■事業費と負担割合
箕面市が負担する事業費の財源は、北大阪急行南北線延伸整備基金（北急貯金）とボートレース事業の収益金のみで賄っています。
市はこの財源ルールを条例（箕面市財政運営基本条例）に定め、守り続けています。
市負担分の財源について、これまでは令和32年度までに確保できる見込みでしたが、ボートレース事業の収益増加により、令和5年度には全額確保できることとなりました。

事業費の874億円のうち、国が382億円（地方と同額）、箕面市が282億円、大阪府が100億円（上限）、鉄道事業者が110億円（採算確保額）を負担します。
箕面市の負担想定額282億円を「北急貯金」とボートレース事業収益金のみで賄います。

（棒グラフ）ボートレース事業収益金の推移
ボートレース事業収益金が、延伸事業を開始した平成26年から毎年6億円だった場合、財源を全額確保できるのは令和32年度でした。
平成26年から平成30年度　6億円
令和元年度　6億円　プラス16億円　計22億円
令和2年度　6億円　プラス29億円　計35億円
令和3年度　6億円　プラス54億円　計60億円
令和4年度　6億円　プラス30億円　計36億円
令和5年度　6億円　プラス37億円　計43億円
ボートレース事業収益金が増加したことにより、令和5年度に財源を全額確保。
財源の全額確保が27年分短縮！繰り上げ償還により利子負担も最大約1億6000万円削減。


■年間614億円。高い経済波及効果！
延伸線は、1日に約45,000人が乗降すると予想されています。
（箕面萱野駅の利用者約14,000人、箕面船場阪大前駅の利用者約8,500人で、乗降人数は駅利用者の2倍（往復分）で算出（鉄道事業者の需要予測による）。）
また、さまざまな、経済波及効果も期待できます。

初期効果は、3227億円（地価上昇額と工事に伴う経済波及効果）
年間の効果は、614億円/年（商業施設の売上増、税収増など）


■延伸線の運行主体と整備体制

（計画断面図）千里中央駅から箕面萱野駅区間
電車の運行は、北大阪急行電鉄株式会社が行います。
千里中央駅から箕面船場阪大前駅は北大阪急行電鉄株式会社が整備します。
箕面船場阪大前駅から箕面萱野駅のコンクリート構造物や駅舎などは箕面市が整備します。
レールや駅内装などは北大阪急行電鉄株式会社が整備します。


■北大阪急行線延伸推進会議（構成メンバー）※令和5年11月現在
構成員は、箕面市、箕面商工会議所、大阪北部農業協同組合、大阪船場繊維卸商団地協同組合です。
顧問は、地元選出府議会議員、市議会（議長・副議長・交通対策特別委員会委員長・同副委員長）です。
オブザーバーは、大阪府です。
支援団体は、豊能町、能勢町、川西市、丹波篠山市、猪名川町、亀岡市、南丹市、京丹波町です。
賛助会員は、稲西自治会、小野原自治連合会、宮崎自治会、若宮自治会、神楽自治会、岩戸自治会、大西自治会、日の丸自治会、大東自治会、日の出自治会、奥自治会、川合自治会、中村自治会、
山之口自治会、粟生新家自治会、粟生外院自治会、北浦自治会、芝自治会、今宮自治会、西宿自治会、今宮南自治会、如意谷第２自治会、箕面如意谷住宅自治会、
今宮東自治会、白島自治会、石丸自治会、唐池公園地区自治会、今宮コミュニティクラブ、箕面東自治会、メゾン箕面青松園前自治会、西小路第三自治会、坊島泉自治会、新生自治会、
坊島自治会、上止々呂美自治会、船場西地区連合自治会、西宿二丁目自治会、(一社)箕面青年会議所、箕面ライオンズクラブ、箕面船場ライオンズクラブ、箕面ロータリークラブ、
箕面千里中央ロータリークラブ、箕面ＦＭまちそだて(株)、箕面市観光協会、(公財)箕面市メイプル文化財団、(公財)箕面市国際交流協会、(一社)大阪府宅地建物取引業協会北摂支部、
箕面測量設計協会、箕面都市開発(株)、緑遊新都心(株)、東急不動産(株)、ウィル包装(株)、大和ハウス工業(株)北摂支店、弘伸商事(株)、(株)シュウロウライフ、近畿セイビ(株)、
マスダエーセイ(株)、箕楽会、（一社）箕面市建設業協会、箕面市管工事業協同組合、箕面船場まちづくり協議会、大阪大学外国語学部、聖母被昇天学院、大阪青山大学、梅花女子大学、
関西大倉中学校・高等学校、追手門学院、早稲田摂陵中学校・高等学校です。

お問い合わせ
北大阪急行線延伸推進会議（事務局：箕面市 地域創造部 鉄道延伸室）
郵便番号562-0003　大阪府箕面市西小路4丁目6番1号
電話番号072-723-2121（代表）　ファクス072-722-7655