、よく検証して議論することが必要。その後、9月から10月に分科会の活動の方向性を決め、10月から3月にかけて、各分科会からの報告に基づいて全体会で意見交換を行い、中間報告をまとめる。
  • 分科会の進め方については、例えば、福祉であれば市内でいろいろと取り組んでいるグループがあるので、そういうグループのご意見を聞いて検討していってはどうか。また、分科会のメンバー編成においては、日程調整のしやすさを考慮したほうがよいと思われる。もう少し基本的な議論を重ねてから分科会を設定してはどうか。

[Cグループ]

  • 全体会の進め方については、9月中に全体会の進め方や提言書のイメージを検討し、早いうちに分科会に分かれてはどうか。
  • 分科会の進め方としては、10月頃にアンケート調査を行い、11月、12月でアンケート調査の結果を分析して、各分科会で再度議論を深めてはどうか。1月から2月にアンケート結果をもとに提言書案を作成し、公開して意見を求め、3月に提言書をまとめる。分科会の数については、2から4ぐらいと考えている。

[Bグループ]

  • 全体会議の進め方については、次の総合計画を考える前に、第四次総合計画を総括し、できたことやできなかった課題を明確にすることが必要という意見が多かった。行政から総括的な資料を提示していただきたい。開発事業などの検証においては、現場を見学し、抱えている問題点などを明らかにすることも必要。また、市民の意見を聞く前に、箕面市が抱える課題について市民会議(全体会議)の中でブレーンストーミングをしてはどうか。
  • 分科会の設置時期については、全体会議で共通認識をもった後ということで、具体的な時期は決まっていない。分科会の開催回数、開催頻度については、最低週1回は開催しようという意見や、分科会ごとに必要に応じて開催するなどの意見があった。分科会の構成・分け方については、入りたい部会に入る、複数の部会に入っても良いなどの意見が出された。分科会の人数についても、人数は多い方がよいという意見と、1人部会も可能とするという意見があった。部会のテーマによって、参加人数にはある程度ばらつきがでると思われる。
  • 市民意見の集約方法については、分科会でまとめた提案をもとに、子ども、大人、学生、高齢者など対象に、顔がみえるかたち(フェースtoフェース)で、地域に出かけていって直接意見が聞きたいと考えている。
  • 提言書のイメージについては共有できていないことが多い。総合計画の案に近いものが作成できればどうかと考えている。その際、行政側の意見ともマッチングできたものが作成できればよい。

[Aグループ]

  • 全体会議の進め方については、今、何が課題かということについて、行政から情報提供してもらい、全体会議で早めに共有したい。また、10年後の箕面市の見通し(人口、財政、社会情勢など)について全体会議で共有しないと、分科会がばらばらになってしまう。また、行政からサービスを受けるという市民感覚より、市民が何ができるかという協働をどうしていくのかということも全体で検討したい。
  • 提言書のイメージについては、基本構想・基本計画・実施計画の3段階のうち、基本構想・基本計画レベルのものをつくりたい。
  • 市民意見の集約については、分科会で取り組むことになると思われる。どういう手法で取り組むのかということについては分科会でも議論できると思われる。
  • 分科会の分け方については、さまざまな意見がでている。

(共有されたこと)

  • 全体会議において、第四次総合計画の検証(進捗状況、課題など)、今後の社会経済情勢の見通し、提言書のイメージなどについて共有理解を深めたうえで、テーマ別分科会の活動を行う。

(意見交換)

  • 第四次総合計画の総括は、分科会に分かれて行うのではなく、全体で行うべきである。今の問題点は何かということを把握しないと、これからのまちづくりの方向性は検討できない。市民会議のメンバーで共通認識ができるように行政から情報提供してほしい。
  • 第四次総合計画の検証については分科会でなく全体ですべき。詳細なことまでは必要ないが、計画通りに進んでいること、そうでないことなどについて共通認識が必要。どのような問題があるのか、全員が共有すべきことについて情報提供してほしい。
  • 第四次総合計画の検証方法としては、例えば、第3期の実施計画を活用することが考えられる。第3期実施計画には第2期までの取組経過と、第3期で取り組む施策が記述されている。メンバー全員がそれを読んで、質問・意見を出し合ってはどうか。
  • 白紙から議論するのではなく、第四次総合計画を下敷きとして活用し、現在の課題について検討すればよい。
  • 市の統計書を活用すれば、実施計画にかかわるデータの推移が分かることもある。統計書を有効に活用すれば議論が深まると思われる。

(共有されたこと)

  • 第四次総合計画の検証の方法として、「第四次箕面市総合計画 第3期実施計画」をベースにして、質問・意見を出し合う。

最後にアドバイザーの阿部さんからコメントをいただきました

  • 非常に健全な議論がされていると思う。現在の総合計画を検証するということは大事なこと。とりわけ重要なのは失敗から学ぶということ。大風呂敷を広げたためできなかったこと、きちんと検討したのにできなかったことなどが検証のポイントになるのではないか。なぜ、実現できなかったのかということをきちんとみていくことにより過去から学ぶことができる。学ぶ素材はいっぱいある。成功事例を真似るということも、要領よく良いものを作る定石だと思う。失敗も成功も見極めた上で先に進んでいただければと思う。

5.次回日程、プログラムの検討

第5回市民会議を、9月4日(火曜日)午後1時30分から開催し、第四次総合計画の検証を行うこととなりました

3月までの全体会議の開催日程について、再度説明がありました

(今後の開催日程)

  • 第5回市民会議 9月4日(火曜日)午後1時30分から4時30分まで
  • 第6回市民会議 9月26日(水曜日)午後6時30分から9時まで

個別勉強会の日程については、事務局において調整中であることが報告されました

最後に、「ふりかえりシート」に記入いただき、第4回の市民会議を閉会しました

 

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