更新日:2017年7月10日

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第2章 箕面市の概要

1.人口

(1) 人口・高齢化率の推移

箕面市の人口は平成8年をピークに減少傾向にあり、平成13年には121,250人となっている。一方、65歳以上の高齢者人口は増加し続けており、平成13年には17,699人となっている。この結果、高齢化率は上昇し続けており、平成13年には14.6%となっている。

また、人口動態をみると、平成8年以降、社会動態では転出者数が転入者数を上回る転出超過の傾向が続いている。一方、自然動態では、高齢化にともなう死亡者数の増加とともに、出生者数の減少が続いており、少子・高齢化が進行していることがうかがえる。

(2) 年齢別人口及び障害者の状況

平成2年と平成13年の年代別人口の比較を行うと、50歳代以上の各年代で人口が増加しているのに対し30歳未満では全ての年代で人口が減少しており、高齢者の増加とともに若年者の減少により急速に高齢化が進行していることがうかがえる。

一方、身体障害者手帳等や療育手帳の所持者数は、増加傾向を示しており、平成13年には各々2,802人(総人口の2.31%)、516人(総人口の0.43%)となっている。

さらに、地域別に高齢者数をみると、箕面や百楽荘、桜、桜井、桜ヶ丘といった阪急電鉄箕面線沿線の高齢化率が高いほか、老人福祉施設が立地する白島で高齢化率が高くなっている。また、身体障害者数についても、市域の東部では2.0%未満の地域が多くみられるのに対し、阪急電鉄箕面線が通る市域の西部の各地域では2.0%以上と身体障害者人口比率が高くなっている。

2.公共施設及び交通機関の状況

(1) 公共施設の分布状況

公共施設の分布状況をみると、箕面地域及び西小路地域には、市役所をはじめとする市の中枢施設や教育文化施設の集積がみられる。一方、地域単位の公共施設をみると、西部では瀬川地域、中央部では萱野地域、東部では粟生間谷西地域で多く集積している。また、萱野地区には、総合保健福祉センターや介護老人施設、市立病院、医療保健センター等により構成されるみのおライフプラザが立地している。

(2) 公共交通機関の状況

箕面市には、阪急電鉄箕面線及び阪急バスが通っている。

阪急電鉄箕面線は市内に「箕面」「牧落」「桜井」の3駅が立地している。各駅とも1日あたりの乗降客数が5,000人以上であり、交通バリアフリー法に定められる「特定旅客施設」となっている。

阪急バスは市内に10路線が通っており、箕面市全域で1日あたり31,097人(平成14年度調査)の乗降客数がある。このうち市内を循環する「箕面市内線」及び市域の東部と「北大阪急行千里中央駅(豊中市)」及び「阪急電鉄千里線北千里駅(吹田市)」を結ぶ「粟生団地線」で乗降客数が多くみられ、粟生団地バスターミナルでは1日あたり2,039人の乗降客数がある。

(3) その他の交通機関の状況

箕面市には、公共交通機関以外に、公共施設への送迎を目的として、市内の各地域と公共施設14箇所を結ぶ箕面市公共施設巡回福祉バスが6路線通っている。

 

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